シンガポールのコインランドリーの使い方、場所、料金を徹底解説

旅行中に便利なのが、気軽に洗濯ができるコインランドリー。駐在中にお家の洗濯機が故障した時でも頼もしい味方です。実は、シンガポールには清潔で使いやすいコインランドリーが街中に点在しています。
この記事では、シンガポールのコインランドリーの使い方や気になる料金の目安、観光や滞在に便利な立地にある店舗の情報などを徹底解説!シンガポールでのコインランドリー活用術をわかりやすくご紹介します。
旅行でも生活でも重宝!シンガポールのコインランドリー
日本では信じられませんが、シンガポールではよく洗濯機が壊れてしまうことがあるんです。そしてその場合、オーナーに伝えてから対応してもらうなど、使えるようになるまで時間がかかるんです。すぐに対応してくれるオーナーさんなら良いのですが、すぐに対応してくれないオーナーさんも。
暑くてよく汗をかくシンガポールでは着替えがたくさんでます。子どもがいる家庭ではなおさら。そんな中、数日から数週間、洗濯機が使えないのは死活問題!
他にも、シンガポール旅行中に服が汚れてしまった時、旅行の荷物を軽くしたい時にコインランドリーを使うと一気に楽になりますよね。
シンガポールで、洗濯問題にお困りの方はぜひコインランドリーを使ってみてください。
シンガポールのコインランドリーの使い方、料金は?
実際にコインランドリーを使用してみました。使い方や手順をご紹介いたします。

自宅から1番近いコインランドリーに行くことにしました。シンガポール島内全体にたくさんあるWonder Washというコインランドリーへ。コインランドリーの隣がフルーツ屋さんでコインランドリー前までフルーツが広がっておりました。シンガポールらしいです。
使用手順をチェックしたところ、洗濯機と乾燥機は別のようです。

このように使い方の説明が英語と中国語で記載されています。英語の苦手な方はGoogle翻訳で写真を撮ればすぐに翻訳できますよ。
Step1 |
洗濯物の量に合わせて洗濯機を選びます。

Step2 |
洗濯物を入れて、ドアを閉めます。(洗剤は自動投入されるので自分で入れる必要はありません。)
Step3 |
ノーマル、柔らかく仕上げる、熱いお湯で洗うなどの選択肢があるので、自分の好きなコース番号を押して、現金かPaynow(シンガポール版PayPayのようなもの)で支払います。私はタオル類の洗濯をしたので、ソフト仕上げを選択しました。
ここのコインランドリーは、現金で支払いの場合はS$1硬貨のみ使用可能でした。

