10年後をイメージしながら、 子どもと一緒に親も成長しよう

子どもを育てるということは、親にとって大きな喜びです。しかし、実際は楽しい部分ばかりではなく、同じくらい、もしかしたらそれ以上のストレスがつきものです。

部屋を片付けても2分でオモチャだらけにされたり、見た目も工夫してご飯をつくってもグチャグチャにされ残されたり、時間に間に合うよう段取りしても玄関先でグズられ遅刻をしてしまったり……具体例を挙げればキリがありません。

大人の心では理解できない行動を何度も目の当たりにするうちに、お母さんの心のなかには「どうしよう」と焦りが芽生え、不安に襲われ、次第にイライラへと姿を変えて、ついには子どもを怒鳴りつけてしまいます。

そんなとき、思い出して欲しいのは「子どもは確実に成長する」ということ。1年経てば1年分、5年経てば5年分、成長するのです。

例えば今3歳の子どもであれば、10年後は13歳。中学生ですから、使ったものを元に戻すことの意味もわかるでしょうし、ご飯もキレイに食べられるようになっているでしょう。朝、玄関先で突如グズって遅刻するということも、まずはないと思われます。むしろ「ヤバイヤバイ!」と言いながら遅刻しないよう、全力で準備をするのではないでしょうか。

10年後を想定すると、子どもを見る目も自然に変わってくるものです。すると、子どもも親の焦りや不安の影響から解放されることになります。子どもの自己肯定感は上がり、のびのびと過ごすことができるようになります。

親もまた、自分自身の10年後をイメージしてみてはいかがでしょう。10年後の自分はどのような人になっていたいのか、楽しく想像してみてください。

子どもは親の背を見て育ちます。成長し続ける親の姿を見ながら育った子どもは、同じように自ら成長しようとするはずです。

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