旅行におすすめ!タイやベトナムを含む東南アジアなどの8か国を紹介!
気候も穏やかでフライト時間や時差も短く、多くのLCCも乗り入れしており、日本から気軽にリーズナブルに海外旅行するにはもってこいな東南アジア!今回は東南アジア諸国や島々のおすすめポイントを紹介します。ぜひ、今後の旅行の参考にしてくださいね!
旅行で東南アジアがおすすめの理由
旅行先として東南アジアがおすすめの理由・・・それはなんといっても旅行費や現地での物価の安さ、日本からのフライト時間も短いという気軽さにあります。さらに東南アジアは年中穏やかな気候と親日家というところも旅行しやすいポイント。
この記事では、東南アジア旅行の魅力を掘り下げていきます!
LCCで行ける
日本から東南アジアへは羽田空港や成田空港からLCCの乗り入れがたくさんあり、アメリカやヨーロッパに比べて格段に安く行けます。LCCのキャンペーンやセールを狙えば、往復2万円切る場合もあります!金額的にも気軽に行けるのはとっても魅力的です。
物価が安い
日本より物価が安いところも魅力的な東南アジア。滞在時の食費や交通手段も日本より安いので、快適に旅行が楽しめます。
今回ご紹介する国の一部になりますが、タクシーの初乗り料金は以下の通りです。
・日本(東京) 410円(1km)
・シンガポール 250円(1km)
・タイ 120円(1km)
・マレーシア 80円(1km)
・フィリピン 70円(500m)
また日本より、Uberなどの配車アプリが普及しているため、気軽に利用可能です。
その他、東南アジアはマッサージも人気がありますが、高級スパも日本よりはリーズナブルに受けれるので、ちょっとした贅沢もできちゃうのも東南アジアならではです。
親日の人が多い
タイをはじめとするベトナム、シンガポール、マレーシアなど様々な東南アジアの国々が親日家として知られています。またそれ以前に国民性も非常にフレンドリー。どの国も親日なのには、このような理由があげられます。
戦後、日本はどん底の状態から技術力を磨くなどして経済発展を成し遂げ、世界の主要国となりました。東南アジアも国土が狭く、資源が少ないという国が多数あるため、日本の経済モデルを見本にしているケースはたくさんあります。
経済的な理由以外にも東南アジアでは、日本の漫画・アニメ、芸能人、日本食、日本製の日用品や化粧品が大人気。漫画・アニメはいろんな言語に翻訳されていますし、日本の飲食チェーンも街中でよく見かけます。
そのため、海外旅行初心者に東南アジアはとてもおすすめです。
気候が温暖
東南アジアの気候は年中温暖なので、どの季節でも比較的薄着で過ごせます。暑いと30℃を越す場合もありますが屋内に入れば、冷房設備は整っていますし、問題ありません。寒い日本の冬を過ごす代わりに、暖かい東南アジアで過ごすのもいいですね。
東南アジアの旅行先
タイ
東南アジアの中でも一番親日国として知られるタイ。日本からの渡航時間は約6時間ほど。今回は首都・バンコクをはじめ、バンコク近郊のリゾート地・プーケットと古代遺跡の土地として有名なアユタヤをピックアップしました。
バンコク
タイの首都バンコクは東南アジアの中でも大都市で、高層ビルが立ち並び、大型のショッピングモール・デパート、その一方でいろんなところにマーケットも点在しており、とっても活気のある街です。
また400を超える寺院や王宮もあり、近代都市の要素と伝統的な要素がミックスされたところもバンコクの魅力。
プーケット
プーケットはバンコクの約800km南西に離れており、日本から行く場合は、バンコクで国内線に乗り継いで行きます。プーケットはタイで一番のリゾート地でホテルも高級なリゾートホテルからカジュアルな旅行にぴったりのバンガロータイプのホテルも多数あります。
プーケット最大の魅力は、もちろん「海」!白い砂浜に広がるエメラルドグリーンの海は、別名「アンダマン海の真珠」と呼ばれています。
アユタヤ
バンコクから北へ車で1時間半ほどの場所に位置しているアユタヤ。ここはかつてタイの歴史上最大の王朝の都でした。そんなアユタヤには数々の名だたる歴史的遺跡が残されており、世界遺産にも登録されています。
バンコクから日帰りで行けるという立地でもあり、タイを代表する観光名所のひとつ。日本人向けツアーもあるので、バンコク滞在中に訪れたい場所です。
インドネシア
アジア有数の資源大国であり、人口も世界第4位、近年経済的にも急速な発展を遂げているインドネシア。インドネシアからはリゾート地で人気のあるバリ島とインドネシアの古都・ジョグジャカルタを紹介します。
バリ島
