インター生の宿題って?〜意識低めのわたしが、娘をインターに入れてみたら #7〜

前回の記事では、小学校留年の危機に瀕しながらも「家庭でのサポートを最大限やる」ということで、いまのクラスにステイしてもらえることになった娘の様子についてお届けしました。今回は実際にシンガポールのインターナショナルスクールの小学校1年生が毎日どんな宿題をやっているのかについて、ご紹介します。

毎日の宿題

娘のインターでは、日本の学校と違い毎日宿題が出るわけではなく、基本的に月曜に宿題を配布→金曜に回収という流れです(ただし、あくまでも一晩でまとめてやるのではなく、まんべんなくやるように、とは言われています)。そのため、土日や長期休みには基本的に宿題は出ず、休みを大切にする姿勢が小学生から徹底されているのは外国らしいなと思います。

そんな日々の宿題はこんな感じです。

スペル練習

娘のクラスでは毎週8個の新出英単語のテストが金曜日に行われるため、その課題となる英単語を月〜木曜まで1日1回ずつ上記のプリントで練習し、隣のページに例文も1単語につき1つ書く、という宿題です。

一見単純そうな宿題ではありますが、これがなかなか骨が折れるもの。特に例文作りにおいては、入学当初英語力ゼロだった娘が自力でできるわけでもなく私がフォローしていたのですが、「これって”a”なの”the”なの?」「”fish”は複数形になるんだっけ…」と細かいところが気になり、親の私が調べるのに手間取ったり、娘もまだアルファベットを書き慣れていなかったりと時間がかかっていました。

入学から5ヶ月ほど経った今は、だいぶ娘自身で思いつく例文も増えてきたため、そうなると上記のような冠詞の間違い等はある程度自然なものかと娘にまかせるようになり、親の負担は減りました。娘自身も書くことに慣れたのもあって、当初よりはだいぶサクサクとこなせるようになりました

音読

こちらは上記のような簡単な一文のセンテンスが5〜6ページほど続く薄い絵本(リーダー)を3冊毎日音読する、といった宿題です。入学当初の第一セメスターは”I can run.”といった3語文ばかりだったので、少しずつ語数が多くなっているようです。

「読み」に関しては、さすがフォ二ックスに力をいれているインター生。意味はわからないながらも読める単語は多く、1ヶ月も経つと読める単語が増えていました。英文を音読できるようになったことが、娘が自信を持てるようになったひとつのポイントにだったように思えます

Math(算数)

算数は、↑のようなテキストを週に5〜6ページずつ進める形です。日本の計算ドリルに比べると、ビジュアルの要素が多く、ボリュームは少ないかな?と感じます。数字や記号は日本と同じなので基本的にすらすら解けるものの、”Which is more?””Complete the number pattern.”といった問題の指示の意味がわからず、戸惑うものもありました。

さらに、娘の学校では母国語の授業も選択できるため、国語の教科書の音読(できれば毎日)プリント(漢字・読解問題など週に1〜2枚)といった宿題もあります。

他にも授業のひとつとして”Plants” ”Earth”といったテーマを科目横断で学ぶ”Unit of Work”というものがあります。この補完として「家にある、植物から作られたものを探して学校に持っていく」「自国の名所や食べ物についてプリントにまとめる」といった課題が追加されたりもします。(月に1回あるかないか程度)

補助教材

その他宿題ではないものの、特に英語を初めて学ぶ子どもたちに向けて、下記のような英語の補助教材を家で取り組むことも推奨されています。

Reading Eggs

オンラインの英語教育プログラムのReading Eggs、オーストラリアが本社の3P Learningという会社が開発した教材のようです。

フォニックスを中心に、英単語のスペル確認や短い英文読解、簡単なディクテーションといった課題を1つ1つクリアし、マップを進めていくというRPGゲームの要素を取り入れたような教材で、娘も入学当初からこの課題は割と楽しんでやっていました。

Epic!

もう一つの補助教材はオンラインで英語の絵本が読み放題になるEpic!です。2才から12才までの子供向け絵本35,000冊をオンラインで読めるといったもの。
一部の本は読み上げ機能もついており、本の読み聞かせまで自動音声が行ってくれるため、英語の発音に自信のない(私のような)親御さんにも安心のサービスです。

こちらは基本的には、興味ある本があったら好きに読んでねというスタイルですが、授業に関連した本を数冊割り当てられて、この本を読んできてねと指定されることもあります。

補助教材はどちらもパソコンでやるものなので、デジタルネイティブな娘は喜んでやっています。どちらも、1つ課題をクリアするとステージが進んだり、バッジをもらえたりとゲーミフィケーション的要素が強く、現代の子どもの心をつかんでいるな〜と感心します。

以上が、インターナショナルスクールの小学1年生の娘の宿題のご紹介でした。「漢字をノートにびっしりと書き取る」「計算ドリルをゴリゴリに進める」といった要素がない分、日本の小学校よりは宿題の量としては少なめかな?と感じています。とはいうものの、英語力ゼロだった娘にとっては最初が骨が折れ、時間がかかっていましたが、5ヶ月目になる今ではだいぶスムーズにこなせるようになってきました。

とは言うものの、私の中で宿題フォローは育児の中でも骨が折れるもの…みなさん、どうやってるのでしょう!?「宿題やったの?」は私自身が子どものときに言われてすごく嫌だったので、できるだけ言わないようにしたいものですが、声をかけずとも自発的に宿題をする、というタイプでは今のところない娘。その葛藤がジリジリと私を消耗させ、挙げ句の果てに時間的にも精神的にも余裕をなくして「いい加減宿題やりな!」と結局言ってしまう私です…


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平理沙子

この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。