ナショナルデイパレードを延期 2021年のナショナルデー

今年もシンガポールの独立記念日「ナショナルデー」が近づいてきました。

8月9日の独立記念日は、毎年国を挙げて盛大に祝われていますが、56回目となる今年は(昨年に引き続き)コロナ禍での開催となり、建国以来初めて、ナショナルデイパレードが延期されることになりました。

そこで今回は、今年のNDPの内容に加え、通常時なら行われるナショナルデイのレギュラーイベント、在住者なら知っておきたいシンガポール建国の歴史などにも触れながら、「ナショナルデーの基本」を振り返ってみましょう。

まずはシンガポール独立までの道のりを振り返ろう

マレー連邦から一方的に切られた形での、不本意な「独立」を果たすことになったシンガポール。マレーシア連邦からシンガポールが分離・独立したのは、1965年の8月9日のことでした

苦悩を抱え、涙を見せながら、新国シンガポールの信念と建国を国民に語りかける初代首相リー・クアンユー氏の演説は胸に響きますね。

対策を強化した上で実施するNDP

ナショナルディでは様々なイベントが行われますが中でもメインとなるのがナショナルデイパレード(NDP)。しかし今年は、NDP(及び関連の記念行事なども)を新型コロナウイルス対策強化期間フェーズ2(7月22日~8月18日)終了後の8月21日に延期すると発表しました

ナショナル・デー当日の8月9日は、独立56周年を記念するセレモニー・パレードが開催される予定です。パレードの内容は、2020年にパダンで行われたものと同様ですが、今年の開催場所は海上ステージ、マリーナ・ベイ・フローティング・プラットフォームとなります。

また、8月7、8日に開催予定だったハートランド花火とシンガポール空軍のパラシュート部隊「レッドライオンズ」のパフォーマンスは中止、ナショナル・デーを記念して首相が施政方針演説を行うナショナル・デー・ラリーは、8月29日に行われます。

イレギュラーが多い今年のナショナル・デーですが、まず今年のNDPの中身に迫っていきましょう。

2021年のテーマは、Together Our Singapore Spirit.

新型コロナウイルスによる困難な状況や新しい10年間の潜在的な混乱などの中で、私達の「できる」スピリットから新しい力を引き出すよう(国民に)呼びかけ、シンガポールの精神を再活性化することを目指しています。

コロナ禍でどのように行われるのか注目されますが、NDP 2021委員会によると、厳格な対策のもと、実行される見込みです。

シンガポールの新型コロナウイルスガイドラインに準拠し、NDP2021を安全で魅力的な体験にするために、今年のNDPのザフロート@マリーナベイの観客と参加者の数を縮小します。

その一環で、今年のナショナルデーパレードは、自宅から観戦することを念頭に計画されています。感染リスクを最小限に抑えるために、NDP 2021はテクノロジーを駆使して、NDPで初めてのライブ仮想パフォーマンスを行う予定です。なお同じ技術がパレードとセレモニーのセグメントでも繰り返され、民間団体もバーチャルでパレードに参加します。

NDP主催者は、参加者向けの対策として、少人数のグループなどの厳格な安全管理措置を順守することに加え、全参加者にワクチン接種を徹底。健康な参加者のみがリハーサル会場に入ることができるよう、毎週定期検査を行うなど、徹底的な対策のもと、NDPを行うと発表しています。

サイト:https://www.ndp.gov.sg/

ナショナルパレードのテーマソング

今年のナショナルデーパレード(NDP)のテーマソングは”The Road Ahead”。パレードのロゴとテーマ「Together、Our Singapore Spirit」とともに7月2日にリリースされました。

Road Aheadは、シンガーソングライターのLinying、音楽プロデューサーのEvanLowによって作成(曲)されました。前向きなテーマの力強い曲は56回目のシンガポールの建国記念日をより一層盛り上げることでしょう。

歌って踊ろう!

この「The Road Ahead」に合わせて歌い、踊りながら楽しむにはこちらの映像をチェック!

誰でも気軽に楽しめる内容になっているので、今年は、リモートでバーチャル合唱とバーチャルダンスを楽しみましょう!

通常なら行われるイベント

今年はコロナの影響でイレギュラーですが、通常なら行われるNDならではのイベントを改めて見ていきましょう。

航空ショー

Flag Flypast

軍ヘリコプターにシンガポールの国旗を吊り下げて飛行します。
東ルート・西ルートの2隊に分かれて、島内所空を巡ります。「国旗を下げて飛行する」光景はインスタ映えもするので、この光景をカメラに収める人は多いですよね。長年在星の方でも、この光景は毎年撮ってしまうのではないでしょうか。

Roar of Unity

空軍F15戦闘機6機による隊列飛行。島内をぐるりと一周飛行します。

戦車のパレード

Mobile Column

5つのルートに分かれて、戦車が島内を行進します。一般道を戦車が通る光景は圧巻。筆者もSuntecCityの前を戦車が通過するのを見かけたことがありましたが、普段見慣れた光景の中に戦車が現れるというのは強烈なインパクト。市内の主だった場所を通るので、事前にルートをチェックしておくことをお勧めします。

イベントラストを彩る花火

Heartland Fireworks

フィナーレの花火は、昨年は島内10ヵ所で打ち上げられました。絵的にも映えるマリーナベイエリアでの花火を見ようと、毎年多くの人がこのエリアに集まります。近所のレストランなども(花火観戦者で)にぎわうので、早目の予約がお勧めです。因みに筆者は知人が住む近所のコンドミニアムで毎年花火を楽しんでいましたが、この日はコンドに入るのに行列が出来る混雑ぶりだったので、早めに入るようにしていました。花火を見ようという人達で、とにかく近隣が込み合うので、確実に見られそうな場所を早めに抑えることが重要です。

今年2021年はNDPの延期や中止になるイベントも多いなど、建国以来、イレギュラーなナショナルデーとなりそうですが、来年は通常通りお祝いできることを願いつつ、今年はリモートでゆったりと楽しみましょう!!




この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポールライフをもっと楽しく豊かに、をコンセプトに、在留邦人や短期滞在者、またシンガポールに興味がある方に、実用的で生活に役立つ情報を提供しています。