新鮮素材の“プラナカン・ジャパニーズ”で乾杯! BABASAN

ユニークな和食とローカルフードとのミクスチャー。話題のフュージョン料理
「ワクワクするお店を新しく開拓したい!」
そんな時にぜひ足を運んで頂きたいニューショップ、その名も「BABASAN」。今年10月にオープンしたばかりで、フュージョン料理が話題です。場所は、オフィスビルが立ち並ぶサーキュラーロード。夕暮れ時に風に吹かれながら乾杯しませんか?
店名「「BABA」は Pranakan , 「San」はJapaneseの意味。 「BABASAN」は、プラナカン・ジャパニーズの造語だそう。「BABASAN」ディレクターのクリストファーさんは、大の日本好きだそう。
「食は人々に思い出や物語をもたらし人と人とを繋げてくれるので、私はずっとシェフになりたいと思っていました。人々がワクワクした気持ちで食卓を囲む手助けをしたかったのです。このお店をオープンする以前、5年間ホテルで働いていました。食事の時間を楽しんでもらえる方法を常に考えています。和食はアートだと思います。和食とローカルフードとのミクスチャーがとても好きです」そう語ってくれました。
「スタッフにも恵まれました」とも語るクリストファーさんですが、とても居心地がいいお店です。
「僕たちは和食ファン」と語るスタッフによって生み出された料理のひとつ、『MYTHICAL CHAWANMUSHI ($5) 』“茶碗蒸しの神話”は、とてもユニークな一品です。
「Instagramにアップして貰えるメニューを作りたかったので、こちらは最適だと思います」と、クリストファーさん。茶碗蒸しの上にたっぷり盛られたイクラとトビコ(イクラをこれだけたっぷり頂けるのにお値打ちです)。
その上に乗せられたのは、ブロンズ風ユニコーン。そのユニコーンは、イカスミとトリュフオイルで作られているとのこと。イカスミとトリュフの風味が茶碗蒸しと溶け合い、イクラの旨味も加わって、なんともリッチなテイストです。
他にも、サーモンと明太鼓のプラタ巻き『SALMON MENTAIKO PRATA MAKI ($12)』や、
チリクラブとラクサをあわせ、トビコのプチプチ食感をプラスした『LAKSA CHILI CRAB MANTOU ($10)』は、ビールのお供にぴったり。
また、最後の〆に人気なのが、柚子がほんのり香る特製のお茶漬け『YUZU OCHAZUKE ($24)』です。魚介の美味しいおだしが五臓六腑に染み渡る一品。こちらもぜひ、味わってみてはいかがでしょうか。明日へのエナジーチャージになりそうです。
《BABASAN》
◾️50 Circular Rd, Singapore 049405
◾️最寄り駅
◾️OPEN:月〜火(11:00am〜10:00pm )
水〜金(11:00am〜12:00pm)
◾️不定休
◾️電話番号:6251 0177
◾️WEB : www.babasan.sg

この記事を書いた人
YUKI KAMIO
singaporeが好きすぎ、散歩ばかりしているライター。趣味は建築見学。一番好きなローカルフードはローミー。ボタニックガーデンで深呼吸。