中国人クラスメイトと初プレイデート〜意識低めのわたしが、娘をインターに入れてみたら #9〜

前回の記事では、長すぎるホリデー期間に暇を持て余しつつも、会えない時間のおかげでシンガポールのインターナショナルスクールに馴染めた娘の様子についてお話しました。

今回はそんなホリデー中に、娘からよく名前が出てくる中国人のクラスメイトと初プレイデートを取り付けたドッキドキの様子についてお話します。

プレイデートって?

そもそもプレイデートってみなさんご存知ですか?私は日本にいた頃は知らなかったのですが、実は何の変哲もない言葉。ただ子ども同士で遊ぶこと、を指します。

なぜ、子ども同士の遊びにこんな大層なネーミングがされているのでしょうか。日本の小学校では、子どもたちは歩いて通学するのが普通&公立学校であればだいたいみんな近所に住んでいます。そのため子ども同士で約束し、子どもだけで友達の家や公園に行くのがよくある流れです。

しかし、欧米などでは小学校も送り迎え必須&子どもだけで出歩くのは法律で禁止というケースも多く、そうなると子ども同士が遊ぶために親同士で約束を交わし、遊ぶ場所まで親が送迎する必要があります。そうした一連の流れは、まるでデートですよね。そんなこんなで欧米以外も含め、インターの生徒はいろんな場所から通学していることもあり、子ども同士で遊ぶことをプレイデートと呼ぶようです

プレイデートのハードルは高い

プレイデートの前置きはこれくらいにし、我が家の場合について話を戻します。私もこの文化を知ったときは、「プレイデートをすれば遊びを通して娘の語学力がアップするだろうし、親同士の会話で私自身の英語も上達しちゃうかも〜♪」とウキウキしていました。

しかし!いざ約束を取り付ける場面となると、めちゃくちゃにビビってしまうのです。

その理由としては、まず何度も書いている通り私自身の英語力の無さによる言語的ハードルです。

当初はプレイデートで私の英語力もアップ!と能天気に考えていたくせに、いざ連絡を取る段になると、そもそもの約束を取り付けるためのメッセージをどう送るべきか尻込みしてしまうのです。

また、さらに海外のプレイデートのイロハがわからないという文化的ハードルも立ちはだかります。例えば、

・自分の家に呼ぶ?相手の家に行く?(呼ぶとご足労をおかけするが、行くのも気を遣わせる。どっちがいいの…?)
・手土産はいる?いらない?(日本なら必須だが、文化によっては手土産を渡す=その家で出されるおやつが足りないという意思表示と認識され、逆に失礼になるという説もあるよう…)
・子どもだけドロップオフする?親も滞在する?
・(我が家によぶ場合)お友達の好きなおやつやおもちゃって何だろう?

といったもの。

また今だからこその問題としては、新型コロナウイルスの影響で、親が見に行ける学校のイベントや保護者会といったものが皆無であることです。そのため、WhatsApp(メッセンジャーアプリ)でクラスのチャットグループは作られているものの、ママ同士直接会う機会がなく、娘が遊びたがっている子のママが実際にどんな雰囲気なのかも全くわからなかったため、メッセージが送りづらい…という事情もありました。

ドキドキの初メッセージ

しかしまごつく私を尻目に、娘はクラスメイトと会いたい気持ちをどんどん募らせ、中国語を勉強中の夫とともに中国語で1から100まで数えられるようになったり(好きの力ってすさまじいですね…)、夫にも「とりあえずメッセージしてみれば?手土産なんてあとで考えればいいじゃん」と言われたり、全方位から圧力をかけられる始末。たしかに、中国人と家を行き来するほどの関係になる機会なんて、日本ではそうそうない貴重なチャンスです。

最終的には前回の記事のとおり暇を持て余す娘の姿を見て、意を決してメッセージを送ってみることにしました。

とはいうもののやはり私だけでメッセージを送る度胸はなかったため、夫が仕事から帰ってきて一息ついた夜21時頃に決行。「夜遅いのに失礼なやつと思われるかな?どうかな?」と最後まで怖気づく私は、まるで好きな人にはじめてLINEをするティーンエージャーかのよう(実際はアラサー)。こういうところもまさに「デート」!…なんて冗談はさておき、私が実際に送ったメッセージはこちらです。

心臓が飛び出しそうになるほど緊張しながら勢いにまかせて送信ボタン!すると、一息付く間もなく、スマホから通知音が。

「こんなに返事が早いということは、夜に失礼だぞ!と怒ってるのかな…?」とネガティブが極まった私は自分でメッセージを確認する勇気もなく、夫にスマホを渡して開封してもらいました。今思うと、究極の自意識過剰です。

すると夫から出たのはまさかの言葉!「ぜひ、だってー」

実際のメッセージはこちらです。

秒速で返ってきたポジティブな返答に、良い意味で拍子抜けする私。あれこれ考えてまごついていた時間は何だったのか…そこからはスッスッとテンポよく日時や場所などの詳細が決まっていきました。

具体的には、やりとりをした週の週末に私の家で遊ぶことが決定。クラスメイトの女の子だけがドロップオフし親は来ずに14時頃に我が家へ送り届け、17時半には両親でピックアップに来る、という形でした。

結局、私が気にしていた「どっちの家に行くべきか」「親も来るのか子どもだけか」という点はすべて相手と相談して決めればよく、どちらが常識というのでもなさそうでした。

さらに今回は子どもだけが来る、という点も私にとって安心材料になりました。このママとのやりとりを通して、先方の返信が非常に早いうえに英語表現もこなれていたため、とても英語が堪能な方と見受けられ、プレイデート中の親同士の英会話がとても心配だったのです…

とにもかくにも念願の初プレイデートの実施が決定!娘も大喜びで、友人が来る日を心待ちにしていました。私自身も家の片付けやおもちゃやおやつの準備の必要に迫られながらも、娘が友達とコミュニケーションを取っている姿を見れることを楽しみに、準備を進めました。

次回の記事では、そんな初めてのプレイデートの様子やプレイデートその後、また今回のやりとりではわからなかったおどろきの事実についてお届けいたします。


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平理沙子

この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。