【クリスマスや年末年始は創作フレンチはいかが?】シンガポールの多国籍料理「Nalati」が提供する創作フレンチの限定メニューは絶品ばかり

待ちに待ったクリスマスや年末年始のホリデーシーズン。祝日が少ないシンガポールでも、この時期は休みが多く、一年でもっともワクワクする!という人もいるのではないでしょうか。そんなワクワク感をより高めてくれるのが、美味しい料理。

創作料理を提供する「Nalati」がこの時期だけの限定メニューはフレンチからインスパイアされたもので、絶品ばかり。Nalatiのクリスマス限定メニューを紹介します。





$ 24++のお手軽クリスマス限定ランチ

Nalatiが自信を持って提供するクリスマスの時期だけ提供されるランチコース。

前菜とメインの2品のコースは、なんと$24++という、びっくりコストパフォーマンス。もちろん「安いから味もそこそこ」なんてことはなく、シェフこだわりの料理を提供してくれて、前菜もメインも絶品です。

※限定ランチは、12月1日〜12月22日のランチタイム(11時〜15時)のみ。持ち帰り不可で、店内飲食だけ

メニューは、
前菜とメインの2品で$24++。
前菜からしっかりボリュームがあって、コスパは最高です。ご友人と、ゆったり贅沢な時間を過ごしたい方におすすめです。

 

前菜は選べる2種

まず、前菜から。

スタンダードメニュー以外に、料金を追加してプレミアムメニューにも変更ができます。

スタンダードメニューは「ビートルーフでスモークしたサーモンとオレンジのサラダ」、プレミアムメニューは「フォアグラとブリオッシュのトーストのグリル」です。

ビートルーフで燻製して色付けされた、見た目にも美しいサーモン

厚切りのサーモンは生臭さがなく、ついついペロッとたいらげてしまいます。燻製ではあるもののスモーキー過ぎることはなく、オレンジやサラダとと程よくマッチ。

フルーツを使ったソースが絶妙で、オレンジの酸味とザクロのぷちぷち食感が最高!

シェフ自ら素材を買い付けているというNalati。

厚めに切られたフォアグラは、しつこい脂っこさはなく、いかに素材が厳選されているかを感じます。濃厚なフォアグラは、口に広がりあっという間になくなってしまいました

付け合せはりんごのソース。言われないと玉ねぎかな?と思うような、しっかり濃いめの味付け。これをフォアグラに乗せて、フワッとしたブリオッシュも一緒にほおばる。

口直しには、お酒が苦手でも美味しく食べられるアルコールに漬けたチェリーをぱくり。

お口の中が幸せに包まれる瞬間です。


どっちも捨てがたい!メインはお肉料理?お魚料理?

前菜の余韻を楽しんでいると登場するのが、お待ちかねのメイン。もちろん肉か魚かを選べます。どちらも美味しいことは間違いなし。どちらにしようか、目の前に突きつけられる難題です。

ナイフを入れた瞬間、ほろっとほどけるくらい柔らかいダック。お肉自体にもシンプルなのにメリハリのある味付がされていて、そのまま食べても十分に美味しいのですが、ふわっとムース状のオレンジとにんじんのソースを付けるとなんともマイルドで優しい味わいに変化。さらに付け合せのリゾットは、押し麦を使っていて、ぷちぷちもちもち食感がクセになります。

ワンプレートで様々な味や食感が楽しめます。

メインにお魚を選ぶと、アジアンテイストに早変わり!フレンチコースでイメージするお魚料理とは全く違うスタイルで、いい意味で期待を裏切ってくれます。

どんな料理がくるのかな?と次の料理が運ばれるのをワクワクしながら待てるのも、創作料理の醍醐味ですよね。

ふわっとスチームされた鯛に、きゅうりやオニオンのシャキシャキ食感が楽しい。パクチーとマスタードでキリッとメリハリのあるエスニックな味わいに仕上げられており、見た目以上に大満足な一品でした。


フェスティバルメニューは、クリスマスや年越しの特別な日にピッタリ!

