シンガポール最大発行数の週刊日本語フリーペーパー

“割りたてのドリアンは高貴な味?” 検証レポート

ドリアンが最高に美味しい季節の到来です。7月中旬の現在、ピークを迎えており「ドリアン、食べとかなくちゃ」そう思われている方や既に満喫中の方、ドリアンは香りからしてダメな方…様々かと思います。

ドリアンは好き嫌いがハッキリ分かれるフルーツですが、好きな人には堪らない魅力があるようです。一説によると、割りたての新鮮なドリアンは、さほど香りが強くなく、“高貴な味”がするとのこと!シンガポールにドリアンの専門店は数多くありますが、今回はトアパヨにあるお店をレポートします。

色々種類があるけれど、とりあえず「猫山王」狙いで

ドリアン好きな友人より「ドリアンを食べるなら、『猫山王』が特別甘くてクリーミーだから試してみて!」そう言われてからドリアンを買うなら猫山王と決めていました。

お店は、トアパヨ駅からタクシーで10分ほどのHDBが立ち並ぶエリアにある「211 House Of Durian」に決定。地元では有名なお店とのことで、行ってみることにしました。

事前にインスタをチェック。狙っている猫山王は、$23/kgとのこと。他には「XO D24」や「BLACK GOLD」「AAA BLACK GOLD」がメニューに並びます。価格は変動するので、ぜひインスタをチェックしてみてください。

タクシーに揺られて、到着。壁に書かれた「211」の数字が目印です。

ドリアンの旬は年2回。6月〜8月、12月〜1月です。お店には、鈴なりに実っているドリアンの写真が飾られています。このドリアンは、はるばるマレーシアの畑から運ばれてくるそうで、鮮度が命のドリアンを最高の状態で堪能したい場合には、トラックが到着する夕方6時〜7時にスタンバイするのが大吉です。

「スーパーでパッキングされて売られているドリアンと、割りたての新鮮ドリアンは風味も味も違う」そうきいていたので、購入する時間は重要になります。お店の人の話によると「新鮮なドリアンは、甘みと苦味のバランスの良さが特徴です」とのことでした。この日に到着したのはお昼でしたが、夕方にグループで行くのが理想です。食のSNSをみていると夜に集まってドリアンを楽しんでいる画像が上がってきますが、こういう理由だったのですね。

重さを計って、その場で割って貰う

ドリアン選びはお店の人にお任せ。形が良く綺麗なベージュ色のドリアンがおすすめです。最初に大粒のものを指差し、計ってくれたのですが「60ドル」と言われたので予算オーバー。その後、予算(30ドル)を伝えて、それに合うような大きさのものを選んで貰いました。そして、手際よく割って、パッキング(密封)してくれます。

ついでに自家製ドリアンアイスも買ってみる

オリジナルアイスも売られていたので、試しに買ってみました。食べてみると、これがドリアンそのもので、とても美味。ドリアンアイスに開眼してしまい、自宅に持ち帰ったドリアンの一部を冷凍してみたら、濃厚リッチなアイスクリームになりました。ドリアンはシンプルに冷凍するだけで美味しいデザートにも変身します。

いざ、実食!

鮮度が命のドリアン、その場でワイワイシェアしながら食べたかったものの、今回は1人で買いに行ったので、持ち帰ることに。

シンガポール在住の方はよくご存知のように、ドリアンは強い香りを放っているため、持ち込むとルール違反となってしまう場所が結構あります。日本からシンガポールに遊びに来た友人からは、「ドリアンはシンガポールのホテルに持ち込んだら罰金か?」という質問を時々されます。罰金とまではいかないまでも、ホテルやレストラン、MRT(地下鉄)では禁止の表示をよく見かけます。罰則にひっかからないように、持ち込みは控えるようにしたいものです。

でも、実際にバスやMRTの中で「あ、誰か今、ドリアン持ってるな」と、思うこともたま〜にあります(笑)今回、筆者は友人に連絡をして車で迎えに来てもらいました。

猫山王は濃いイエロー。新鮮なドリアンはこんなにツヤツヤです。今まで、スーパーで買っていたドリアンとは明らかに外見から違います。

いざ、口に入れると…。まるで高級カスタードクリームのような上品な甘さで、口当たりはとっても滑らか!しっかりコクがあるのに、もうひとつ、もうひとつと食べたくなってしまう美味しさです。「いくらでも食べられる」そう言っていたドリアンフリークの友人に対して「こってりしたドリアンを、どうして大量に食べられるのか理解できない」そう思っていましたが、謝りたい気持ち。新鮮なドリアンは別物で、沢山食べたくなってしまうのです。実食して初めてわかりました。

家族はつきあってくれなかった。でも、旬のドリアン最高!

「ママ、ドリアン買った?ドリアンの匂いする!私ダメなんだ、ドリアン!」部屋に入るなり、娘からクレームを受けてしまいました。冒頭にも書きましたが、やっぱりドリアンは好き嫌いが分かれるフルーツです。部屋に残ったドリアンの匂いは、1時間たっても消えませんでした。結果、残りはバルコニーで孤独に堪能することに。でも、独り占めしたドリアンをこころゆくまで楽しむことができました。「これ、ブランデーをちょっとたらしたら美味しいかも…」そんな思いが、ふと頭をよぎりました。でも、実際にはドリアン×アルコールは相性が良くないそう。ビールなどと一緒に食べると、胃の中で発酵したり胸焼けの原因になったりするそうなのでご注意ください。

はたして、“割りたてのドリアンは高貴な味”は、本当でした。エレガントなクリーム感、パンチの効いた果実味、その奥に広がる焦がしカラメルのような苦味。この特別な味を知った分、わざわざ足を運んだ甲斐がありました。ぜひ、皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか?

211 HOUSE OF DURIAN

Blk 211 Lorong 8 Toa Payoh #01-21 Singapore 310211

Tel : 6258 2054

https://www.instagram.com/211houseofdurian/

アバター
この記事を書いた人
シンガポールライフをもっと楽しく豊かに、をコンセプトに、在留邦人や短期滞在者、またシンガポールに興味がある方に、実用的で生活に役立つ情報を提供しています。