米アマゾンの大規模レイオフ シンガポールも避けられず

ネット通販大手の米アマゾンは4月26日、人員整理の一環として、同社クラウドサービス部門にてレイオフ(整理解雇)に着手した。従業員9千人に影響が及ぶ見通しで、シンガポール法人のスタッフも例外ではなかった。

今回の整理解雇は、3月に発表済みであり、アマゾンが昨年11月~今年1月に実施した同社史上最大規模となる1万8000人超の人員削減の追加となるもの。アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は3月20日付けの企業ブログの中で、「新たな人員削減は主に、同社クラウドコンピューティング事業のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)や人事、広告、ゲーム部門が対象だ」と伝えていた。

現時点における当地従業員の解雇数は不明だ。AWSはアマゾンの稼ぎ頭部門だが、法人顧客のコスト削減を受け成長鈍化に直面している。AWSも他の大半の事業と同じく、コロナ禍のデジタルサービス需要増に伴い急速な増員を行っていた。


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SingaLife編集部

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