シンガポールの保険会社、シンガポール訪問の外国人旅行者向けに新型コロナ保険の販売開始

チャンギ・エアポート・グループ(CAG)とシンガポール政府観光局(STB)は11月18日、新型コロナ関連の治療費や入院費3万シンガポールドル以上をカバーする旅行保険を国内保険会社3社が販売開始すると発表しました。最小補償額は、私立病院で治療を受けた場合を考慮して、保健省(MOH)が推奨したものだそうです。

保険を提供するのは、AIGアジア・パシフィック、米チャブのシンガポール法人、そしてシンガポールのHLアシュアランスの3社。AIGとHLアシュアランスはすでに販売を開始しており、チャブは11月27日より利用可能となります。

シンガポール政府は現在、オーストラリア、ブルネイ、香港、中国本土、ニュージーランド、ベトナム、インドネシア、日本、中国の一部の地域、マレーシア、韓国などと往来が可能となっています。

しかし、シンガポール政府の許可を得て入国した場合でも、滞在中に新型コロナ感染の疑いが確認された場合、または治療が必要になった場合は、治療費、検査費、その他隔離にかかる費用の全額を旅行者が負担しなければなりません。

CAGとSTBによると、保険料は税込み価格5.35Sドルからあり、それぞれの保険会社のウェブサイトから直接購入できます。

今月からシンガポールでは、トレードショーや展示会などの大規模イベントが開催されますし、だんだんと準備が整ってきているようです。早く旅行に行き来できるようになるといいですね。

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz