「小学6年生へ」早稲田オーチャード校 校長 塩澤先生

入江 さくら 
入江 さくら 
小学6年生の受験生、夏休みの過ごし方について教えてください。

ご両親と一緒に体調に気を付けつつ、最大限の努力をしましょう。
一人で走りきるのではなく、両親と一緒にスケジュールを決めよう!
小学6年生の多くは、初めての受験勉強を体験する夏となります。夏期講習会で朝から塾に缶詰め状態になったり、膨大な量の宿題に追われたり、経験したことが無い多忙なスケジュールを送ることとなります。頑張りすぎて体調を崩す生徒、睡眠時間を削って眠そうな生徒…となってしまうと効率が悪くなります。「体調を維持しながら、最大限の努力をする」ことが大切です。
約1か月という長い期間を最高速度で走り抜けるために、一緒にスケジュールを作り、各週目標が達成されているかどうか、声掛けをしてあげましょう。

入江さくら
入江さくら
最後に勝つ子の特徴は何ですか?

・明確な目標を持っている生徒
→この学校に行きたい!ではなく、この学校で何をしたいか、どんなことをしたいか具体的なイメージがある
・良きライバルがいる生徒
→誘惑に負けそうになる時や高い壁に立ち向かうときに、良きライバル関係の友人がいる生徒は強いです。また、初めての受験勉強は長く、孤独を感じることが多いそうです。
・本人、家庭、塾の連携が取れている生徒
→勉強するのは本人ですが、現在の受験事情では周りのバックアップは必須。また、塾で我々が生徒と接する時間は週2日4時間だとすると、1週間の4.8%しか接する時間はないです。家庭での様子などをぜひお伝えいただければ幸いです。
・好奇心旺盛な生徒
→理科や社会は教科書に載っていること以外も重要です。受験に関係ないと割り切っている生徒よりも、くだらない雑学(トリビア)に目を輝かせる生徒
・母国語がしっかりと学べている生徒
→物事を考えるときの言語「母国語」がしっかりとしている生徒は、数学や理科の吸収率が良いです。(国語の成績ではないです)

エネルギッシュな塩澤先生ならではの、志望校合格のための作戦です。両親・ライバル・先生に支えられながら、夏休みを元気に駆け抜けて欲しいと思いました。
入江さくら
入江さくら

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この記事を書いた人

writer_irie

シンガポールで中学生の娘と小学生の息子を子育て中。子どもたちは日本で、自閉症の子どもたちと一緒に学ぶ混合教育の小学校に通わせて、それぞれ個性があること、人と違いがあることはいいことだということを感じてもらいました。モンテッソーリ教育、フォニックスも勉強し、シンガポールならではの教育事情にフォーカスして書いています。

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