シンガポールでうなぎなら「う屋」老舗の技をとことん堪能

名古屋で90年以上続く老舗うなぎ店「四代目菊川」のシンガポール店。清潔感あり明るい店内では極上のうなぎを味わえます。


シンガポールで、なかなか美味しいうなぎを食べられないなぁと思っている読者の方々にお届けしたいのが、オーチャードにある「四代目菊川 う屋」です。ここは名古屋で90年以上続く老舗うなぎ店「四代目菊川」のシンガポール店で、清潔感あり明るい店内では極上のうなぎを味わえます


鮮度にとことんこだわるう屋では、生きたままのうなぎを台湾から空輸。シンガポールに運ばれてから、う屋の店内に設置した特別な生け簀で泥抜きされ、うなぎ独特の臭みが取り除かれます

う屋では注文を受けてから調理を始めるライブ感を大切にしています。それは名古屋でもシンガポールでも同じです。うなぎの焼き場の正面に設けられたスペースで、ガラス越しですら伝わってくる炭火の熱気と熱量を感じられます。その熱量はガラスに触れると火傷をしてしまうぐらいの熱さ。

実際に焼き場に入らせてもらいましたが、焼き場の室温は入ってすぐに汗が吹き出るほど高くなっていました。職人さんはさぞ大変でしょうが、炭火ならではのこの高温で焼き上げることで、う屋のうなぎは極上へと変わります

う屋のうなぎは焼く前に蒸さない関西スタイル。表面はパリッと身はふっくらした仕上がりを楽しむには、シンプルな白焼き(上46ドル++、並33ドル++、小23ドル++)が一番。少しのワサビを乗せて食べれば、臭みのないうなぎを十分に堪能できます。

一番人気はうなぎ一尾をさまざまな食べ方で楽しめる名物のひつまぶし(Lサイズ48ドル++、Mサイズ35ドル++。旨味が溶け込んだう屋秘伝のタレを絡めて提供されるひつまぶしは、1膳目はうな重として、2膳目はわさびや山椒をお好みでかけて、3膳目は特製のだしをかけてだし茶漬けとして。いろいろな味わい方を通して、う屋のうなぎの魅力を十二分に味わえます。

小さいけれど、嬉しいポイントは、山椒が粉状ではなく実の状態でテーブルに置かれていること。ミルで挽けば、粉山椒には出せない挽きたてのフレッシュな香りとピリリとしたからさが、うなぎをより一層引き立ててくれます。

そのほか、う巻き(12ドル++)や肝焼き(9ドル++)といった定番メニューはもちろんのこと、うに、和牛、うなぎを一度に楽しめる贅沢なうにく丼(45ドル++)は、う屋オリジナルなのでぜひお試しください。

シンガポール一番の繁華街であるオーチャードにあるアクセス抜群の立地で、接待や宴会に最適な個室も用意しているので幅広い用途でつかえます。
シンガポールでうなぎを食べるならう屋で間違いなしです。


<お店情報>
四代目菊川う屋 シンガポール店
住所:501 Orchard Rd, Wheelock Place #02-15/16, Singapore 238880
電話番号:6732-1096
最寄駅:オーチャード駅
営業時間:ランチ 月〜日 12:00〜14:30(L.O.14:00)
     ディナー日〜木 18:00〜21:30(L.O.21:00)
         金、土 18:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日:無
ウェブサイト:http://www.uya.sg/




この記事を書いた人

SingaLife編集部

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