2024年のシンガポールを振り返る!話題になったニュース12まとめ!
シンガポールの2024年は、世界の注目を浴びるニュースが次々と飛び出した1年でした。
Banksyの巡回展がついにシンガポールにやってきたり、教育の分野で圧倒的な成果を上げたりする一方、世界でも珍しい法律が導入されるなど、政治や経済、文化のあらゆる場面で話題を提供し続けました。この記事では、そんなシンガポールの2024年を象徴するニュースを余すことなくピックアップ。「なぜこの国がここまで注目されるのか?」その理由がわかります!
2024年のシンガポール、注目ニュース総まとめ!
シンガポールの2024年は、驚きと感動、そして挑戦の連続でした!
政治、経済、文化、ライフスタイルのさまざまな分野で、シンガポールは世界の注目を集める存在であり続けています。Banksyのアート展から、新しい法律や教育の成功まで、多岐にわたる話題が今年のニュースを彩りました。この記事では、2024年のシンガポールを象徴する出来事を総まとめしてお届けします!この記事を読めば、2024年のシンガポールが丸ごとわかります!
この激動の1年を振り返りながら、未来へのヒントも一緒に探ってみませんか?
Banksyの巡回展シンガポールで開催
ゲリラ的な活動スタイルと、政治的・社会的なメッセージを持つ作品で世界中を驚かせる覆面グラフィティアーティスト、Banksy。彼の巡回展が12月、ついにシンガポールで開催されます。都市空間への大胆な作品が特徴の彼ですが、器物損壊に厳しいシンガポールの法律との関係にも注目が集まります。
展示では、彼の代表作から未公開作品まで、幅広いコレクションが紹介される予定で、アートファンはもちろん、一般市民からも大きな期待が寄せられています。
▶覆面グラフィティ アーティスト「Banksy」の巡回展12月にシンガポールで開催
1人あたりの金融資産、シンガポールは世界上位
独系金融大手アリアンツが発表した「世界の富」レポートによれば、シンガポールは1人あたりの金融資産で世界トップクラスの一角を占めています。堅実な経済基盤、高い投資効率、そして個人の資産形成への意識の高さがその背景にあります。また、アジア全体で見ても、シンガポールは他の国々をリードする存在となっています。
このレポートが示すデータは、シンガポールがいかにしてその経済的優位性を維持しているのかを理解するための重要な手がかりです。
▶1人あたりの金融資産、シンガポールは世界上位:独系金融大手アリアンツ「世界の富」レポート
【シンガポール世界初の法律導入】自覚なき詐欺被害者の送金強制停止へ
シンガポール議会は11月11日、詐欺保護(Protection from Scams)法案を可決しました。この法律は、詐欺の被害に遭っているにもかかわらず、その事実を認めようとしない被害者を保護するため、警察が銀行口座に対して取引制限を命じることを可能にします。具体的には、被害者の銀行口座に警察の命令(Restraining Order)が発行されると、銀行がその口座からの送金や取引を停止します。
この画期的な法律は、詐欺防止の新たなステージを切り開くものであり、国際的にも注目されています。
▶シンガポール、世界でも前例のない法律導入で自覚ない詐欺被害者の送金を強制的に停止へ
OECDの国際学力調査、シンガポールが数学・科学・読解力で1位
OECDが実施する『学習到達度調査(PISA)』において、シンガポールの15歳の学生たちが数学、科学、読解力のすべてで世界1位を獲得しました。この調査は2022年度に実施され、教育システムの質や生徒の能力が評価されました。
シンガポールの教育政策や学校のカリキュラムは、国際的に高く評価されており、今回の結果はその成果を裏付けるものとなりました。教育分野での世界的リーダーとしての地位が改めて証明されました。
▶OECDの国際学力調査、シンガポールが数学・科学・読解力で1位
シンガポール定年年齢と再雇用年齢2026年引き上げ
シンガポール政府は、2026年7月1日より定年年齢を現行の63歳から64歳に、再雇用年齢を68歳から69歳に引き上げることを発表しました。この措置は高齢化社会への対応の一環として実施されます。
シンガポールでは、高齢者が働き続ける選択肢を増やし、経済的な自立を支援する政策が進んでいます。労働者にとっては、新たな法的保護の下で、より柔軟なキャリア形成が可能となるでしょう。
▶シンガポール 定年年齢64歳、再雇用年齢69歳へ2026年引き上げ
