青森の食と観光が世界へ羽ばたく!シンガポール日本大使公邸で「Aomori Food and Tourism Reception」開催

2024年12月11日、シンガポール日本大使公邸にて青森県が主催する「Aomori Food and Tourism Reception」が盛大に開催されました。石川浩司 駐シンガポール特命全権大使やインフルエンサーなど約70名が来場し、大間マグロや陸奥湾産ホタテといった海の幸から青森りんごを使ったシードルまで、青森を代表する食の数々を堪能。さらにむつ市の観光PRやご当地アイドル「ライスボール」のパフォーマンスも行われ、青森の魅力が存分に詰まった充実のイベントとなりました。


青森の味覚と魅力が海外市場にアピール

2024年12月11日、シンガポール日本大使公邸にて、青森県主催の「Aomori Food and Tourism Reception」が開催されました。石川浩司 駐シンガポール特命全権大使やインフルエンサーなど約70名が招かれ、青森県の食文化と観光資源を体験。シンガポールという“東南アジアの玄関口”で繰り広げられたイベントは、大盛況のうちに幕を閉じました。



初の本格進出に挑む青森県



シンガポール市場開拓への意気込み

レセプション冒頭の挨拶で登壇した青森県の宮下知事は、「県としてシンガポールへの市場開拓は初めての挑戦であり、大きな一歩」と強調。そのうえで、「本県の自慢の食のなかでも、これから力を入れていきたい商品を持参し、新たな販路拡大に挑戦したい」と意気込みを語りました。東南アジアをはじめ世界各国とのビジネスや観光交流が広がるシンガポールだからこそ、青森の魅力を発信する絶好の場となったようです。

約70名が参加、アットホームかつ活気ある雰囲気

会場には、石川浩司 駐シンガポール特命全権大使や大使館関係者のほか、現地在住の日本人コミュニティ、インフルエンサー、食品バイヤーなど幅広い顔ぶれが集結。テーブルには青森の特産品を活かしたメニューが並び、来場者たちは最初から最後まで興味深そうに味わったり、情報交換に花を咲かせたりしていました。



青森自慢の食文化が集結



大間マグロ・陸奥湾産ホタテ・青森りんごが主役

イベントの目玉となったのは、なんといっても豊富な青森食材の数々。世界中の美食家から注目を集める大間マグロや、肉厚で甘みのある陸奥湾産ホタテなど、「青森の海の幸」は参加者から絶賛の声が上がりました。また、青森が全国に誇るりんごもさまざまな形で提供され、りんごを使ったデザートやジュースなど、多彩なアレンジが楽しめるブースも設置されました。



乾杯は青森県産シードルで

レセプションの乾杯は、青森県産のシードルが振る舞われました。りんごの風味を存分に感じるフルーティーな味わいが好評を博し、「普段はワイン党だが、これは飲みやすくて美味しい」「りんごそのものの香りが素晴らしい」など、参加者同士の会話も弾んでいました。



観光資源のPRとパフォーマンスが彩る後半



むつ市のアピールと「ミスりんごあおもり」の登壇

レセプション中盤には、青森りんご対策協議会の加川会長と、ミスりんごあおもりの下田来渚(しもだ らな)氏がりんごの歴史や栄養価などを紹介。さらに、むつ市の山本知也市長が登壇し、下北半島が誇る観光資源や地域の特色を力強くPRしました。恐山や豊かな自然など、海外の人々にとって新鮮な観光コンテンツに関心が高まる様子が伺えました。


ご当地アイドル「ライスボール」と伝統芸能

続いて、ご当地アイドルの「ライスボール」がパフォーマンスを披露。若々しいエネルギーと愛らしいステージに、参加者はスマートフォンを片手に撮影しながら大盛り上がり。その熱気を受け継ぐかたちで、石川義梅会による伝統芸能「手踊り」が行われ、華やかかつ優雅な舞いに会場からは大きな拍手が送られました。


レセプションの締めくくりと今後の展望

レセプションを締めくくる挨拶では、宮下知事が「今後の交流促進と販路拡大に大いに期待している」と述べ、シンガポールとの結びつきをさらに深めたい考えを強調。最後に参加者全員で記念撮影が行われ、青森県から用意された土産品を手に笑顔で会場を後にする姿が印象的でした。

シンガポールでの大成功を機に、青森県が海外市場へ踏み出す取り組みは一層加速することが予想されます。豊かな食文化や観光資源を国際的にアピールすることで、地域の活性化と人材交流の促進にも大きく寄与することでしょう。今後はシンガポールだけでなく、近隣の東南アジア諸国への展開も期待され、青森が世界に羽ばたく新たなステージが開かれようとしています。


青森が切り開く国際市場への道

今回の「Aomori Food and Tourism Reception」は、青森県が国際市場へ本格的に進出する象徴的なイベントとなりました。地元の豊かな食文化や観光資源、伝統芸能やご当地アイドルなど、多彩な魅力が一堂に会したレセプションには参加者からも好評の声が続出。今後も青森県が持つ地域の活力や魅力が、海外でどのように受け入れられるのか注目が集まります。青森発のエネルギーが世界を豊かに彩る日も、そう遠くはないのかもしれません。


●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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