長いホリデーの過ごし方〜意識低めのわたしが、娘をインターに入れてみたら #8〜

6の記事でお話したとおり、シンガポールのインターナショナルスクールで小学校留年の危機に瀕した娘をサポートすべく、その後も私は家で宿題などを見ながら、先生ともこまめにメールで連絡を取り、娘は学校生活を送る毎日。12月に入って冬休みが近づく頃には、「XX(友達の名前)と遊んだ」「体育でバスケットボールをした」など嬉しそうに報告する日も増え、先生との連絡の頻度もだんだん減っていきました。ただ学校に慣れる一方で、折に触れて「日本に帰りたい」「保育園に戻りたい」とは口にするのは相変わらず…

しかし、そんな娘が最終的に学校に馴染んだ決め手となったのは「会えない時間」でした。

「早く学校に戻りたい」

4の記事でお話したとおり、インターナショナルスクールは休みが多く、娘の学校の冬休みも12月半ばから1月上旬までの約3週間もありました。

日本では0歳から保育園生活で、夏休みも冬休みもお盆や年末年始の数日間だけだった頃からは考えられない休みの長さに、親も子も何をしていいかわからずまさに手持ち無沙汰。シンガポールに来てからも、通学バスの時間を入れると平日は朝8時前〜16時すぎまで外にいたため、一日が信じられないほど長く感じます

最初の数日こそ、親子共々早起きをしなくていい喜びを噛み締め、朝寝坊をし、特にどこへ出かけるでもなくのんびりと過ごしていたのですが、娘もだんだん「ひま〜」「遊びたい〜」と言うようになりました

しかし暇を持て余していたある日のこと、ふと娘の口から出たのは「早く学校に戻りたい」の言葉だったのです!

それまでは、夜寝る前に毎日「明日も学校なの?」と不機嫌そうに確認する日々の連続。そこからは想像もつかない言葉に、思わず耳を疑いました。

娘自身も言葉にしたことで学校の楽しいところに目が向くようになったのか、この日を皮切りに「早く学校に行きたい」「友達に会いたい」と口にする回数が増え、「日本に帰りたい」「保育園に戻りたい」という頻度はずいぶん減りました。(今も時々口にすることはありますが、私自身もたまに「日本に帰りたい」と思うこともあるので仕方ないですね…!)

親も必死で学校生活をサポートする中、最終的に学校を恋しく思ったのは休みの長さだった…というのは皮肉ではありますが、とにもかくにも結果オーライ!長い冬休み中にひとしきり学校への恋しさを募らせた娘は、休み明けの初日、意気揚々とバスに乗っていくのでした。

長〜いホリデーはどう過ごす?

そんな長いホリデー期間、実際私たちが何をしてたかについてもお話したいと思います。

まず、休み中の私の一番の願いは「せっかくゼロ地点からフォニックスや簡単なやりとりくらいまでは身についた英語を忘れてほしくない」ということ。そのため下記のような英語プログラムに行ったり、日本の勉強(主に漢字)に追いつくために日系塾の冬期講習に通ったりしました

<冬休みに娘が行ったアクティビティー>
・学校で開催されたプール教室(5日間・英語)
・日系塾の冬期講習(5日間・日本語)
・クリスマスのアイシングクッキー作り(1日のみ・英語)

また前回の記事のとおり、基本的に学校から長期休みの宿題は出ないため、家ではパソコンを使った英語の補助教材や、上記の日系塾の宿題、学校の図書館で借りてきた英語の本を寝る前に音読する、などしていました。

…と書くと、連載タイトルに似つかわしくない「意識の高さ」が垣間見えますが、安心してください。デジタル大好きな娘、基本的にはYouTubeを見たり、タブレットでゲームをしたりの連続です。私自身も仕事はインターネット、趣味もインターネット…とパソコンやスマホとにらめっこの時間が多いため、どうしても子どものスクリーンタイムには甘くなってしまうのです。

ただ以前と違うのは、英語のアニメなども自分から見るようになったこと。それを免罪符にスクリーンタイムの罪悪感もかなり減りました。(横で聞いていると、私自身にとっても勉強になる。侮れない、英語のアニメ)

とはいうものの、一人っ子の娘にとっては子ども一人でできることにも限界があり、次第に「友達と遊びたい〜〜〜!」と訴える頻度は高くなるいっぽう。

そんな娘の姿を見かね、たしかに寂しいだろうと思った私はとうとう重い腰を上げ、娘からよく名前の出てくる中国人のクラスメイトと遊ぶ約束(プレイデート)を取り付けるべく一念発起しました。それまでも、子どもの社交性にとっても英語力にとっても、クラスメイトとプレイデートをした方が絶対に良いと思いながらも、自分の英語力の無さからなかなか他のママに連絡できずにいた根性なしの私が、ついに…!その詳細については次回お話します。

▲初めて一冊通して読むことができた英語の絵本”Koala Lou”。学校の図書館で借りて冬休み中ほぼ毎日寝る前に音読していたため、休み明けにはかなりすらすら読めるように。図書館に返してからも「読みたい!」というので、Amazonで中古のものを取り寄せました。

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平理沙子

この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。