年間の平均気温が28℃と年中常夏のバリ島。そんなバリ島はいつ訪れてもベストシーズン!ビーチの印象が強いバリ島ですが、実は「神々の住む島」とも呼ばれ、世界遺産もたくさんあるのです!世界遺産には寺院、棚田、湖や川などが選ばれており、そのうちの何ヵ所かはパワースポットとして有名です。
またバリ島に訪れたら見ておきたいのが、「バリ舞踊」。バリ島では、芸術は神様に捧げるものと考えており、神様によって躍りも異なるので、見比べるのもおすすめ。
ジョグジャカルタ
ジョグジャカルタはジャワ島の中心地として栄えた古都です。首都ジャカルタやバリ島からは飛行機で1時間から1時間半ほどで、バリ島発着の観光客向けのツアーもあります。
そんなジョグジャカルタは仏教やヒンドゥー教がいち早く伝わり、王宮文化を残しました。それが今もなお、歴史的遺跡として残っており、世界遺産として認定されています。リゾート地であるバリ島とは対照的な雰囲気のため、バリ島滞在中に足を伸ばすのもいいかもしれません。
ベトナム
ベトナムもまたインドネシア同様、経済発展が著しい国です。かつてはフランスの植民地であったベトナムは他の東南アジアと比べて、ヨーロッパのような街並みをしているのも魅力のひとつ。今回は首都ハノイとベトナム最大の商業都市ホーチミンの紹介をします。
ハノイ
ベトナムの北部に位置する首都ハノイ。この街の特徴は1000年以上の長い歴史があるところ。そんなハノイは日系企業や外資系企業の進出が増加、それに伴い都市開発が進み、おしゃれなカフェや大型商業施設も立ち並んでいます。
ただ一方で、昔ながらの伝統や歴史を重んじ、高層建築物や景観の規制も行っているため、自然や旧市街などの昔ながらの風景も残っています。
ホーチミン
ベトナムの南部に位置するホーチミンは、ベトナム最大の商業都市であり、観光都市でもあります。商業都市としての歴史は長く、前身はフランスの植民地時代に発展した商業都市「サイゴン」です。ベトナム戦争を経て現在の「ホーチミン」という名になりましたが、現在でも現地では「サイゴン」の名称が使われています。
そんなホーチミンの魅力はフランス植民地時代の名残で、ヨーロッパ建築の建物があり、他の東南アジアでは味わえないクラシカルな街並み。その街並みは「東洋のパリ」や「プチパリ」と呼ばれているほどです。
マレーシア
東南アジアのちょうど真ん中に位置するマレーシアは、多民族国家で様々な文化に触れられるのと自然豊かなのが魅力。今回は首都・クアラルンプール、かつてはヨーロッパの統治下であり、世界遺産の街でもあるマラッカ、同じく世界遺産の街であり、リゾート地でもあるペナン島の3ヵ所を紹介します。
クアラルンプール
近代イスラム建築の高層ビルがそびえ立つかたわら、路地に入るとアジアらしい景色もあり、中国寺院もあれば、数メートル先にはヒンドゥー教の寺院が・・・またイギリスの植民地であった時代もあったため、その頃に建てられた建築物が立ち並ぶなど西洋的な一面も。街中にすでに様々な文化が溶け込んでいるというのが世界でも珍しく、それこそがクアラルンプールの最大の魅力であります。
マラッカ
マレーシアの南部に位置するマラッカ。かつてはマラッカ王国として、マラッカ海峡の東西貿易の要として栄えていました。その後ポルトガル、オランダ、イギリスの統治が続き、西洋と東洋の文化が共存する街になりました。
マラッカはユネスコ世界文化遺産として登録されており、オランダ広場のカラフルな建物などは、マレーシアが誇る歴史的遺産となっています。いたるところに歴史的建築が点在しているので、のんびりと歴史散歩をするのがおすすめです。
ペナン島
東西貿易が盛んだったその昔、ぺナン島は中継地として利用されていました。マラッカ同様、ぺナン島のジョージタウンはユネスコ世界文化遺産に登録されており、18世紀後半に建てられたコロニアル建築は東西貿易の中継地だったという歴史が残されています。
ぺナン島の北部は美しいビーチが広がっており、歴史的探索することもビーチでゆったりするのも両方できるのがぺナン島の魅力です。
フィリピン
フィリピンは約7,200の島が集まる島国。1年の平均気温26°C〜27℃と温暖で湿度も低く、まさに常夏の島。またフィリピンは物価も安く、なんと1ペソ=2.46円(2022年4月現在)!今回はフィリピンの一番人気のリゾート地・セブ島と自然が溢れるボホール島を紹介します。
セブ島
日本から直行便も出ているほどフィリピンの大人気リゾート地・セブ島。そんなセブ島は、フィリピンの中部に位置し、南北に細長い島です。ビーチで楽しむのはもちろん、マーケットやショッピングモールもあるので、買い物も楽しめるいたれりつくせりな島です。セブ島を拠点に様々な島へのアクセスもいいので、島巡りするのもおすすめ!
