【ジャパングリーンクリニック ドクターズルームから】皆さんに届けたい!つぶやきコラム -Vol.5- PR

過敏性腸症候群は、検査では原因が特定されにくいにもかかわらず、便秘や下痢、腹痛といった不快な症状が慢性的に続く病気です。心理的要因や自律神経の乱れが影響していると考えられており、現代のストレス社会で悩む人が増加しています。

この記事では、過敏性腸症候群の基本的な特徴や、類似の症状を呈する他の病気との違いについて解説します。

敏性腸症候群をご存知でしょうか?

過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に原因となる異常が検査をしても見つからないのに無症状と下痢や便秘、腹痛などを慢性的に繰り返す病気です。英語では、Irritable Bowel Syndrome(略してIBS)といいます。

主な要因は、ストレス、緊張、不安といった心理的要因や自律神経バランスの乱れなどが腸管の反応過敏や運動異常などを引き起こしているのではないかと考えられています。社会の複雑化やストレスの増加に伴い、これらの症状によって著しく生活の質が低下するなど悩む人が増えて注目されています。

その一方で過敏性腸症候群と同じような症状をきたすその他の病気に、大腸ポリープ・大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病・乳糖不耐症・膵臓疾患・甲状腺機能異常などもあるので自己判断しないことが大切です。

原因不明の便通異常や腹部症状があっても放置してしまう人は少なくありません。このような症状が持続する場合は、一度専門医を受診して原因を明らかにしましょう。

梅里 和哉医師プロフィール

ジャパングリーンクリニック医師。

岡山大学医学部卒
日本消化器内視鏡学会専門医
日本大腸肛門病学会認定専門医
日本消化器病学会専門医
日本外科学会認定登録医

施設情報

Japan Green Clinic(ジャパン グリーン クリニック)

〈全診療予約制〉
住所:290 Orchard Road #10-01 Paragon, S238859
最寄り駅:Orchard駅、Somerset駅
診療時間:月〜金 8:30*-12:00/13:30*-17:30、土 8:30*-12:00
*午前の一般診察開始時刻は9:00、午後は14:00
休診日:日祝
電話番号:6734 8871(日本語対応)
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●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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