トレンドヘア「Gentleman」が進化中!

Gentleman

シンガポールで人気のヘアスタイル「Gentleman」を徹底解析

シンガポールで「なんだか頭のサイドを刈り上げてる人、多いな。涼しそう」そう思われたことはないでしょうか?サイドを刈り上げ、トップは長めに。その髪型は「Gentleman」と呼ばれ、ここ数年のあいだ世界的に流行しています。日本では「ポマードヘア」や「ネオ七三」とも呼ばれます。

海外アーティストやモデルの間で流行り始めたのが発端ですが、ここシンガポールでも人気のヘアスタイルです。
このスタイルのメリットは、洗いっぱなしだとカジュアルに、ポマードや整髪料を使ってセットをするとフォーマル&きちんと感を演出できるという“2WAY仕様”な点です。

そんな中、シンガポールで「Gentleman」に特化したヘアサロンを見つけました。その名も「FADE AVENUE The Gentleman’s STUDIO
繊細なカット技術を体験できるお店です!

「どのデザインも、任せて」と、当店スタッフ。グラデーションやトップのセットなど「Gentleman」のバリエーションも様々。ローカルの人たちの間でも多いヘアスタイルです。

オーナー(左)と、常連の皆さん。「仕事はバラバラだけど、仲がいいんだ。ジェントルマンに通ってるってところが共通の仲間だよ」

こだわりのポイントは、なんといってもサイドのラインだよ

スカッとした男に変身!
ヘアがキマったらシェービングとヘッドマッサージ

丁寧な施術に思わずうっとり。ヘッドマッサージはヤミつきになるほどの腕前で、定期的に通う人も多いとか。

「ああ、いい気持ちだった。おっと、甥っ子から着信だ。コイツの髪型も、もちろんジェントルマンだ。おい、後ろ見せてみろ」

お前、随分刈り上げたな(笑)

Gentlemanの逸品

BLACK GOLD

日本の逸品が柳家ポマードなら、こちらでは「BLACK GOLD」にキマリ。「とにかく使いやすい。ジェントルマンの形を整えるには最高だ」

「SUAVECITO」のスプレー。「このメーカーは種類も多くて色々使ってる。デザインもいいでしょ(笑)」

《 FADE AVENUE The Gentleman’s STUDIO 》
住所:462 Serangoon Road
℡:8879 1257
営業時間:9:00〜23:00
不定休

そして日本では…

Jakeさん(Gentleman歴4年/ 27歳・Model)にヘアスタイルについて語って貰いました!

―― どれくらいGentlemanにしていますか?

「もう4年以上ずっとこの髪型です。今、東京で人気の髪型といえば、僕みたいなGentlemanか、韓流アイドルっぽいマッシュルームみたいなヘアスタイルでしょうか。ま、多様化してるから色々ですけどね。でも、この髪型の人、多いですね。長さを調節したり、トップにパーマかけたり、いろんな形にできるのがいいです

――セットはしやすいですか?

「僕、今日はオフだから何にも整髪剤つけてなくて“やる気ないモード” でフワフワだけど(笑)きちんとした服を着る時にはトップにポマードつけてオールバックにしますよ

――メンズのメディアを見ると、フォーマルっぽくセットしている人が多いですね。スーツに合わせたりすると格好いいです

「便利なんですよ。オンとオフで使い分けることができるから。オールバックにすると、それはそれで急にフォーマルになるし、ウェットっぽくするとちょっとセクシーな感じにもなるし(笑)。ネオ七三って言葉通り、レトロっぽくするのもいいですよね」

―― この流行って、随分長いですよね。どこ発信なんでしょうね?

どうなんでしょう。今って、ネットもあるし世界的に同じものが流行ったりするじゃないですか。
ジャスティン・ビーバーみたいによくメディアで目にするような人たちが最初にやってた気がするな〜。あ、この「SINTONIA」っていうブラジルのドラマ、サンパウロが舞台なんだけど、Gentlemanの人たちが沢山出てきますよ(笑)

サイドをビシッと刈り上げて真ん中を盛り上げるヘアの流行は、数年ごとに繰り返すようです。古くはボビー・ブラウン全盛期の「ハイトップ・フェード」、そしてベッカム全盛期の「ソフト・モヒカン」、さらに今回の「ジェントルマン」。今回の「ジェントルマン」は、アレンジ次第でオフィス・スタイルにも対応可能です。ぜひ、皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

YUKI KAMIO

singaporeが好きすぎ、散歩ばかりしているライター。趣味は建築見学。一番好きなローカルフードはローミー。ボタニックガーデンで深呼吸。

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