シンガポールのリトルタイ「ゴールデンマイル」で、本場タイ料理を楽しむ♪

新型コロナウイルスの大流行で、シンガポールで身を潜めている人ばかりだったのではないでしょうか。でも、考えてみれば多民族国家であるシンガポールは、リトルインディア、チャイナタウン、アラブストリートなど、手軽に海外の雰囲気や文化を味わえるエリアが点在しています。

そこで今回は、タイにワープしたような旅気分を味わうのにピッタリの場所、「ゴールデンマイルコンプレックス」をご案内♪辛いものを求めてタイに行きたいけど行けない、そんな人はここでタイ気分を満喫!

ゴールデンマイルコンプレックスとは

1960年後半から1970年初頭に行なわれた、シンガポール政府による都市再開発プロジェクトによって、1973年に建設されたゴールデンマイルコンプレックス。

「リトルタイ」の別名を持つ16階建てのこのビルは、上層階が住居、下層階がレストラン、雑貨店、旅行会社などが入る商業施設に分かれています。モール形式のビルは当初は珍しいもので、シンガポールの経済成長の歴史を知る上での貴重な建築物でもあります

Beerthai House Restaurant2

2000年に創業し、2012年にゴールデンマイルタワーからコンプレックスへ移店した日本人のファンも多いタイ料理店。シェフのソムサック氏は1983年にシンガポールに移住後、2000年にBeerthai House1と2をオープン。

2005年のシンガポールフードフェスティバル出場の際に、オリジナルメニュー「クラブカリー」が賞を受賞。また、タイの王女が来星の際に、2度料理を提供するほどシンガポールで名高いタイ料理店です。プラウンカリーや、プラウンケーキ、リバープラウンなどエビ料理も充実し、メニューによって使う種類を替えるといったこだわりも。

Beerthai House Restaurant1はタイ人ローカル向け、2と付いている方は比較的日本人向けの味付けにしているとのこと。昼夜問わず、日本人客も多い。辛さの好みはオーダー時に伝えると調整してくれる。

2005年のシンガポールフードフェスティバル出場の際に、オリジナルメニュー「クラブカリー」が賞を受賞
プラウンケーキ 12ドル、プラウンカリー25ドル、タイでしかあまり見ないリバープラウン24ドル シーフードソースをそえて
マンゴースティッキーライス7ドル、タピオカ5ドル、レッドウビ4ドル

(メニュー)
ポークネックサラダ 15ドル
パッタイ 2人前12ドル
クラブカリー28ドル

Beerthai House Restaurant2
住所:5001 Beach Rd, #01-29/30 Golden Mile Complex, S199588
電話番号:6297-7644
営業時間:11:00 – 22:00

Dee Tongue Thai By Rung Mama

タイ人オーナーの”Rung Mama”は、1980年代にゴールデンマイルコンプレックス内のレストランで、本格的なタイの家庭料理を提供し、その子ども達が母親の料理スキルを追求し拡大、今のDee Tongue Thaiをオープンしました。

自家製ソース、マリネ、唐辛子を使用した、タイで味わうものに限りなく近いレシピの料理を提供しています。バジルチキンライス(6ドル)やタイポークオムレツ(10ドル)、パッタイ(7ドル〜)、トムヤムシーフードスープ(12ドル)など、本場さながらの味を安価で楽しめます。

トムヤムスープ12ドル(2,3人用) スパイシーながらもコクのある本場タイの味わい。イカ、エビ、ヒラタケなどがぎっしり。
パッタイ 7ドル〜
パパイヤサラダ(ノーマル&フィッシュソース)各6ドル〜
Dee Tongue Thai By Rang Mama
住所:5001 Beachroad, Goldenmile Conplex, #02-33 S199588
電話番号:8152-8821
営業時間:11:00 – 22:00
https://deetonguethai.com.sg/

