【New Openレポート】Wu Pao Chun(吳寶春)


台湾の有名なベーカリーWu Pao Chun(吳寶春)がCapital Piazzaにシンガポール1号店オープン


筆者 Natalie
食べる事が大好き。お値打ちで美味しいもの、安く手に入る雑貨など駐妻らしからぬプチプラを好む傾向に。激辛激甘に目がない駐在4ヵ国目のライター


台湾の高雄市発祥のベーカリー「Wu Pao Chun(吳寶春)」が5月31日、シンガポール一号店としてCapital Piazzaにオープンしました。

台北に3年半住んでいた筆者は、オープンしたとニュースで知った時にまず思ったのは、「あの台湾で衝撃を受けたおいしいパンが食べられる!」って喜びと、「あのライチローズパンはあるの?」、「値段は台北より高いのかな?」等々…行ってみないと分からないことばかり。

色んな思いが頭の中を巡りましたが、あの美味しい、懐かしいパンをシンガポールで食べられることが嬉しくて、早速行ってきました。

[Wu Pao Chun(吳寶春)とは]

台湾、高雄市出身のパン職人、呉寶春によるベーカリー。創業者の名前にちなんで付けられた「呉寶春(Wu Pao Chun)」は、台湾の台北、台中、高雄の3つの旗艦店を経営。呉氏は、2008年にパリで開催されたパン職人のための大会「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」パン部門において、ロンガンレッドワインパンで2位に、2010年にはライチローズパンで優勝しました。

鼎泰豐(Din Tai Fung)の最高経営責任者、Yang JihuaにBreadTalkグループを紹介され、5年後にBreadTalkとのパートナーシップが締結。BreadTalkグループの出資は80%。両社は昨年3月に上海、北京、深圳、広州でも同様のパートナーシップを締結しています。


場所は、CityHall駅から徒歩3分ほど、North Bridge rd.沿いCapital Piazzaの1階にあります。朝食と昼食の間を狙って行った10時40分頃、お客さんは20人ほど、店内で選んでいる人、イートインで食事を取っている人もいて、混みすぎずガラガラでもなく、パンを買うのにはちょうど良い感じ。


朝食には8時半〜10時のアーリーバード限定で、4ドルのセットもあるよう。

入り口もパンのドアノブが可愛い。買い物するお客さんも幸せな表情に見える。

パリで優勝したパンが話題の台湾ベーカリー


ライチローズパン、ロンガンレッドワインパン、(各20.80ドル1kg、500g各14.80ドル)

無事にありました!しかもロンガンパンの方はシンガポールオリジナルの文字が入っていて、シンガポールオリジナル感が出ていて素敵。1個1キロあるその重みあるパンは、頼めばカットしてもらうことも。8月からはハーフサイズも登場し、気軽に買えるのが嬉しい!

中に入っているクルミ、ライチなどのドライフルーツがたっぷり入り、ハードなパンならではの食べ応えある食感も楽しめます。


お土産用のフィナンシェや、中秋月用にパイナップルケーキの販売も(12個入30ドル、8個入り20.80ドル)。しかも2つ目は20%OFFで嬉しい。(7月末現在)


お惣菜用のパンも勿論たくさん揃っています。全22種類。


パン職人の方々が厨房でパン生地から作るところを見ることも。


シンガポールオリジナルのパンは、お店の出入り口近くのケースにあります。シンガポールオリジナルのパンは25種類(7月下旬現在)。ナショナルデー限定など、シーズン毎にアイテムが代わるようで要チェック!

サテーチキンからインスパイアされた「サテーサテー」(3.5ドル)、ほんのりワイン風味が香ばしい「ブラウンレーズン」(1.3ドル)、カヤの風味香るフランスパン「カヤケバヤ」(2.2ドル)などなど。

他、この時店員さんに聞いた人気商品、「ロイヤル明太子」(2ドル)や、「サワディー」(2.8ドル)、「トムヤムクン」(2.6ドル)、グルテン米を使った「プラットヒタム」(2.2ドル)などもあり、色々あって迷うこと間違いなし。

イートインで実際この日味わったのは、「サテーサテー」に、「サワディー」、「ブラウンレーズン」に飲み物は豆乳(2.80ドル)を。
「サテーサテー」は、屋台で食べるサテーを思い出させチーズとの相性抜群。
「サワディー」は、グリーンカレー好きな私にはかなり美味しかった一品。グリーンカレーをそのままパン生地に閉じ込めたスパイシーな一品。
「ブラウンレーズン」は、黒糖とほんのりワインが香る味わい深さでいうと抜群のパン。


もっと食べたい!と思いつつ、3つでかなり満腹になった私。かならず近いうちに食べてない種類を買いに行きたい!
とはいえ、ひと休みするのにも良し、朝ご飯や昼食、おやつに買うのにも良しな「Wu Pao Chun(吳寶春)」のパン、必見です!

[日本人General Manager村田さんからのコメント] 原材料はもちろんのこと、レシピも呉宝春シェフの思いのこもったものを使用しております。シンガポール限定アイテムは呉宝春シェフと共に創り出したパンです。是非ご賞味ください。

Wu Pao Chun Bakery Singapore(吳寶春)
住所:13 Stamford Rd, #01-19/20 Capitol Piazza, Singapore 178905
営業時間:毎日8時30分~21時00分
電話:6242 9892

この記事を書いた人

Natalie

駐在4ヵ国目、2児の母。 日本で旅行情報誌の制作・編集を経て、在住国の海外邦人向け情報誌のライターへ。 お値打ちで美味しいもの、安く手に入る雑貨などを好むプチプラ・ラバー。激辛激甘に目がない。推しのKPOPを聴くこと、ドラマや映画を観ること、ゴミ拾いが趣味。

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