5月から配偶者ビザ所持者はLOCで働くことが不可に。更新時にSパスやEPの取得が必要。シンガポール政府

シンガポール政府は3日、現在、LOC=Letter of Concent(労働許可証)の発行を受けてシンガポールで働いているDP(配偶者ビザ)ホルダーも、2021年5月以降に働く場合は、EPやSパスといった就労ビザの取得が必要になることを明らかにしました。

この方針転換によって、DPホルダーはLOCを持っているだけでは企業で働くことができなくなります。シンガポールの地元紙・ストレーツタイムズによりますと、現在LOCの発行を受けている人は、次回の更新時まではLOCだけで働き続けることができるそうです。更新期限が来た際には、改めて就労ビザを取得しなければなりません。

シンガポール人材開発省(MOM)のジョセフィン・テオ大臣が3月3日、議会でこの方針を明らかにしました。

配偶者の駐在に帯同しているDP(配偶者ビザ)ホルダーを雇用している企業が大きな影響を受けることは避けられません。

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz