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「小学6年生へ」KOMABA 塾長 石川先生

教育ライター入江さくらの先生教えてください!

「夏を制す者は受験を制す」


入江 さくら 
入江 さくら 
小学6年生の受験生、夏休みの過ごし方について教えてください。

志望校の見学をし、学習計画と小さな目標達成の積み重ねを大切に学習計画の立て方と小さな目標達成の積み重ねを大切にしてください。小学6年生だと目の前の課題必死になることはできても、学習がある教科や単元に偏りがちになったり、勢いよく取り組んでいるうちに疲れやストレスで中盤以降に学習効率下がってしまうことがあると思います。
親や塾の先生と計画を立て、それを達成できたかどうか、少し大袈裟でも目で分かる形で計画表を壁に張ったり、学習計画ノートを作ってハンコを押してもらったりするのもいいかもしれません。
あとは体調管理も大切ですから、ご家庭との連携で、今どれくらいの負荷をかけていいかどうかを判断することも必要だと思います。
海外在住の場合は入試前に志望校の見学をする最後のチャンスかもしれませんので、日本の学校に連絡を取り、見学を一校でも多くすることをお勧めします。そこで得た動機付けが、9月以降の学習モチベーションに大きく関わるためです。帰国子女の子供たちが日本の教育に戻って心から充実した学校生活を送れるよう、志望校選びは大切ですので、夏休みのうちに家族で方針を固めていきたいところです。

入江さくら
入江さくら
最後に勝つ子の特徴は何ですか?

逆説的ですが、受験の末にたどり着いた学校を「勝ち」と思わせる過程を踏ませれば、全員勝ちだと思いますし、そういう子たちはその後の学校生活を豊かに充実させることができると経験上感じています。

*中学受験の講師のご経験も豊富な石川先生にとって、中学受験とは偏差値が高い学校に合格することが勝ちなのではなく、その子その子に合った中学校に通うことなのです。その価値観は、本人の自己肯定感に繋がり、親達にも本当の意味での子育てに対する充実感を与え、親子の人生を豊かにするものだと思いました。
入江さくら
入江さくら
入江さくら
この記事を書いた人
シンガポールで中学生の娘と小学生の息子を子育て中。子どもたちは日本で、自閉症の子どもたちと一緒に学ぶ混合教育の小学校に通わせて、それぞれ個性があること、人と違いがあることはいいことだということを感じてもらいました。モンテッソーリ教育、フォニックスも勉強し、シンガポールならではの教育事情にフォーカスして書いています。