シンガポールのバス事情|料金や乗り方、ダウンロードすべきアプリなどご紹介!

日中は、ちょっと歩いただけで汗をかいてしまう常夏のシンガポール。ローカルの人はどうしているんだろう?と思ったことありませんか?

日本だったら10分くらいの距離であれば歩きますが、シンガポール人は、「暑いのになんでバスに乗らないの?」っていうんです。それもそのはず、シンガポールではMRTと共に路線バスがほぼどこにでもあって、便利なんです!

ここでは、バスの乗り方や料金についてご紹介します。


シンガポールのバス事情

シンガポール内を移動する交通手段として便利なのは電車・地下鉄MRTですが、実はシンガポールの路面バスもMRTと並ぶくらい便利なんですよ!

バス利用のメリットとしては、料金が安いのに加え、場所によっては直接アクセスできるところ。MRTはわかりやすくて便利なのですが、目的地によってはMRT駅から遠いことがあります。そんなときにバスが役立ちます。

また、バスの中央部分にベビーカーを置けるスペースが設けられていて、キッズフレンドリーなのも嬉しい点です。

2階建てのダブルデッカーバスの2階席最前列は、子どもに大人気のスポット!普段は見ることができない豪邸の塀の内側にあるお庭が見えたりして、タクシーや電車からは見えなかったシンガポールが発見できること間違いなしです。

バスの料金システム

運賃は乗車距離に応じて加算されますが、シンガポールは公共交通機関の運賃が日本と比べて大幅に安いです。

大人の最大料金は、40.2Km以上乗車した場合でS$2.17(Ez-Link)と、日本では考えられないほど安い運賃となっています。

お子さまは、身長が90cm以下であれば無料でバスやMRTに乗車できます。ただ、90cmを超えた場合でも、Child Concession Card(チャイルド・コンセッション・カード)という子ども用のカードを発行してもらうことによって、7歳までは無料で乗車可能です。

学生料金やシニア料金もあり、例えば、3.2Kmまでは大人S$0.92に対して学生料金はS$0.42と約半額の上、最大乗車料金がS$0.63とかなり安く設定されています。

MRTとバスを合わせて最大5回の乗り換えが1回の搭乗として計算してくれるのですが、乗り換えは45分以内という条件があります。


支払い方法

Ez-Linkカードでの支払い方法

とっても便利なのは、どのバスに乗ったとしても、MRTと同じEz-Linkカード(ICカード)が使えることです

Ez-Linkカードとは、JR東日本のSuica(スイカ)や東京メトロのPASMO(パスモ)のような交通系乗車ICカードのシンガポール版。

現金でも払えますが、Ez-Linkカードを使ったときより料金が高く設定されているうえ、お釣りがもらえないので、損してしまう確率が高いです。例えば、距離3.2Kmまでは大人S$0.92に対して現金ではS$1.70かかります。

Ez-Linkカードの購入場所は?

Ez-Linkは、主要MRT駅のチケットオフィスやセブンイレブン、ECサイトなどで購入できます

一番オーソドックスなのが、駅のチケット売り場でしょう。全ての駅で購入できるわけではなく、主要な駅でしか販売していません。窓口で「EZリンクカードが欲しい」と言えば、その場で発行してくれます。

先にチャージ(シンガポールではトップアップと言います)しておくシステムで、チャージが少なくなったら、チケットオフィスや駅にある機械で簡単にトップアップできます。

EZリンクカードへのチャージは簡単です。

・MRT駅の券売機でチャージする
・セブンイレブンのカウンターでチャージする
・銀行ATMでチャージする
・アプリでチャージする

といった方法があります。


そのほかの支払い方法

その他、「SimplyGo」といって、非接触決済対応のクレジットカードやモバイルペイを利用して乗車料金を支払うシステムもあります。

SimplyGoを使うと、使った分だけ自分の口座から引きおとされるのでチャージする必要がないのですが、使っている人はまだ少ない印象です。


時刻表について

シンガポールでは、各バスが走行するルートとバス停からバス停までの所要時間が開示されていますが、時刻表はありません。

何番のバスがあと何分で到着するかを示す電光掲示板があるバス停もありますが、ほとんどの人は携帯電話のアプリでバスの到着時刻をリアルタイムで確認しています。

ダウンロードすべきアプリ

Google Maps

Google Maps

無料ダウンロード可能

グーグルマップが必須です。シンガポールのバスは車内アナウンスや掲示板で次のバス停を知らせてくれない場合がありますので、慣れていないと降りるバス停を見逃すことも。

Google Mapsで選んだ目的地までのルートのマップには、黄緑色でバスの通り道が表示されるので、GPS機能で現在位置を確認しながら進めば安心です。

自分がいる場所と目的地を入力して電車マークをタップすると、電車とバスを使った場合のルートと所要時間が表示されます。

この中から好みのルートを選ぶとバスがくる時間が表示されます。

乗り換えや下車した場所から目的地までも地図を見ながら移動できるので便利です。

ただ、Google Mapsに表示されるバスの待ち時間と誤差が生じる場合もあります。そのため、Google Mapsでルートを調べてから、バスアプリでバスの到着時刻をチェックするというダブル使いが主流となっています。

SG Buses

SG Buses

無料ダウンロード可能

SG Busesでは、現在地付近のバス停が複数表示され、利用したいバス停をタップすればそれぞれのバスの到着予定時刻が表示されます。2階建てかどうか(double deck表示)や、混雑状況(到着予定時刻が黄色表示)なども一目瞭然です。

シンガポールのバスの乗り方

海外のバスの乗り方となると難しく思われがちですが、乗り方はとっても簡単です。


①バスが来たら、バスが止まる位置に立って、乗りますよ〜という意思表示(手をあげるなど)をする

②バスが来たら、前方乗車口から乗って、Ez-Linkカードを読み取り機にかざす

③停留所で降りる場合は、手すりに取り付けてある赤い「STOP」ボタンを押す。そうすると、バス前方にある掲示板に「STOPPING」と表示される

④後方降車口にある読み取り機にEz-Linkカードをタッチして下車する


シンガポールのバスに乗る際の注意点

シンガポールのバスに乗る際に注意すべき点を、以下にまとめました。

急発進することも…

日本とは違い、乗客が座る前に発車してしまうので、足の弱い方や妊婦さんは乗ったらできるだけ早く座ることをおすすめします。急発進、急ブレーキも日常茶飯事です。

バスの中では飲食禁止

MRTやバスの車内、駅構内では、飲食が禁止されているのでご注意ください。※赤ちゃんが飲み物を飲むのはOKとされています。

バスでは、可燃性燃料やドリアンの持ち込みも禁止されていて、見つかると罰金が科されます。

さっそくシンガポールのバスに乗ってみよう!

乗りこなすとかなり便利なバス。最大でもS$2.17と乗車料金が安いうえに、5回までは乗り換えても1回の乗車料金として加算される、とお財布に優しい交通機関です。

シンガポール中ほぼどこでも行けるうえ、地下鉄だったら見えなかった外の景色を楽しめるのも嬉しいポイントです。アプリを活用して、さっそく乗ってみてください!



この記事を書いた人

SingaLife編集部