シンガポールで禁止されている電子たばこの使用が急増

シンガポールで国内への持ち込みも使用も禁止されている電子たばこの違法使用が、急増していることが明らかになりました。

電子たばこをめぐり、シンガポール保健科学庁(HSA)に対応を要請された事例は、2017〜2018年度の1744件から、2018〜2019年度は1930件に、2019〜2020年度には4676件に増加。

同庁が2018年~2020年に取り締まった電子たばこの違法輸入は9738件、違法販売は196件に上っています。電子たばこの違法輸入・販売増加の背景にあるのが、電子たばこの密輸入を通じて多額の利益を得ている密輸シンジケートの存在です。

消息筋によりますと、中国で1箱あたり原価10~15SドルのE-リキッド(電子たばこ詰め替え用リキッド)をシンガポールに密輸入した場合、25~30Sドルで販売できるとのことです。

電子たばこを違法販売するオンライン広告も、急増しており、HSAは2020年にオンラインプラットフォーム各社および電子商取引サイトとの協力の下、2千件を超える違法販売広告を削除しました。

また、地元英字紙サンデー・タイムズが、16歳以上のシンガポールの住民1500人を対象に実施したオンライン調査によりますと、電子たばこを現在利用している人のうち、過去12カ月の間に吸い始めたという人は、81%に上りました。この背景には、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした外出制限措置“サーキットブレーカー”や在宅勤務の導入があるとみられます。

日本では、利用が認められているものの、シンガポールでは取り締まりの対象となっている電子たばこ。使用、購入、所持した場合は最高2千Sドルの罰金、輸入・販売した場合は最高1万Sドルの罰金または最長6カ月の禁錮、もしくはその両方(初犯の場合)が科せられる可能性があるとのことです

シンガポール入国の際は、うっかりして電子たばこを持ち込むことなどがないよう、くれぐれも気をつけたいものです。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部