シンガポール最大発行数の週刊日本語フリーペーパー

オリジナルGINを作れるNEW SPOT BRASS LION DISTILLERY

ライオンの銅像が佇む印象的なエントランス。
「何のお店?」ずっと気になっていたその場所は、実はGINの醸造所だと判明。
シンガポールで収穫されたハーブやスパイスの中から自分の好きなフレーバーを選び、オリジナルのGINを作ることができる「GIN SCHOOL」や、ゆっくりくつろげるBarも併設。中心地の喧騒から離れた場所にオープンしたクリエイティブ空間は、「こんなところがシンガポールにあったとは」と、思わず嬉しくなってしまうほどユニーク。会社帰りや休日にフレッシュなGINを作り、味わってみてはいかがでしょうか?

エントランスに飾られたライオンの銅像は、ドイツの銅細工職人によって特別にカスタムメイドされたもの。「店名がBRASS LION。シンガポールの象徴はライオンだし、これは私たちのビジネスのお守りでもあります」

外観を見ただけでは何のお店なのかわからないのもイイ感じ。

才能豊かな女性オーナーが6年の世界旅行を経て辿り着いた味

「シンガポールで、シンガポールならではのGINを作りたいと思いました」と、オーナーのジェイミー・Kさん。スピリッツの世界への最初の進出は、クラーク・キーの有名な『Chupitos Shots Bar』のオープンからスタート。その後、Jalan Klapaに出店した『The Beast southern kitchen+bourbon bar』も人気店に。その後、6年間に渡る世界旅行に出発。様々な国の蒸留所で蒸留の芸術と科学を学び『BRASS LION DISTILLERY』をオープンした。
「ポートランドからサウスカロライナ、ロンドン、ドイツの黒い森までの蒸留所でのツアー、実習、見習いの経験は、BLASS LIONに生かされています。愛するシンガポールで、この土地ならではのGINを作ることにこだわりました」

22種類の植物をふんだんに使用したオーガニックなGIN

BRASS LION のGINは、ハーブ酒とも呼べるほどに植物が使われています。GINを作るときに欠かせないジュニパーベリーとコリアンダーのほか、ジンジャーの花やレモングラスなどアジアのフレーバーをプラス。その結果、ミックス・カルチャーが持ち味のシンガポールらしい味わいに辿り着くことに成功したとのこと。品質にこだわり、ハーブガーデンで育てられた、植物の数々、そして地元のウェットマーケットから調達した天然成分を100%使用。そのこだわりが、最高級の風味を生み出します。

手作業で細かくされ、乾燥させるオレンジとレモンの皮が香りのアクセントに。

多くのスパイスを合わせることによって、風味に奥行きと余韻が生まれます。

DISTILLERY TOUR
実際に醸造所内を見学してみませんか?親切なスタッフが案内してくれます。

見学ツアーの後にはゆっくりGINを頂きながらBARでくつろぐことができます。タコスなどのスナックメニューもあります。(DISTILLERY TOUR /45分 / $45 SGD)

GIN SCHOOL
GINの制作過程にご興味のある方には、実際にオリジナルGINを作ることができる『GIN SCHOOL』がおすすめです。

GINを調合する貴重な経験ができる本格的なラボ。魔法使いになった気分で楽しめます。

スパイスを手にとり、好きな香りや種類をセレクト。唯一無二のGINを作ることができます。

GIN SCHOOLの後にはBARの隣にあるテースティングでGINの飲み比べも♪
(GIN SCHOOL /2.5時間〜3時間 / $198 SGD)

自宅でアペリティフを楽しむ時間を

The Singapore Dry Gin ($88 SGD)
GINの味わいの中に広がる、フレッシュなハーブの香りやスパイスのニュアンスが絶妙な一本。

自宅でGINを楽しむとき、一番オーソドックスなのが氷を入れたグラスにGINを注ぎ、トニック・ウォーターで割ってライムのスライスを浮かべるジン・トニック。レストランでジン・トニックが食前酒のリストに入っていることが多いのは、食欲を刺激する効果があるからなのだそう。ビールよりもキレが良くさっぱりとしていて、食事をスタートする前の時間を楽しむには最適です。

DATA:
『BRASS LION DISTILLERY』
40 ALEXANDRA TERRACE, SINGAPORE 119933
TEL : +65 69540602
drink@brassliondistillery.com
https://brassliondistillery.com

TASTING ROOM HOURS
火曜 – 金曜:17:00〜MIDNIGHT
土曜:14:00〜MIDNIGHT
日曜:14:00〜19:00
(取材・撮影 神尾由紀)

神尾由紀
この記事を書いた人
横浜出身 美大デザイン科卒業後、航空会社CAを経て出版社へ 人気女性誌での企画・執筆・商品企画を10年間担当 日本ソムリエ協会ワインエキスパート 海外駐在3カ国目で、シンガポールが一番好き 特技:絶対音感 / 相手の長所を多く見つけることができること 好きなモノ:piano / soul music / 海外ドキュメンタリー / オライリー・ジャパンの書籍