大ヒット映画「すずめの戸締り」、シンガポールで2023年3月9日より一般公開! ファンスクリーニングは3月3、4日!3組6名特別招待あり!

日本で配収139億円突破(2月27日付)の新海誠監督の新作アニメ「すずめの戸締り」。シンガポールでは「Suzume 鈴芽の旅」として3月9日より一般公開されますが、それに先立ち3月3日、4日にファンスクリーニングが行われます。

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
大ヒット作『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督が贈る、待望の大ヒットアニメ映画とあって、映画ファンはまだかまだかと公開を心待ちにしています。
先立って行われた試写会でも、今回の映画は「君の名は。」と同じくらい好きだとか、監督の作品はどんどんすばらしくなる、などという声が高かったそうです。
Suzume 鈴芽の旅
ストーリー

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
九州の静かな町で叔母と暮らす鈴芽は、廃墟にある扉を探しているという青年 宗像草太に出会う。唯一の廃墟の場所を教えたものの、危険な場所を教えてしまったと後悔した鈴芽は草太を探す。
そして鈴芽が見つけたのは、廃墟の中に佇む、風化した一枚の扉。そしてドアを開けてしまった鈴芽は、閉じ師の草太と共に各地を巡りドアを閉めて回る旅に出る。そしてそれは鈴芽が失くした5歳の記憶を巡る旅でもあった…。

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
息苦しくなるような迫力
最初の数分間で、圧倒的な宮崎の自然に目を奪われます。鈴芽が自転車で坂を駆け下りるシーンは、さすが新海誠監督。美しいとしか言いようがありません。
草太との出会いのシーンも印象的。しかしそこから、一気に息ができなくなるような展開が進んでいきます。実際筆者は息を詰めて見ていたのに気づき、ふうっと大きく息を吐きました。あっという間に映画の世界に没頭させられました。

️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
上質なロードムービーであり、バディムービー
そして鈴芽が住む宮崎から船や車、新幹線を使いながら各地を巡り、さまざまな人と出会い、主人公とその周りの人たちの話が進みます。
この映画はロードムービーであり、多くの試練を乗り越える、人生を描く映画であり、忘れられた廃墟にもそこで息づいた人々の思いがあったと、気づかせてくれる映画でもあります。もちろん日本の美しい景色もそこには再現されています。
そして草太と鈴芽のバディムービーでもあります。助け合い、共に一つの目的に向かって行く姿は、さわやかで心地いいものです。
声優陣も注目!
何と言っても驚いたのは、主演の2名の声です。
オーディションで1700名の中から選ばれたという、原菜乃華さんは明るくきれいな声で、鈴芽そのもの。そして同じくオーディションで選ばれたという草太役の松村北斗さんの声は驚くくらい美声で、知らなかったら声優さんが演じているとしか思えませんでした。落ち着いた雰囲気で、でも大声を出してもやはり美しい、声優にぴったりの声でした。

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
周りを取り巻くのも深津絵里さんら俳優陣が多かったのが印象的でした。俳優さんが声優をやると、これじゃない…と思うことも正直多かったのですが、最近の俳優さんは声優もうまい!もちろん、神木隆之介さんは俳優だけでなく声優としても大活躍なので、別格ですが。
そしてエンディング

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
2時間があっという間に過ぎました。そしてエンディングに至る部分は涙が止まらず…。終わってからも流れ落ちる涙に参りました。ストーリーもキャラクターの掘り下げも、そして映像はいうまでもなく。
筆者の所感ですが、今までの監督作品の中で一番好きな作品となりました。マイベストの一つであった「君の名は。」を超えた、全てが完ぺきな映画です。

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
ほんの少しの心残りは「ダイジン」をもっと見たかったということ。スピンオフ、期待しています!
この作品も、言うまでもなく、映画館で見てこそ本当の魅力がわかります。長編映画としてベルリン映画祭金熊賞ノミネートも納得の秀作です。
不思議な扉に引き寄せられる鈴芽の旅は、人生を探す旅です。観客も一緒に旅に出られる映画です。機会があれば、ロケ地巡りツアーをしてみたい!

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
≪Suzume ファンスクリーニング情報≫ 日時:2023年3月3日(金)19:15、19:30 場所:PROJECTOR X: PICTUREHOUSE 住所:The Cathay, 2 Handy Rd, #05-01, S229233 金額:S$82 特典グッズ:A2サイズポスター、ドアハンガー(両面)、B6ノートブック、Tシャツ チケットはこちら |

©️2022「すずめの戸締り」製作委員会 / Encore Films
SingaLife読者プレゼント!
≪追加ファンスクリーニング情報≫ 日時:2023年3月4日(土) 場所:Shaw Theatres Lido 14:00、16:55 Shaw Theatres Paya Lebar Quarter 15:40、18:30 Shaw Theatres Waterway Pount 14:30 Shaw Theatres nex 14:10、15:10 金額:S$66 チケットはこちら |

こちらの追加ファンスクリーニングに、SingaLife読者3組6名をご招待します!上記のShawシネマからご覧いただけます。
▼応募方法 フォームにて、上記で掲載しているどのShawシネマで観覧されるか選択して応募 (シネマ、時間を必ず2つ選択の上、ご応募ください) 応募フォーム ※なお、当選された方へはEメールで劇場よりチケットが届きますので、メールアドレスは必ずご記載ください。 ▼応募締め切り 2023年3月3日 18時 ▼当選発表 2023年3月4日 午前 (劇場からの連絡をもって当選発表といたします。) もちろんファンスクリーニンググッズも、当日シネマでお受け取りいただけます。ぜひ、映画を楽しんでください! |
一般公開
2023年3月9日(木)より、シンガポールの各映画館で堂々公開!
最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!




この記事を書いた人
林じゅん子
長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