イタリア語のバースデーソング?誕生日の特別感〜意識低めのわたしが、娘をインターに入れてみたら #12〜

前回の記事では、二日間授業を休みにして行われるシンガポールのインターナショナルスクールの保護者面談についてお話しました。今回は、「誕生日」イベントについてご紹介したいと思います

盛大に祝われる誕生日

そもそも日本では、誕生日は幼稚園や保育園ではお祝いしてもらえるものの、小学校に入るとスルー…だったように記憶しています。

インターでも何年生まで誕生日をお祝いしてもらえるかはわからないのですが、少なくとも娘の学年(Grade1)では誕生日をお祝いする文化があり、入学時にもらった案内の用紙にも「Birthdays are celebrated by playing the song “Happy Birthday” and making your child feel extra special on the day」という記載がありました。こんな風に特別感を持って学校で誕生日を祝ってもらえるなんて、うらやましいくらいです。

また、「誕生日の日はお菓子をクラスの人数分用意して持っていけば、クラスメイトみんなに配ることができるよ」ということも合わせて書かれていました。これは”グッディーバッグ”と呼ばれる、シンガポールのみならずアメリカなど他の国でもある文化のようで、100均などで売っているような小さなギフト袋に、ちょっとしたおもちゃや文房具、個包装のお菓子などをいくつか入れて、お友達に配るというものです。

▲グッディーバッグのイメージはこういう感じです。

娘もちょこちょこグッティーバッグを持って帰ってくる日があり、最初は私も何のことかわからず先生がくれたのかな?と思っていたのですが、よくよく聞いてみるとクラスメイトの誕生日をお祝いしたときに、その子からもらったということが判明したのでした。

娘自身の誕生日が近づくと、今度は私たちが用意しなければならないのですが、抹茶好きな娘は、抹茶しばりのお菓子を入れることを考案。日本ならではの味(文化)も紹介できる、いいアイデアだと手前味噌ながら感心しつつ、イースターも近い日取りだったので、イースターエッグも入れて持っていくことにしました。(ちなみにこれまで娘の年齢は6歳と書いていましたが、7歳になりました!)

他のママによると、コロナ禍以前は子どもの誕生日には親も学校に行ってパーティーに参加することができたり、ホールケーキやカップケーキを持っていくこともできたようです。(楽しそうではありますが、なかなか準備が大変そうだな〜とも思ってしまう意識低めの私…)

聞き慣れないバースデーソング

そんなある日のこと、あるとき娘が聞き慣れない言葉で何かを口ずさんでいました。よ〜く耳を傾けてみると、メロディーは”Happy Birthday”の歌のよう。そのメロディーで「タントクーリーアッテー、タントクーリーアッテー」と歌っています。

夫とともにそれを聴きながら不思議に思って調べてみると、どうやら”Happy Birthday”はイタリア語で”Tanti auguri a te”(タンティ アウグーリ アッテ)であることが発覚!つまり、娘はイタリア語でバースデーソングを口ずさんでいるのでした。YouTubeで聴き比べてみると、割と正確に歌えているよう。私たちもイタリア語でバースデーソングを聴くことなど人生で初めてだったので、新しい発見でした。

▲参考:イタリア語のHappy Birthday ソング

私たちが驚きながら感心していると、「ジュニションニ クァイラーもあるよ〜」と歌い始めた娘。こちらも調べてみると中国語の”Happy Birthday”であることがわかりました。(正確には祝你生日快乐=Zhu Ni Shengri Kuai Le)

▲参考:中国語のHappy Birthday ソング

娘のクラスにはイタリア人や中国人のクラスメイトがいるため、誕生日をお祝いするときには英語だけでなく世界各国の言葉でバースデーソングを歌っているようなのです。あらためてインターナショナルスクールのダイバーシティーに感銘を受けつつ、幼少期から当事者意識を持って異文化に触れている娘をうらやましくすら思った瞬間です。

ちなみに、娘のクラスは娘を含め日本人もいるので、日本語でも「お誕生日おめでと〜お誕生日おめでと〜」と歌うそう。「でも、日本でも日本語では歌わないよねぇ?Happy Birthday to you~だよねぇ?」という娘。…たしかに、イタリアでも本当は「タントクーリーアッテー」ではなく、”Happy Birthday to you”と歌うのが主流なのかも?

この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。