小学校留年の危機!?〜意識低めのわたしが、娘をインターに入れてみたら #6〜

今回はシンガポールに来星後すぐ、英語力ゼロの小1の娘がインターナショナルスクールに入学し、1カ月ほど経った2020年10月ごろのお話です。この出来事は、現時点でのインター生活一番のハイライトと言っても過言ではないかもしれません…

インターで小学校留年の危機!?

3の記事のとおり入学後2日間は泣き続けていたものの、その後はクラスに友達もでき、泣かずに学校に通えるようになった娘。しかし、泣かずに通えるようになったからといって、100%英語で行われる授業を理解できたかどうかは別問題です。

先生からは「今日もXXX(娘の名前)のノートは真っ白でした」「質問ある?と聞いても無言でした」といったメールが毎日のように入っており、実際のノートを見せてもらうためZOOMで対面ミーティングをしたこともありました。

そしてとうとうある日、先生から「10月某日に学校に来ることはできませんか?」と呼び出しが…自分の英語力だけで先生と大事な話ができるか不安だった私は、夫にも半休をとってもらい、学校へ向かいました。

そこで告げられたのは「XXXは今のクラスでは難しそうです、学年を落としてはどうでしょうか?」という衝撃の提案でした。

先生曰く、その理由は娘の英語力そのものというわけではなく(他にもゼロスタートの子はいるし、実際に英語を話せるようになるには1年半くらいかかる、というのは先生の口から言っていただけました)

理由1:娘の授業態度(わからないことがあっても、自分からヘルプを求めない)
理由2:依存的な姿勢(教室からカフェテリアや体育館への移動にいつも友達を頼っている)

といった姿勢面で、そういった基礎力をつけるためにも学年を落としてはどうか、ということだったのです。

日本の小学校ではまず考えられない提案に、面食らった私。ただ少し冷静になってみると、先生の提案も一理あるものの、この提案は娘にはリスクの方が大きいのではないか、と感じました。

その理由として、まず一つはGrade1にあたる娘が学年を落とすと幼稚部(Kindergarten)になってしまう、ということがありました。娘が今所属する小学部と幼稚部では校長先生が違ううえ、教室の場所や時間割などのシステムも違い、同じ学校とはいえ大きな変化があります。つまり学年を落とすと、やっといまのクラスに慣れつつある娘に、また新たな環境適応を強いることになり、娘にとって精神的な負担が大きそうだと感じました。

また先生が指摘する2つの点についても、入学後たった1カ月で判断を下すのは早計ではないか、という思いもありました。たしかに指摘の1点目「授業態度」については、娘の負けず嫌いな性格が起因しているとは思うものの、純粋に英語でのヘルプの求め方を知らなかった可能性も大いにあります。そのため、まず娘に英語でのヘルプの求め方を家で教える。また、家では娘がヘルプを求める前に、親の私たちが先回りして助け舟を出していたかもしれないので、そうした面を改めていく、という意思を伝えました。

2点目の「依存的な姿勢」については、そもそも幼稚園生〜高校生までが集う広大なキャンパスは大人の私でも迷ってしまうほど。さらに私たちはシンガポールに引っ越してまだ1カ月。環境に慣れず不安な気持ちは私自身も痛いほど感じていたので、もう少し慣れるまでに時間を欲しいという気持ちを率直に伝えました

1カ月間娘を見守ってくれた先生の提案は、もちろん尊重すべきものです。しかし、環境が大きく変わって不安定ではありながらも少しずつ慣れ始めた娘にとって、また環境が変わると態度が改善されるどころか「学校に行きたくない」と言い出すリスクの方がきっと大きいだろう…

夫も同じように考えていたようで、結局MTGでは、今学期が終わる12月までは今のクラスで様子を見させてほしい、もちろん家庭でのサポートは最大限にします、ということで着地しました。

学年の流動や転校が盛んなインター

私たちは、娘のクラスを一旦は変えない方向で先生と話し合いましたが、一般的にはインターの学年は年齢問わずかなり流動的なようです。

実際、娘のクラス(日本で言う小学1年生、6-7歳が基本)には8歳の子もいれば、5歳の子もいます。また、娘と同時期に入ったクラスメイトで、娘と同じような提案をされKinderクラスに入り直した子もいます。

インター歴の長い他のママに聞いても、学年を上下させることは一般的で、他のインター校への転校や日本人学校への転校もよくあることのようです。

日本の小学校では「留年」というものがないので、最初に先生から提案されたときは驚いたものの、蓋を明けてみるとそこまで衝撃を受けるほどのことではなかったという事実。

ただ、結局娘にとっては私の直感通り、クラスをステイさせてもらえたのが功を奏した模様。お友達と関係性が深まるにつれ「英語を学びたい」気持ちが自然と強くなったようで、家で英語の本を自ら手に取ったり、わからないことがあれば”I don’t know”と素直に言ったり、宿題にも以前よりは能動的に取り組むようになりました…(ホッ)

とはいえ娘の学びはまだまだ始まったばかり。意欲が芽生えても、負けず嫌いで意地っ張りな性格がすぐに変わるわけでもないので、家でもバトルを繰り広げながら試行錯誤の毎日です。

次回は、インター生の宿題について(あくまで娘の場合ではありますが)ご紹介したいと思います。

▲留年の危機に瀕してからは私もサポートに必死、週1で行われるスペルテストに向けて、冷蔵庫に課題の単語を貼っています…。
[su_note note_color="" text_color="#000000" radius="8"]関連記事:【必見】シンガポールで人気のインターナショナルスクール5校・プリスクール2校がオンライン説明会を実施!<全校日本語サポート付/参加費無料>[/su_note]

最新ニュースやプロモ情報をLINEでお届けしています!ぜひお友達追加してね!


]]>
平理沙子

この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。