セントーサ島、暑さ対策を強化する「クール セントーサ計画」を発表

シンガポールのセントーサ島は、今後5年間にわたり島内で新たな暑さ対策を強化する「クール セントーサ計画」を発表した。計画にはミスト噴霧装置や冷却舗装、緑化屋根など、様々な冷却施設の導入が含まれ、訪問者に快適な環境を提供することを目的としている。
シロソビーチでは計画の一環として6月から「クールノード」エリアが試験導入されており、ミスト噴射システムを備えた大型壁画が設置され、暑さをしのぐための対策として注目されている。
また、壁画と床面には熱反射性冷却塗料が使用され、表面温度を最大2℃低下させる効果がある。これを足がかりに2030年までに島内9か所で同様の冷却空間が設置される予定だという。
セントーサ開発公社(SDC)は、シンガポールの高温多湿な気候に対応し、空調に依存しない持続可能な方法で暑さを緩和することを目指しており、今後、同島が冷却技術の試験運用の場としても利用され、さらなる改善が加えられる見込みである。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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