クリスマスから年末年始にかけてのフェスティバル期間限定のメニューは、前菜、スープ、メイン、デザートのフルコース( $78++)。前菜からお肉を使った料理が出てきて、どれもこれも大満足の逸品ばかり。

豊富に取り揃えられたワインと一緒に愉しむのもいいですし、ゆったり座席でお子様連れのファミリーでも安心して楽しめます。
※12月23日〜1月1日までの期間限定、店内飲食限定

プラナカンの落ち着いた雰囲気で、ちょっと贅沢なランチ時間を過ごすのにイチオシのレストランです。


大満足の前菜から始まるコース

うずらをパリッとジューシーにグリルし、甘くキャラメリゼされたピーカンナッツと合わせたひと品です。香ばしさが引き立ち、所々にザクロや魚卵が散りばめられており、一口ごとに違った味わいが楽しめます。メイン料理かと思うほどの満足感。

ドレッシングは控えめでありながら、それぞれの素材の味をしっかり引き立ててくれる名脇役で、言うことなしの一皿です。


こだわりの詰まったスープ

定番料理だからこそこだわりたいというシェフの思いから、数種類の魚介類をミックス。サフランをはじめこだわりの高級スパイスを使い、改良に改良を重ねて現在の味付けに至ったといいます。

そのこだわりが十二分に発揮されている納得の奥深い味わいはぜひ皆さんにも試してもらいたいですね。

大ぶりなホタテ、海老、ムール貝が使われており、スープとは思えないほど贅沢な一品。しっかりグリルされた海老の香ばしいこと。普段は避けている海老味噌までしっかり堪能しました。

途中でスタッフからガーリックトーストでスープをかき混ぜてから食べてみてくださいと言われ、その通りにしてみると、これまた美味!

魚介の旨みをたっぷり吸い込んだトーストをお口にほおばると、じゅわ〜っと幸せが広がります。


どちらを選んでも後悔なし!メインはお肉とお魚から選べます

バラマンディは白身魚で、メバルの一種。刻んだハーブを使って作られているというサルサソースは絶妙な酸味で、しっかり目の味付けは淡白なバラマンディとベストマッチ。

付け合わせのにんじん一つにも手を抜かないNalati。柔らかい魚を食べる合間につまめる、ポリっと気持ちいい食感のミニキャロットを付け合わせに選ぶところにもセンスがひかります。

わあ〜!美味しそう!と、つい見惚れてしまうほどの美しい盛り付けでサーブされるこちらのお料理は、ローストされた鴨肉を酸味のあるオレンジソースで爽やかに。しっかりとオレンジの風味が感じられるソースは、お肉の旨みを引き立たせます。

ポテトとチーズをミルフィーユしてグリルした付け合せは、ボリューミーながらもシャキッとした心地よい食感が完食の秘密。


デザートにも手を抜きません。

カフィールとは香草の一種だそう。グラメラカはシンガポールお馴染みの、椰子からできたお砂糖。

そこまで癖が強い味わいではないですが、どことなく鼻に抜けるエスニックな味わいが珍しく、デザートまでしっかりと楽しくいただけ、大満足の締めくくりでした。



今回はフレンチからヒントを得たというこちらのコース料理。

筆者が驚いたのは、同じフルーツを使ったソースでも、時には料理を優しくマイルドに、時には味にピリッとメリハリをつけるなどさまざまな使い方をしており、飽きずに楽しめるような工夫が随所にみられました。

期間限定でしかいただけない2種類のコース、どちらも見逃さないでくださいね。



Nalati
住所:9 Raffles Place, Republic Plaza Level 1 & 2, Singapore 048619
電話:9710-6471
営業時間:月-土 10:30-22:00
休業日:日曜日
Website:https://www.nalati.com.sg/

 



この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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