早稲田渋谷シンガポール校の受験まで残り約1カ月!現役の高校1年生へ受験前の過ごし方についてインタビュー!

早稲田渋谷シンガポール校入試まで残り1カ月ほどといよいよ大詰め。入試までのラストスパートの過ごし方は合格に大きく影響します。

SingaLifeは今回、頑張っている受験生の皆さんの参考になればと思い、早稲田渋谷シンガポール校の在校生に入試直前の過ごし方についてインタビューしました。在校生から受験生に向けてのエールもありますのでこれを励みに苦しい時期を乗り越え、合格を勝ち取りましょう!


早稲田渋谷シンガポール校について

早稲田渋谷シンガポール校は、シンガポールに拠点を置く私立の在外教育施設です。元々1991年に渋谷幕張シンガポール校として開校しましたが、後の2002年に早稲田大学の系属校となり、現在の早稲田渋谷シンガポール校となりました。日本国外にありながら、授業は日本語で行われ、日本の高等学校と同一の教育課程が定められています。

シンガポールはもちろん、その他のアジア太平洋地域や欧米からもたくさんの生徒たちが入学しており、現在の生徒数は約320名にも上ります。

日本の高等学校のカリキュラムはもちろん、高い英語力を養うための独自の英語教育も実施しており、実践的な英語を体系的に学べることで知られています。学生寮があり、シンガポール国外から入学する生徒はここに入寮することになります。
高校生活をシンガポールで過ごすなら早稲田渋谷シンガポール校で。その魅力と学びを紹介!


早稲田渋谷シンガポール校の入試日程の再確認を

受験生の皆さんは受験勉強に忙しいかもしれませんが、試験種目と日にちを間違えることがないよう、2024年度の入学入試日程をもう一度確認しておきましょう。また、第1回、第2回入学試験の出願期間もしっかり把握しておき、遅れることがないよう注意してください。

各試験日程と出願期間

試験種目日程出願期間(シンガポール時間)
オンライン入学試験2023年11月4日(土)終了
第1回入学試験2023年12月2日(土)2023年11月1日(水)0:00
 ~2023年11月15日(水)16:00
第2回入学試験2024年2月3日(土)2024年1月8日(月)0:00
 ~2024年1月19日(金)16:00

 

受験前の過ごし方について在校生にインタビュー

なんと今回、早稲田渋谷シンガポール校の現役高校1年生2人に、受験前の過ごし方についてインタビューしました。

現役高校1年生へのインタビュー

昨年同時期に早稲田渋谷シンガポール校を受験した2人が、当時の状況と受験前の過ごし方について語ってくれました。2人とも10代半ばの若さで考え方がしっかりしていてとても聡明。インタビューということで最初は緊張していたようですが、談笑を交えながらの進行にスタッフとも打ち解けてくれてとても和やかなインタビューとなりました。

角田優真(つのだゆうま)さん
・高校1年生男子
・寮生
・ジャカルタのインターナショナルスクール出身。
 ジャカルタで約7年間を過ごした後、早稲田渋谷シンガポール校に入学。

早稲田渋谷シンガポール校を受験しようと思った理由は何ですか?

角田さん:小学校3年生のときから学校がずっとインターナショナルスクールだったのですが、中学3年生の4月に早稲渋の受験を決意しました。早稲渋は他校では見られない特別な英語の授業を実施していると両親から聞いたのがきっかけです。今まで培ってきた英語力を活かし、それを維持できるベストな環境だと思いました。

試験直前の1カ月間はどのように過ごしましたか?受験勉強の方法についても教えてください。

角田さん:早めに受験を終えた周りの友達から体験談などを聞いていたのでなんとなく安心しており、特段メンタル面での問題はなかったです。同じ早稲渋を受ける友人とともに切磋琢磨した時期を過ごしました。

勉強面では過去問をひたすら解き、学習レベルを高めると同時にテスト形式の把握に努めました。受験前に受けた模試で苦手科目もわかっていたので、そこを重点的に克服しました。国語の読解や漢字学習などには特に力を入れました。

受験当日はどうでしたか?

角田さん:インドネシアの日本人学校で受験したのですが、日本人学校はあまり足を踏み入れたことがなかったので、慣れない場所で少しナーバスになりました。

合格した時の気持ちは?

角田さん:大隈奨学金の獲得を目指して頑張っていたので、僕の場合は10位以内に入って合格することが目標でした。奨学金つきの合格証書をみたときは本当にうれしかったです。1日6、7時間勉強していたのが大いに報われた気がしました。

早稲渋での学校生活はいかがですか?

角田さん:星蘭祭(文化祭)が楽しかったです。自分たちで企画を練ったり、新たな体験ができたりと、インターではあまり経験できないことなので新鮮でした。友達はみんなフレンドリーだし、新入生歓迎を兼ねての球技大会も楽しかったです。雰囲気も7年ぶりの日本の学校という感じで感慨深いですね。学校外でもホーカー巡りやバドミントンなど数々のイベントを楽しんでいます。

最後に受験生に向けてエールをお願いします。

角田さん:受験勉強は継続が鍵です。勉強があまり好きでないという方も、1日2、3時間でいいので習慣にしてしまえば苦じゃなくなります。今苦しくても、合格すれば楽しい時間が待っていると思うことが大きなモチベーションになります。最後まで諦めず、合格を目指して頑張ってください!


