2ヶ月間の夏休みが始まった〜意識低めのわたしが、娘をインターに入れてみたら #17〜

前々回の記事のとおり、新型コロナの再流行による規制強化の影響で、オンライン授業のまま6月下旬に学期末を迎えた娘。新学年の始まりは8月が多いシンガポールのインターですが、娘が通う学校も学期末とともにGrade1が終了しました。最後に担任の先生にも友だちにも直接会えないまま学年が終わってしまうのは娘も先生もとても寂しそうでしたが、ついに夏休みがはじまりました!

#4の記事でもお話したとおり、何かと休みの多いインターナショナルスクール。なかでも2ヶ月にわたる夏休みはインターのホリデー界の「ラスボス」とも言えます。

3月末に1週間あったイースターホリデーの頃から、長過ぎる夏休みをどう過ごそうか恐れて続けていた私。そのラスボスとの戦いが、ついに幕を開けたのですーー

長過ぎる夏休みの過ごし方


ゲームの世界でもラスボスに挑むにはHPを満タンにし、さまざまなアイテムを準備しますよね。それと同じく、VSインターの夏休み戦のアイテムとしては学校が提供する「ホリデープログラム」(キャンプとも呼ばれる)が挙げられます。

※ただ学校主催のプログラムとはいえ授業料とは別のプログラム費用(しかも高い)がかかるため、HPは削られないけど使用ごとにMPは削られる諸刃の剣、といったイメージでしょうか…

夏休みに対してとことん弱気だった私は、絶対にホリデープログラムに申し込もうと思っていたものの、当初プログラムの詳細が発表される予定だった6月上旬はシンガポールのコロナ規制が厳しくなっていた時期。授業自体も「対面を再開」と発表しながらも翌日には「やはりオンラインで」といった連絡が来るような不確実な状況下で、ホリデープログラムのアナウンスは無いままでした。

このまま長い夏休み期間もオフラインのプログラムは開催されず、娘と二人インドアホリデーか…状況が状況だけに仕方ないけど、乗り越えられるのだろうか…と半ば諦めかけていた私。しかしなんと飲食店の店内飲食が解禁された6月半ばに、学校から「6月下旬からサマーキャンプを通常通りオフラインで開催します」という連絡があったのです!

これにはクラスのママ友チャットグループも大歓喜。娘と仲の良い友だちもホリデープログラムに参加するということで、どのプログラムに参加するのか相談しながら日程を組み、娘は2ヶ月の夏休みのうち3週間は朝から夕方までフル参加、残りの1週間は午前中だけ参加することになりました。

こうなると、フル参加の3週間は9時〜16時過ぎまで学校に行くため、授業がある日と同じ状態です!娘は友だちとの再会を、私はまとまった一人時間を楽しみにしながら指折りプログラムの開始日を待ちました。

そうして親子ともに待ちに待ったホリデープログラムが開始!オンライン授業の期間は私自身は何をしていたわけでもないのに疲れがとれず、何にも興味がわかない無気力状態。そしてそんな自分に自己嫌悪…とメンタルの状況は最悪でしたが、一人時間ができると、自分自身が興味のあることや今後やってみたいことへのアンテナを張れるようになり、気持ちも前向きに。

また娘も同様にオンライン授業で家で引きこもりっぱなしの間は、自由時間もどこかダラダラとした過ごし方になっていました。しかしプログラムで学校に行き始めると、友だちとの会話やプログラムでの刺激を通じて「これやりたい!」の気持ちが芽生えるよう。家でもプログラムに関連したアクティビティ(お絵かきやスライムづくり等)をしてみたりと精力的に活動し、その結果夜も自然と早く眠るため生活リズムも整い、「やはり学校はいいなぁ…」とつくづく感じるのでした。

ホリデープログラムってどんな感じ?


ちなみに今回娘が学校のプログラムで参加しているのは


午前:英語のインテンシブコース(授業と同じように、座学で英語を学ぶ)
午後:インラインスケート、サイエンス、スイミング(1週間ごとにアクティビティが変わる、どのアクティビティにするかは娘と相談して選択)


といったもの。親からみても楽しそうなラインナップかつ久々に友だちと直接会える楽しさも相まって、毎日楽しそうに学校に通っています。

また以前はものすご〜くプレッシャーに感じていたお弁当づくりも、オンライン授業の日々の後だと「お弁当を持って、一日中学校に行ってくれることがどれほどありがたいことか…」と神々しさまで感じるようになり、感謝の気持ちを込めておかずを詰めています。(気持ちだけでは、決しておかずの充実さにつながるわけではないのですが…)

さらに娘は学校のホリデープログラム以外に


・日系の習い事の夏期講習(5日間)
・民間主催のホリデーキャンプ(5日間)



に参加する予定で、その他友だちの誕生日パーティーや通院といった予定もあるため、家で丸一日過ごすのは今のところ10日間+土日くらいの見込みです。

1週間の休みでも手を焼いていたのに、2ヶ月間も休みがあるなんてどうしよう…と恐れおののいていたインターの夏休み問題。しかし、最強のアイテム=ホリデープログラムのおかげで、意外とこのままするっと終わっちゃうんじゃないの!?と楽観視すらし始めている私。

ただ本当の戦いはホリデープログラムが終わった後の後半戦になるというのは、火を見るより明らかな戦況です。アイテムを使い果たしてしまった後、私はラスボスと戦い抜くことはできるのでしょうか…

▲娘がホリデープログラムで作ってくる作品の数々。特にスライム作りや電気の実験などを行うサイエンスのプログラムは家ではなかなかできない実験などをやってくれるため親的にはありがたい&娘もこれまで触れたことのなかった科学に興味を持つきっかけとなり、MPは削られるものの強力なお助けアイテムです…

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この記事を書いた人

risako taira

2020年8月に来星したWebライター歴4年の一児の母です。初めての海外生活。シンガポールの好きなところは、夜景と辛いものが充実していること。