シンガポールは駐在員にとって世界で2番目に高額な都市
マーサーの「2024生計費調査」によると、シンガポールは駐在員にとって世界で2番目に生活費が高額な都市としてランクインしました。特に家賃や教育費、日用品の価格が他都市と比べて高い水準にあります。
シンガポールは、ビジネスや生活の利便性が高い反面、そのコストは駐在員にとって大きな課題となっています。
▶シンガポールは駐在員にとって世界で2番目に高額な都市:マーサー「2024生計費調査」
ムスタファセンター24時間営業再開
リトルインディアのランドマークとして知られるムスタファセンターが、9月6日より24時間営業を再開しました。
新型コロナウイルスの影響で短縮営業を余儀なくされていましたが、今回の再開は地元住民や観光客にとって歓迎すべきニュースです。豊富な品揃えとリーズナブルな価格で知られるこのショッピングモールは、再び活気を取り戻しています。
▶ムスタファセンター 9月6日より24時間営業再開
「世界最強のパスポート」最新ランキングシンガポールが単独首位
2024年のパスポートランキングで、シンガポールが単独首位を獲得しました。シンガポールのパスポート保持者は、195か国へビザなしで訪問できるという優位性を誇ります。この結果は、シンガポールの国際的な信頼性と外交力を示すものであり、旅行者やビジネスマンにとっても大きなメリットとなっています。
▶「世界最強のパスポート」最新ランキングシンガポールが単独首位
米系ファストフードチェーン「チックフィレイ」2025年にシンガポールで開業
米国で大人気のファストフードチェーン「チックフィレイ(Chick-fil-A)」が、2025年にシンガポールに初出店を予定しています。特製のチキンサンドイッチで知られる同店は、アジア市場への進出を大きなステップと位置づけています。この新店舗の開業は、シンガポールのフードシーンにさらなる多様性をもたらすことでしょう。
▶米系ファストフードチェーン「チックフィレイ」2025年にシンガポールで開業
鉄道駅で卓球の“トレインニング”(train-ing)MRTエスプラネード駅に卓球台が設置
MRTエスプラネード駅に卓球台が設置され、通勤や観光の合間に気軽に卓球を楽しめる新しいスポットとなりました。卓球台はシンガポール卓球協会から寄贈され、オンラインで予約すれば誰でも無料で利用可能です。地域住民や観光客の憩いの場として、今後も人気が高まりそうです。
▶鉄道駅で卓球の“トレインニング”(train-ing)MRTエスプラネード駅に卓球台が設置
シンガポール人の大半が健康的な食生活を望む一方で、バランスの取れた食事の構成要素を知る人は4人中1人以下に:調査で判明
フェアプライス グループが行った調査では、シンガポール人の多くが健康的な食生活を望んでいる一方で、バランスの取れた食事についての知識が不足していることが明らかになりました。このギャップを埋めるための教育や啓発が、今後の課題となるでしょう。
▶シンガポール人の大半が健康的な食生活を望む一方で、バランスの取れた食事の構成要素を知る人は4人中1人以下に:調査で判明
公営住宅HDB・猫飼育ライセンス制が9月1日スタート
シンガポールのHDBで猫飼育を許可する新たな枠組み「キャット マネージメント フレームワーク」が導入されました。9月1日より施行され、飼い主が飼育条件を満たすための2年の移行期間が設定されています。ペットを飼う新しい時代が幕を開けました。
▶公営住宅HDB・猫飼育ライセンス制が9月1日スタート
2024年シンガポールの最新トレンドを振り返って
2024年のシンガポールは、驚きと発展に満ちた1年でした。Banksyの巡回展がもたらした芸術の新たな波、世界最強のパスポートを支えるシンガポールの外交力、そして国際学力調査で示された教育のリーダーシップ。どのトピックも、シンガポールが世界に誇る魅力を体現しています。
また、健康志向の食生活調査や猫飼育ライセンス制の導入など、日常生活に密接に関わるニュースも目立ちました。こうした取り組みは、市民の生活の質を向上させ、さらに住みやすい都市へと進化する一歩となっています。
2025年には、どんなニュースやトレンドが待ち受けているのでしょうか?これからもシンガポールが放つ輝きを見逃さないよう、注目していきましょう。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!