16日の感染者は728人。累計で4千人を超える。マスク未着用で約50人が摘発。

728人のうち大半がドミトリー宿泊者

シンガポール政府は、新型コロナウイルスの16日の新たな感染者が728人になったと発表した。1日の感染者としては、これまででもっとも多い。728人のうち、654人が建設業などに従事しながらドミトリーで寝泊まりしている外国人労働者となっている。
ウッドランドやカキブキットエリア、ユーティービレッジエリアなどにあるドミトリーで集団感染が発生しているという。

感染者の累計は4,427人

シンガポールにおける新型コロナウイルスの感染者の累計は、16日の時点で4,427人となり、1月23日に初めての感染者が確認されてから約3カ月。一方で、4月1日時点で1,001人だったのが、半月ほどで4倍になっており、感染者の増加ペースが鈍る兆しが見えていないものの、シンガポール政府はドミトリーでの集団感染(クラスター)発生以外では、急激に増えていることもなく安定しているとの見解を示した。

マスク未着用で約50人が摘発

15日から始まった外出時のマスク着用義務化(https://singalife.com/cms/coronavirus/9528/)の措置に違反したとして、約50人を摘発したとシンガポール政府が発表した。さらに、他人と1メートル以上の距離を確保しなかった150人が罰金を科される恐れがあるという。

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SingaLife編集部

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