【シンガポール人おすすめ!】盛り上がるシンガポールのカード・ボードゲーム5選!

新型コロナウイルスの影響で子どもたちが友だちと遊べない日々や外で思い切り遊べなくなるといった状況が続いている今、できる範囲内で子どもたちに心から楽しんでもらいたいですよね。

この機会に、シンガポールのカード・ボードゲームをおうちで楽しんでみるのはいかがでしょうか。家族とわいわい楽しめるのはもちろん、異文化に触れる機会にもなると思います。

今回はシンガポール人に聞いた、盛り上がるシンガポールのカード・ボードゲーム5つをご紹介します


The Singaporean Dream

「The Singaporean Dream」は、家族とはもちろん友だちとも盛り上がるカードゲーム。できる限り多くの「ドリームカード」を集めたプレイヤーが勝者になれるゲームで、他のプレイヤーからお金やドリーム(夢)を盗みながらドリームカードを集めていきます。

アクションカードには「家でナショナルデー・パレード(NDP)をお祝いする」など、シンガポールならではの行事や文化、習慣などが書かれているカードもあるため、遊びながらシンガポールについての理解を深めることができるのがおすすめポイント!日本人の友だちやシンガポール出身以外の友だちへのお土産にもいいですね。

ちなみに、このゲームには「ニューノーマル」バージョンもあるのだとか!新型コロナウイルス関連の出来事がカードで取り上げられているので、気になる方はぜひお試しください。

詳しいゲームのルールは、こちらの動画やウェブサイトを参考にしてみてください(英語)

対象年齢:13歳以上
最適プレイヤー人数:3〜6人


KOPI KING

「KOPI KING」は、レシピに沿って材料カードを集めドリンクを作っていくゲーム。レシピカードにはドリンクの金額+レシピが載っていて、カードのレシピに沿って山札から材料カードを集めていきます。最初に5つのドリンクを作った人がゲームにストップをかけ、その時点で最も金額が高い人が勝者となります。

「負けた人は勝者にドリンクをプレゼントするというルールを追加するとより盛り上がる」とのこと。ぜひお試しを!

カードに載っているドリンクレシピのなかには、シンガポールでお馴染みのドリンク「マイロ・ダイナソー(ミロの恐竜)」や「Teh C(テ シ)= 紅茶 + エバミルク + 砂糖」なども。

普段飲んでいるドリンクであっても作り方まではわからないですよね。ゲームを通して作り方を知ることができるのが、このゲームの魅力のひとつです。ゲーム終了後には家族で、ゲームに登場したドリンクを作ってみても面白いですね!

対象年齢:6歳以上
最適プレイヤー人数:2〜6人


MONOPOLY Singapore Edition

シンガポール版モノポリーです。モノポリーの内容を簡単に説明すると、財産を独占して他のプレイヤーを破産に追い込むボードゲームで、土地や建物、会社の売買やレンタルを上手におこないながら戦います。

モノポリーは遊びながらお金の使い方を学べるのと、交渉力もつけることができるのが魅力のひとつですが、シンガポール版のモノポリーの面白いところは、暮らしている地域や訪れたことのある場所などが登場するところ!

「この前ここ行ったね!」といったように、会話をしながらゲームを進めるのも面白いです。シンガポールを一度訪れたことのある友だちとプレイするのも楽しいのでおすすめです。

対象年齢:8歳以上
最適プレイヤー人数:2〜8人


Off Track!

カードゲーム「Off Track!」は、目的地を目指すプレイヤーと、相手プレイヤーがゴールにたどり着けないように邪魔をして路線から外すプレイヤー同士の戦いです。

3つのチームに分かれて戦うゲームで、

① オフィスレディー(目的地:CBD)
② スクールボーイ(目的地:Ruffles Institution)
③ ディスラプター(邪魔をする者)

に分かれます。

オフィスレディーとスクールボーイはMRT路線を作成して目的地を目指します。一方、ディスラプターは両者が目的地にたどり着けないように邪魔をします。

オフィスレディーとスクールボーイはどちらかが先に目的地に到着したほうが勝者となります。カードがなくなった時点でオフィスレディーとスクールボーイが目的地に到達していない場合、勝者はディスラプターとなります。

詳しいゲームのルールは、こちらのウェブサイトを参考にしてみてください(英語)

対象年齢:9歳以上
最適プレイヤー人数:3〜9人


Happy Family Singapore

1番多く家族を揃えた人が勝者となるカードゲーム「HAPPY FAMILY」のシンガポール版です。シンガポールに暮らす家族がカードに描かれています。

ルールは簡単。4人家族を揃えるまで、他のプレイヤーに「〇〇さんの母はいますか」というように質問します。質問されたプレイヤーはそのカードを持っている場合、相手に差し出さなければなりません。プレイヤー全員のカードがなくなった時点で、1番多くの家族を揃えた人が勝ちです。

カードのブランドにもよりますが、さまざまなルーツを持った家族がカードに登場するものもあります(例:Happy Family Singapore by WHENIWASFOUR)。多民族国家であるシンガポールならではですよね。「多様性を学ぶきっかけにもなりそうなゲームなので、特に子どもたちに勧めたいゲーム」とのこと!

対象年齢:5歳以上
最適プレイヤー人数:2〜4人


この機会にシンガポールのカード・ボードゲームを家族で楽しもう!

今回はシンガポール人に聞いた、盛り上がるシンガポールのカード・ボードゲーム5つをご紹介しました。

家族と楽しむのはもちろん、友人とのホームパーティーでも盛り上がりそうですよね!シンガポールのお土産にもぴったりです。

ぜひこの機会に、シンガポールのカード・ボードゲームをおうちで楽しんでみてくださいね!



この記事を書いた人

Reika

国際コミュニケーション学部在学中よりライター活動開始。オーストラリア留学中にアジア太平洋地域の国際関係学とジェンダーについて学び、シンガポールに関心を持つ。

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