多くの情報にふれ、想像力や 学び体質をも養う読書のススメ

前回の記事では、目標に向かって行動できる子についてお伝えしましたが、そもそも目標をもつ、あるいは夢を抱くには職業や社会についての知識がある程度必要で、さらにはそこから自分ならどうする?というイメージを膨らませる豊かな想像力が欠かせません。

そこで役立つのが、読書です。本を読むことはすなわち、多くの情報を取り入れること。本を読むことで得られるのは、語彙力・読解力の強化だけではありません。人は本のなかで新しいさまざまな他者と出会うことができるのです。

現実には難しいと思えることも、本の世界においては容易です。ですから視野が広がり、思考が広がり、その延長線として自分の将来もまた、自由に、より明確にイメージすることができるようにもなります。

読書は、知識を一方的に受け取るだけではありません。気になったこと、もっと深く知りたいと思ったことなどを自分で調べ、自分で考え、自分で学ぶ体質をも育みます。本とは、子どもにとってすばらしい友人であり、師なのです。

読書をするには、まず本が身近であることが大切です。私は児童書の出版社がおこなっているサービスを利用し、月1回ペースで多ジャンルの本が自宅に届くような仕組みを作っていました。さらには手作りの読書カードを作り、一冊読んだらシールを貼って達成感を味わえるようにもしながら、シールが溜まるとご褒美をプレゼントしていました。

ご家庭によっては、子どもにマンガは読ませたくないと禁止しているようですが、わが家も皆さんと同じ外国(アメリカ)で暮らしていた時期があり、当時は少しでも日本語に触れさせたいという思いからマンガも良しとしていました。マンガは日本を象徴する1つの文化ですし、子ども心に響く作品も多く存在しています。

何はともあれ、本は知識を広げ、世界を広げてくれるもの。子どもと一緒に親である大人たちも積極的に読書を楽しんでいきたいですね。

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