安藤緑(あんどうみどり)さん
・高校1年生女子
・自宅生
・幼少期を米国ロサンゼルスで6年過ごす。
 その後7歳から日本で数年暮らした後、中学2年でシンガポールに移り、早稲田渋谷シンガポール校に入学。

早稲田渋谷シンガポール校を受験しようと思った理由は何ですか?

安藤さん:中学2年のときからシンガポールにいたのですが、コロナ禍でいろいろと規制があって学校外との関わりが持てなかったため、シンガポールにとどまって高校時代を同国で過ごしたいという思いが強く、中学3年の6月に早稲渋の受験を決めました。説明会や文化祭にも参加したのですが、勉強熱心な生徒が多いと感じ、入学したいとの思いが一層強まりました。

どのような受験対策をとりましたか?

安藤さん:私は塾に通っていなかったので、過去問をひたすら解いて苦手分野の把握から始めました。私の場合は受験を決めたのが遅かったこともあり、1日も無駄にできない状況だったので、自分でスケジュール表を作って、それに沿って受験勉強を進めていました。

参考書については、両親が解説が充実しているものを勧めてくれたり、いろいろと協力してくれました。学習環境も、自宅のほかにワークスペースを利用するなど自分なりに工夫しましたね。

試験直前の1カ月間はどのように過ごしましたか?勉強方法についても教えてください。

安藤さん:睡眠時間を必ず確保し、体調管理を徹底するようにしていました。また、同じく早稲渋志望で境遇が私と似た友達と、学習方法を共有したり、食事に出かけたりして気分転換をしました。勉強面では何か新たなことを始めるというよりは、苦手科目の克服を中心に、これまでの総復習に重きを置いていました。

受験当日はどうでしたか?

安藤さん:会場までのバスの移動時間に好きな曲を聴いて、心を落ち着かせていました。緊張するのは当たり前と自分に言い聞かせて、最後までこれまでの努力を信じていました。古典が微妙で、手ごたえもあまり感じなかったけど、合格を知ったときは本当にうれしかったです!

早稲渋での学校生活はいかがですか?

安藤さん:文化祭などいろいろな行事があって楽しいです。勉強とバスケットボールの部活動もあるので忙しいけれど、とても充実した毎日を送れています。

最後に受験生に向けてのエールをお願いします。

安藤さん:受験前ということでナーバスになるのは当然ですが、音楽など、少しでも自分を鼓舞できるものがあればそれを支えに頑張りましょう。なにより最後まで自分を信じることが大切です。睡眠をしっかりとり、体調を万全に整えて本番に挑んでください。

保護者へのインタビュー

今回、受験生にはどのようなサポートが必要なのかを知るため、保護者の方にもお話を伺ってみました。

お子様の受験に向けて、どのようなサポートをしましたか?

保護者:勉強の長期的な計画を子どもと一緒に立てました。カレンダーを見て「ここまでにこれをやる」「ここまでに復習をしよう」とスケジュールを決めました。また、当日に実力が発揮できるように、体調管理やタイムスケジュールの調整にも協力し、「深呼吸」、「目を閉じる」といった緊張をほぐす方法などもアドバイスしました。

ただ、これらは親がやるというよりは「子供と一緒に確認をする」ようにしていましたね。例えば食事のメニューについては、ただ親が栄養のバランスを考えて出すのではなく、消化に良くて集中力を高められるメニューなどを子どもと一緒に考えて、一つ一つ「確認しながら」食べるようにしていました。改めて親子の二人三脚が重要だと感じます。

当日はどのように送り出しましたか?

保護者:とにかく「緊張しないで。大丈夫だよ」と良い暗示をかけるようにしていました。午後は面接でお弁当が必要なので、その中身も子どもが食べたいものと消化に良いものがバランス良く入るように、これも2人で確認しながら作りました。

全体を振り返って

保護者:どれだけ準備をしても想定外のことはあるので、何が起こってもうろたえないように心がけていました。さまざまな局面を見据えていろいろな話をしておいたのが良かったなと思っています。


残り約1カ月!先輩たちの体験談を励みに合格を勝ち取ろう

現役の1年生たちも、昨年度紆余曲折の苦しい時期を乗り越えて、早稲田渋谷シンガポール校の合格にたどり着きました。残り約1カ月、2024年度入学の受験生の皆さんもぜひご両親とよく相談し、納得できる有意義な受験生活を送りましょう。無事合格した暁には楽しい毎日が待っていますよ。

学校情報

早稲田大学系属 早稲田渋谷シンガポール校
住所:57 West Coast Rd S127366
最寄り駅:Clementi駅、Haw Par Villa駅
電話番号:67718118
お問い合わせ:admission@waseda-shibuya.edu.sg
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●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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