Y Cube Mookata

タイで食べられている焼肉と鍋料理をあわせたムーカタ。数あるムーカタのお店の中でも、ビュッフェで提供しているのがY Cubeです。平日32ドル、週末35.25ドル、子ども(100〜140cm)は毎日17ドルで、さまざまな味付けでマリネされた鶏・豚肉や野菜、新鮮なシーフードをオーダー可能。

カニやエビ、イカ、ホタテ、ララ(貝)はもちろん、マテ貝やゴンゴン、ムール貝など新鮮な魚介類が豊富に揃っているのが自慢。チーズ豆腐やフィッシュボールのような揚げ物、麺もあり、心ゆくまで堪能できます。

魚介の種類が豊富で、さまざまな味付けがされた鶏肉、豚肉が充実。食べ放題32ドル〜
ビンタン島で有名なゴンゴンやクレイフィッシュなど珍しい魚介類を豊富に揃えている
Y Cube Mookata
住所:5001 Beach Road、Golden Mile Complex#02-45、S199588
電話番号:9159-9152
営業時間:12:00 – 翌日6時
https://www.facebook.com/ycubemookata

Diandin Leluk

1980年代にシンガポール人夫とタイ人妻によってアウトレットレストランとしてスタートしたレストラン。大型トラックで島内を巡りタイ人労働者達にランチパックを売ることからはじめ、1985年にゴールデンマイルコンプレックスにレストランを設立。今ではタイ人をはじめあらゆる国籍の人に愛される、タイのネイティブシェフによる風味豊かな幅広い料理を取り揃えています。

トムヤムクンスープ(12ドル)、パパイヤサラダ(7ドル)、マンゴースティッキーライス(6ドル)など、スパイシーでサワー、かつほんのり甘みものあるタイ料理独特の絶妙なバランスの味わいを存分に楽しめます。

Diandin Leluk
住所:5001 Beach Road、Golden Mile Complex#01-67/68/69、S199588
電話番号:6293-5101
営業時間:11:00 – 22:00
https://www.diandin.com/

New Udon Moo-Kata

肉や魚介から出る旨味がスープに流れ込み、風味ある鍋としても楽しめるムーカタ

シンガポールでムーカタを食べると行ったらココ!という人が多いムーカタの代名詞になる程有名なお店。肉を焼くスペースとスープを入れる鍋の部分を併せ持っているドーム型のバーベキュースチームボートを使い、肉、魚介を炭火で焼きながら、ドーム周りのスープを入れ、そこで野菜やフィッシュボールを煮立てます。2〜3人用45ドルのセットで注文可能なのも嬉しい限り。

New Udon Mookata
住所:5001 Beach Rd, #01-66E Golden Mile Complex, S199588
電話番号:8451-9973
営業時間:11:00 – 21:00
https://www.facebook.com/New-Udon-Mookata-100400371696269/

タイスーパーマーケット

ゴールデンマイルコンプレックス2階にあるタイスーパーマーケットは、1985年にタイ労働者向けの小さな売店からスタートしました。

現在は広々とした売り場にタイから直輸入の生鮮食品、タイ料理ペースト、茶葉、乾物、お菓子、化粧品など約1万点以上の品が並びます。タイ人はもちろん、タイ料理好きなローカルや外国人など、タイの良質な品を求めて、毎日人が絶えません。タイにオフィスを構えているため、仲介業者を介さず輸入することで驚くほどお値打ちに商品を手に入れることが可能です

Instagram: www.instagram.com/thaisupermarketsg
Facebook: www.facebook.com/thaisupermarketgmc
Website: www.thaisupermarket.sg

この記事を書いた人

Natalie

駐在4ヵ国目、2児の母。 日本で旅行情報誌の制作・編集を経て、在住国の海外邦人向け情報誌のライターへ。 お値打ちで美味しいもの、安く手に入る雑貨などを好むプチプラ・ラバー。激辛激甘に目がない。推しのKPOPを聴くこと、ドラマや映画を観ること、ゴミ拾いが趣味。

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