シンガポールの大気質低下、PSIが『不健康』レベルに 2019年以降で初

2019年以降で初めて、シンガポールの大気質が『不健康』レベルに入ったことを受け、政府の省庁間煙害(ヘイズ)タスクフォースが7日に召集された。7日午後9時時点の24時間大気汚染指数(PSI)は67~123を記録した。最高値が観測されたのは島内東部だった。

PSIは数値101~200で『不健康』レベルに該当し、国家環境庁(NEA)から屋外活動の自粛勧告が出される。東部地域は9日朝7時のPSIが100を超えた。

NEAによると、7日土曜日はインドネシアのスマトラ島で(森林火災の)火元188ヵ所が確認され、前日金曜の212ヵ所から減少したものの、木曜の65ヵ所、水曜の15ヵ所からは激増。人工衛星の画像には南/中央スマトラ上空に煙が立ち上っている様子が捉えており、金曜午後に風向きが変わった影響で煙霧がシンガポールに向かって流れ込み、当地の大気質が低下したとみられる。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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