シンガポールで2回のワクチン接種を完了した在住者にインタビュー!その実態とは?
駐在員の間でも接種を済ませた人が増えてきたコロナワクチン。実際にどんな様子だったか、話題にする機会も多いのではないでしょうか?
今回、数名のシンガライフのスタッフも接種をしましたので、代表してAさんに生の声を聞きました。
実際にワクチンを打たれるまでの一連の手続きなどを教えて頂けますか?
まずはMOHのインターネットのサイトから申し込みました。接種会場を各自で選択できるのはいいなと思いました。ネットで空いている場所を選んで予約するシステムです。私は家から近いラッフルズシティ・コンベンションセンターを選びました。
実際に会場に行ってみると広く、密な状況にはなっていませんでした。親切な係員が誘導してくれたのでスムーズでした。
お子さんがいらっしゃいますよね?学校からのお迎え等もあると思うのですが、支障はなかったですか?
一応、万が一熱が出たりすることも考えて、予約は金曜日にとりました。朝の8時と早い時間でしたが、家から近い場所だったので問題ありませんでした。
さすがシンガポールというか、テキパキした流れ作業なので待ち時間もありませんでした。
半袖Tシャツを着て行って、左腕に打ちました。接種自体は、多少チクっとする程度。直後は多少腕が重い感じはしましたが、問題なく大丈夫でした。打った後、30分ほど他の人と距離が置かれた椅子に座って待機するように言われます。名前呼ばれたら帰っても良く、水を貰って帰りました。その間はあっという間でしたね。大きな体調の変化もなく、お迎えも問題なく行ける感じでした。
朝8時ですか。随分早い時間から打てるのですね。
そうですね。そういえば、ワクチンを打つ人には送迎用のタクシーを使うことが出来るので、これから打つ方は活用されても良いかもしれませんね。
2回目の予約はどうしましたか?
1回目のワクチン接種の時に、受付で2回目のワクチン接種の予約をしました。1回目接種の時にもらった紙に、薬名が書いてあったので、Watsonsに行って薬を購入しました。2回目後の副作用が怖かったので準備をしたかったので。
購入したのは「Panadol」
※「Panadol」は、発熱や痛みを軽減する薬。 日本の大衆薬としては、バファリンA(ライオン)、新セデス錠(塩野義製薬)などが該当。 使用にあたっては、以下の点にご注意下さい。
発熱や痛みを一時的に抑えるだけです。漫然と連用すると病状が悪化する場合もあります。 応急処置にとどめて、翌日には医師の診察を受けて下さい。
欧米人向けの使用説明書に従って内服すると日本人には強すぎます(aspirinを除く)。 使用にあたっては、日本人にあった量をご確認下さい。(出典元:JOHAC)
ご友人で接種をされた方はいらっしゃいますか?その方はいかがでしたか?
1回目のワクチン接種した方のお話ですと、Tanjong Pagar CCへワクチン接種に行った人がいます。私と同様、平日午前中だったこともあり、待ち時間無しだったそうです。接種後、私が貰ったのはお水だけでしたが、その友人は帰りにマスクと除菌ジェルを貰ったそう。良心的ですよね。
実際に貰ったもの。ジェルもマスクもたっぷりサイズ。マスクはなんと10枚入り×5パック、合計50枚も貰えました。
接種後は、先ほどお話しましたワクチン接種時の移動に限るGojekの送迎無料サービスを利用したそうです。有難いサービスだと感動していましたね。
タンジョン・パガーコミュニティクラブ(イメージ)
2回目を打ったときはいかがでしたか?
2回目を打ったあとは腕が重くて倦怠感があり、体が重くなりました。1日〜2日様子見をしましたが、熱は出なかったです。3日目に頭痛がありました。でも、もともと疲れがたまると頭が痛くなるタイプなので、ワクチンの影響下どうかはわかりません。ベッドに横になってしのぎました。入浴方法など、普段の生活に関しての注意事項は特にありませんでした。
ご友人で2回目を接種された方はいかがでしたか?
Gojekを使って自宅にスムーズに帰れたそうです。夜中に少し熱が出たそうですが、高熱ではなかったとのこと。
時々動悸と息苦しさと、貧血のような症状があったので、休みながら仕事をしていたそうです。隣でワクチン受けた人が倒れて搬送されて、とても怖い思いもしたとか。反応は人それぞれですね…。
シンガポールでは、2回ワクチンを打った人は履歴が残り、アプリに情報が管理されるとか。ワクチン接種が終了すれば、国内での活動がスムーズに運びそうです。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!