シンガポール政府、新型コロナのワクチンを日本人を含む居住者対象に無料で提供へ

シンガポールのリー・シェンロン首相は14日、国民向けにメッセージを寄せ、新型コロナウイルスのワクチンに関して、シンガポール国民だけでなく、長期滞在ビザを所持している居住者に対しても、無料で提供すると表明した。

また、リー首相はワクチンを優先的に接種できるのは、新型コロナと最前線で闘う医療従事者や病院職員、高齢者だと述べました。その上で、ワクチン接種を希望する一般市民の全員が接種できる時期は、2021年末ごろだろうとの見通しを示しました。

リー首相はワクチンの安全性を証明するとして、自分自身と閣僚が早期ワクチンを接種する意向を示し「(68歳の)私のような高齢者がワクチンを接種しても安全だということを自ら示したい」と語りました。

シンガポールでは、年内にもワクチンが出荷され、接種が始まる見通しだということです。

リー首相は「ワクチンを接種することは、自分自身を守るだけでなく、新型コロナウイルスの拡散を防止し、社会全体を安心安全にすることに繋がる」と国民に語りかけました。

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SingaLife編集部

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