”自分で決める”を取り入れよう 子どものスケジュール管理術

新たな一年の始まり。気持ちも新たに何か新しいことを始めようかというご家庭も多いかと存じます。今回は、何かを始めるタイミングに取り入れたい子どものスケジュール管理についてお伝えいたします。

遊び、勉強、運動、お手伝い、習いごと。子どもたちの毎日は、大人が思うより忙しいものです。皆さんのように海外在住ともなれば、現地言語の習得も必要ですし、いつか日本に帰ったときのためにしておきたいこともたくさんあると思います。

例えばここに受験が加わるとなると、それはもう大変です。受験のカリキュラムは膨大で、学校から帰宅してからの限られた時間でこなしていくにはきちんとした日々のスケジュール管理が必須。ですが、まだ時間の感覚がそれほどない小学生の子どもに、すべて管理させるのははっきり言って無理でしょう。そこには親のサポートが求められます。

とはいえ、すべてを親が決めて子どもに押し付けるだけでは、いつまで経っても”親のための勉強”から抜け出せません。子どもが本来もっている力を引き出すためにも、スケジュール管理に子ども自身の意見を取り入れ”自分からする勉強”に変えていきましょう。

まずは「やることリスト」を作ることで”お母さんがやらせていること”ではなく、子どもが”自分のためにやること”という認識を促します。引き出す問いは「次のテストまでにしなければならないことは何?」などがいいでしょう。

次に時間の決定。「何時になったら、それをやろうか?」と問いかけ、現実味のない答えが返ってきても真っ向から否定はせずに「それは難しそうだから、変えてみようか」と続けます。ここでは、子どもを信じる気持ちをもったまま聞いてあげることが大切です。

”自分で決める”ことで、お母さんとの約束=自分ルールという意識が芽生えやすくなります。スケジュール管理だけでなくとも、例えばスマートフォンや携帯ゲーム機を持たせるときなどのルールづくりにも応用できるのではないでしょうか。

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