シンガポール・パダン広場周辺の一部道路を12月末から完全歩道化

シンガポール中心部パダン広場周辺に位置するシビック・ディストリクト内の道路の一部が、12月末から完全歩道化されることになりました。

陸上交通庁(LTA)、国立公園局(NParks)、都市再開発庁(URA)が11月5日、共同発表したものです。

コノート・ドライブとアンダーソン・ブリッジが、対象となり、完全歩道化に伴い、歩行者がアジア文明博物館(ACM)、ビクトリア・シアター&コンサート・ホール、ナショナル・ギャラリーなどの間をより容易に移動可能になると期待されています。

LTA、NParks、URAは、2015年以来、シビック・ディストリクトの緑化および歩道化を進めており、今回の措置も、その一環となります。

さらに、ACM、複合芸術施設エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ、ナショナル・ギャラリーなどとの協力の下、野外プログラムを開催するオープンスペースの設置も計画されているとのことです。

LTA幹部は、コノート・ドライブとアンダーソン・ブリッジの完全歩道化の発表に際し、近代シンガポール誕生の地であるシビック・ディストリクトの魅力を取り戻す試みを継続する考えも明らかにし、「訪れた人が、車の往来に煩わされず、ゆったりと散策しながら、過去を垣間見ることができる、緑あふれ美しくエレガントな文化地区を築きたい」としています。

なお、完全歩道化により、コノート・ドライブのバス停は、エスプラネード・ドライブに移設される予定です。

また、シビック・ディストリクト以外でも、郊外住宅街で、車が少ない社会の実現に向けた歩道化の取り組みが推進され、LTAは3月、歩道、サイクリングロード、バスレーンへの変更が可能な道路60カ所を選定。

センバワン、ビシャン/トア・パヨ、タンジョン・パガーなどの地区の道路が、段階的に再整備される見通しです。

都市化が著しいシンガポールですが、すべての道路利用者が安心して利用できる交通環境の確立が期待されます。



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SingaLife編集部

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