目標に向かって行動できる子になる 「チャンクダウン」活用術

未来について考えることは大人でもワクワクします。いいイメージができたときにはなおさら、心の奥底から力が湧いてくるものです。それは、子どもも同じです。

思い出してみてください。小さい頃、お母さんや先生から「将来、何になりたい?」と聞かれたときのことを——。好きなことを活かした仕事に就いて、何歳頃に結婚をして、大きなお家に住んで犬を飼って……と考えをめぐらせるのがとても楽しかったと思います。

「大人になるのが楽しみ」と思えることは、子どもにとってとても素敵なこと。ですから、子どもが突飛な夢を口にしても「無理だよ」「それはダメ」といった制限は絶対にかけないでください。

子どもは家庭以外の場所でもさまざまな情報に触れています。ある程度の年齢になれば、自分の夢が実現可能か自覚できるようになるものです。なので、子どもが楽しみに感じていることについて、親が率先して否定しては「お母さんに反対された」というキズを残すことになりかねません。

親としてすべきことは、子どもが自分で考え、語った夢を受け止めてあげること。そして夢を現実のものとするために、今が未来に繋がっているという意識がもてるよう促してあげることです。

未来が今の延長線上にあることを意識させるには、チャンクダウン=細分化する必要があります。例えば「科学者」という夢を叶えるには「専門的な知識」が必要で、そのためには「◎◎大学の□□学部」で学ぶのがいい。そこに入るには「学力をあげる」ことが必要で、まずは「次のテストを頑張る」こと、ひいては「勉強を1日1時間やる」ことにする。というように、実際に動けるかたちまで落とし込むのです。

ただし、大人だけで勝手に細分化してしまっては意味がありません。子どもと一緒に、子どもに問いかけながら、夢ある未来に向けて今できることは何かをチャンクダウンしていきましょう。

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