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シンガポールでイベント参加人数の規制が緩和へ、最大250人まで

シンガポールの貿易産業省のチャン・チュンシン大臣は9月7日、最大250人が参加できるMICEイベント開催の申請を10月1日より受け付けると発表しました

MICEとは、会議(Meeting)、研修・招待旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会(Exhibition)の頭文字をとったもので、国際的なビジネスイベント全般を指します。

チャン大臣は「国際見本市を管理運営する独メッセ・ベルリンなどの大手と協力し、イベントの参加者を数百、さらには数千に増やしても安全に開催できる方法を模索している」と述べています。

シンガポールではこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からイベントの参加人数は最大50人に制限されていました。シンガポール政府観光局(STB)は、50人が参加するイベントを8月に試験的に実施し成功したと発表するとともに、「ビジネスイベントを段階的に再開することで、MICEハブとしてのシンガポールの地位を維持していく」としています。

調査によると、昨年この業界が創出した雇用は3万4千件を超え、経済的付加価値はシンガポールGDPの1%にあたる38億Sドルだったとのことです。また、ビジネス目的の旅行者一人当たりの消費する額は、レジャー旅行者の2倍近くとの統計があります。

チャン貿易産業相は、シンガポールは他の国とは異なり、国内市場だけでは生き残れないと強調したうえで、「海外から旅行者が訪れ、会議に参加し、そして出身国に帰ったあとの安全さえも保証するエンド・ツー・エンドサービスの仕組みが構築できれば、競合他国との差別化が図れると語りました。

新しい取り決めの下で行われるトライアルイベントとして、「シンガポール国際エネルギー週間」が10月26〜30日にマリーナベイサンズで開催される予定です。

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