ボホール島
セブ島のすぐ南隣にあるボホール島はとても自然豊かな島です。島には「チョコレートヒルズ」と呼ばれる幻想的な丘やロボック川での川下り、パミラカン島沖でのホエールウォッチングやドルフィンウォッチングなど自然系のアクティビティがとても充実しています。
またダイビングスポットとしても有名な島で、カクレクマノミやウミガメなどの海洋性物に出会うことができます。
カンボジア
アンコール王朝の発展を現代に伝える貴重なアンコール遺跡群と東南アジアのあらゆる文化を独自に開拓したクメール文化が融合するカンボジア。
そんなカンボジアに訪れたならば、絶対におさえておきたい、アンコールワット。12世紀にアンコール王朝のヒンドゥー教の大寺院として建てられたもので、世界文化遺産にも指定されています。密林のなかに建てられた寺院は神々しく、神秘的です。
ミャンマー
黄金の国と知られるミャンマーは、古くから伝わる精霊信仰の聖地や仏教国家のため寺院がいろんな場所に点在しています。そして、国民にしっかりと信仰と伝統は根付いています。ここではミャンマー最大都市・ヤンゴンと古都・バガンについて紹介します。
ヤンゴン
ヤンゴンはミャンマーの旧首都です。現在ミャンマーの首都はネピドーですが、2006年まではヤンゴンでした。そのため今でもミャンマーの政治や経済の中心地であり、ミャンマーの貿易拠点として重要な役割を果たしています。
ヤンゴンの最大のみどころは市街の北に位置するミャンマー仏教の総本山「シュエダゴン・パゴタ」。高さ99.4mで金色に輝く寺院には圧倒されることでしょう。またヤンゴンの北東・チャイティーヨー山の頂上にある「Kyaiktiyo Pagoda(チャイティーヨー・パゴタ)別名ゴールデン・ロックは、お祈りしている方々がいて、ミャンマーの人々の厚い信仰心を感じることができます。
ただし、女性はゴールデンロックに触れることができず、山頂で販売されている金箔を貼り付けれるのは男性のみですのでご注意ください
バガン
バガンはミャンマーの古都としられ、イラワジ川中流の東岸に約40kmにも渡り広がる平野にバガン遺跡群が存在しています。バガンには、数千ものパゴダ(仏搭)や寺院が点在しており、「世界三大仏教遺跡」のひとつでもあります。
そんなバガンで一番人気のアクティビティは毎年10月〜3月頃まで運行している熱気球のバガン遊覧飛行です!早朝出発なので朝が弱いと大変ですが、日の出とともにバガン遺跡の上空に浮かび上がり、朝焼けに染まるバガン遺跡群を眼下に一望することができ、圧巻!
番外編 モルディブ
インド洋に位置するモルディブは26の環礁が広がり、約1,200ほどの島が存在しています。白い砂、蒼い海と絵に描いたようなリゾート地として知られるモルディブは、高級感が漂います。
海に直接降りられる水上コテージが有名で、ハネムーンでの旅行先に人気。水上コテージは安全性を保つために、年齢制限を設けているところが多く、子連れ宿泊不可なホテルがあります。中には可能なところもあり、「Anantara Dhigu Maldives Resort(アナンタラ ディグ モルディブ リゾート)」はキッズクラブがあり、お子さまも安心して楽しんでいただけるので、家族旅行の際はおすすめです。
リゾートに自然に歴史散策に魅力溢れると東南アジア
いろんな東南アジアの国々の魅力を紹介していきました。東南アジアは気候が穏やかで物価が安い以外にも様々な魅力があります。
白い砂浜と綺麗な海でのんびり過したり、街中を散策して多様な文化に触れたり、都市を離れて古都を訪れ、歴史的遺跡を巡るなど多岐のジャンルに渡って楽しむことができます。日本からも渡航時間が短く、LCCも乗り入れがたくさんあるので、ぜひ海外旅行の候補に東南アジアを検討してみてください!
この記事を書いた人
SingaLife知りつくし隊
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、現地のトレンド情報やライフスタイル情報をお届けします。「知り尽くし隊にこんな情報を取り上げてほしい」各種SNSにてリクエストも随時募集中です!