Step4 |
洗剤も投入されたようで泡も出てきました。

気になる時間の目安ですが、こんな感じでまとめられています。

S$1硬貨への両替機があります。

コインランドリーの周りをぶらぶらしているうちにあっという間に洗濯が終わったので乾燥機にいれます。

乾燥機も使い方は洗濯機と同じです。何分乾燥させたいのかにより値段が決まるようです。ここは5分でS$1でした。

このように書かれているのでとりあえず25分、S$5をPayNowで支払いました。

このように温度設定もできます。私はミディアムにしました。
そして25分後。あれ?まだ少し湿っているぞ。ということで、次は高温で5分S$1を追加。5分後しっかり綺麗に乾いていました!
今回初めての利用だったので、バスタオル4枚と子どものパジャマ1枚、私のパジャマ1枚を洗濯乾燥してみました。服は縮むと嫌だなぁと思い、タオル類とパジャマにしましたが、パジャマも縮んだりすることなく仕上がりもくしゃくしゃになっていませんでした。全てふんわりいい香りに包まれて仕上がりも満足です。
★今回の洗濯と乾燥のまとめ 大判バスタオル4枚 子どものパジャマ上下1枚ずつ 大人パジャマトップスのみ1枚 料金は洗濯S$9/乾燥30分S$6、合計S$15でした。 |
毎日この金額となると痛手ですが、洗濯機故障時や、旅行の際にはいいのではないでしょうか。清潔感もあり、日本人から見ても使用に問題はありません。
コインランドリーはどこにある?
さて、シンガポールの街中や住宅街を歩いていてコインランドリーを発見することはなかなかありませんが、コインランドリーは一体どこにあるのでしょうか?
Google MAPでlaundryと検索してみます。検索するとびっくり!自分が思っていたよりそこらじゅうに、いろいろな会社のコインランドリーがありました。
自宅や宿泊先の近くで検索すれば徒歩圏内で何店舗かあるはずです。Google MAPでは店舗の様子の写真が載っていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
シンガポールのコインランドリーチェーン店をご紹介
シンガポールに数多くあるコインランドリーですが、4つの大手チェーン店をご紹介します。
Easy Wash
シンガポールで気軽に利用できるコインランドリー「Easy Wash」は、24時間営業の店舗も多く、忙しい日々の中でも自分のペースで洗濯ができる便利なコインランドリーです。MRTの駅からも近く、たとえばチャイナタウン近くの店舗はMaxwell駅やChinatown駅から歩いて行ける場所にあります。
Easy Washの魅力のひとつは、清潔で広々とした店内です。レビューでも通路が広くて清潔、定期的にスタッフが清掃してくれる、と高評価がたくさん見られます。機械も定期的にメンテナンスされていて、初めての利用でも安心。
支払いは、トークンを使うタイプとクレジットカードやデビットカードでの支払いに対応しているタイプがあります。トークンは店内の両替機で購入でき、小額紙幣(S$2やS$5)を用意しておくとスムーズです。カード払いの場合は、支払いと同時にスタートするので、操作を間違えないように注意が必要です。
S$10は使える店舗と使えない店舗があるようなので、もし事前に店舗を特定しているなら、「Easy Wash + 店舗名」でGoogleマップの写真をチェックすると、両替機の説明が写っていることもありますよ。
DIY Laundry
DIY Laundryの魅力は、Electrolux社製の業務用マシンを使ったコインランドリーということです。また、ホテルグレードの化学薬品(洗剤・柔軟剤)が使われているのもポイント!シンガポールに46店舗展開(2025年7月時点)されており、365日24時間営業が基本です。
店内は明るく清潔感があり、快適なソファや椅子が置かれていて、洗濯を待つ時間もゆったり過ごせます。料金は14 kgや20 kgといった大容量機が中心のようで、洗剤や柔軟剤は無料です。
支払い方法ですが、ほとんどの店舗でトークン式の支払いが採用されています。店内には両替機が設置されており、現金(紙幣や硬貨)を使ってトークンを購入します。そのトークンを洗濯機や乾燥機に投入して、洗濯や乾燥を開始する流れです。
使用できる紙幣は店舗によって違いますが、多くの店舗ではS$2やS$5に対応しています。S$10も使える店舗が増えていますが、S$50などの高額紙幣は基本的に使えないので、事前に細かいお金を準備しておくのがおすすめです。また、最近では一部の店舗でキャッシュレス決済(Netsカード、PayNow、クレジットカード)に対応し始めています。店舗によってはQRコード決済が利用できることもあるため、スマホで支払いをしたい方にも便利になりつつあります。
DIY Laundry WEBサイト |
Wonder Wash
シンガポールに61店舗展開(2025年7月時点)されており、基本的に365日24時間営業。両替機あり(店舗により異なる)。洗剤や柔軟剤はあらかじめ洗濯機に組み込まれており、ボタンを押せば自動で適量が投入される仕組みで、自分で持っていく必要がないので楽です。
また、Wonder Washは24時間営業の店舗が多く、場所も住宅地や駅の近くなど、アクセスの良い場所に多く出店しているため、仕事帰りや早朝、突然の雨で洗濯が必要になった時など、どんなタイミングでも使えます。
さらに、店内は明るく清潔で、管理が行き届いているのも特長のひとつです。定期的にメンテナンスが行われているようで、海外ならではの機械が壊れていて使えないということが少なく、初めての人でも安心して利用できます。利用方法もわかりやすく表示されており、旅行者や英語に不慣れな人でも簡単に操作できます。
Wonder Wash WEBサイト |
Ocean Wash
シンガポール島内に15店舗展開(2025年7月時点)しているOcean Washも、持ち込みの洗剤は不要です。洗濯S$5〜とリーズナブルな価格設定!そして、環境に配慮された洗剤が無料提供されることは大きな魅力です。洗浄力も強く、しかも肌にやさしいのが特長です。
さらに、Ocean Washでは20kgまで洗える大型洗濯機を使っており、1時間以内で洗って乾燥まで完了させることができます。公式サイトでは「30分で洗浄」「60分で洗浄+乾燥完了」のスピードを謳っており、忙しい利用者にとって大きな時短メリットになります 。
洗濯機の中には、洗い・温水・すすぎ・脱水などを最適化する高度なプログラムが搭載されていて、洗浄時間が39分のところを29分で同等以上の仕上がりができるという実績もあります。追加すすぎも選べるため、敏感肌の方にも安心です 。コイン両替機あり。
Ocean Wash WEBサイト |
安心して気軽に行ける!シンガポールのコインランドリー
旅行中でも、急な洗濯でも大丈夫。シンガポールのコインランドリーは、日本と同じように清潔感があり使い方も簡単で、料金も明確。初めての方でも安心。滞在スタイルに合わせて、ぜひ上手に活用してみてくださいね。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!