シンガポール 若者の70%、“結婚はしなくてもよい”
-シンガポール国立大学政策研究所調査-

若者の間で結婚・子育てを必要視しない傾向が高まっているものの、その多くは今も結婚・子育てを望んでいることが、新たな調査にて分かった。結婚・子育てを躊躇させているのは、“快適な生活を築くためキャリアを優先”、“養育費と子育てのストレス”など、現実的な理由だ。

これらは、家族、福利、仕事を含む多様な課題に対するシンガポール人の考え方や意識を補足することを目的とし、シンガポール国立大学政策研究所(IPS)が実施した世論調査の結果。調査は昨年11~12月にかけ、当地住民2356人を対象に、3つの年齢グループ(21~34歳、35~49歳、50~64歳)にて行われた。

最も年下のグループは70%が“結婚はしなくてもよい”とし、72%が“結婚生活において子どもをもうける必要はない”と述べた。この一方で、未婚者の68%は“結婚するつもり”であり、“子どもを持ちたい”子なし回答者の割合も67%に上った。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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