アルビレックス新潟シンガポールとSingaLifeがパートナーシップ締結!シンガポールの日系サッカーチームをご紹介!-Vol.1 –

この度、SingaLifeとアルビレックス新潟シンガポールがパートナーシップ契約を結び、クラブの公式メディアパートナーとして協力していくことになりました。今後は紙面やその他の媒体で、またはイベントなどでコラボレーションをさせていただくことになります。

今回は第一回目ということで、改めてクラブの紹介をさせていただきます。


なぜシンガポールへ?

アルビレックス新潟シンガポール(以後アルビS)は、現在Jリーグ1部でプレーするアルビレックス新潟の弟分として、2004年シーズンよりここシンガポールのプロサッカーリーグ『シンガポールプレミアリーグ(SPL)』(旧Sリーグ)に参戦しています。世界で唯一の外国のトップリーグに参戦する外国人(日本人)のチームです。

1994年に創設されたSリーグは、海外チームを招いてリーグの強化を図っており、我々アルビSも招待を受けて参戦することになりました。

当初は、新潟で出場機会を狙う若いプロ選手の育成の場として活動していましたが現在では、日本でプロになれなかったが、将来性のある若者に対してシンガポールでの活躍の場を与え、切磋琢磨してプロとして羽ばたいてもらうという、プロ育成のプラットフォームとして機能しています。

おかげさまで過去7年で合計14名がJリーガーとなりました。またそれ以外にもシンガポール国内や他国へプロとして移籍していく選手を数多く輩出しています。ちなみに現在SPLのローカルチームには13名の日本人選手がプレーしていますが、そのうちの10名がアルビSを卒業した選手たちです。


人を育てる

私たちは前述の通り、若い日本人を育成するというミッションを持っています。しかしそれは大人だけではなく、子どもたちに対しても同じです。サッカースクールやチアダンススクールを運営し、また日本人幼稚園やインターナショナルスクールでも課外活動としてサッカーやチアダンス、体操を指導するなど、人を育てるということに注力しています。

活動はシンガポールだけに限らず、スペインのバルセロナでは若い日本人向けに留学事業を行っています。また、ミャンマーのヤンゴンでは地元の子どもたちにサッカーを教えています。


地域コミュニティとともに

「うちの近所に突然日本人がやってきて球蹴りをはじめた」シンガポールの地元の人たちにとっては、アルビSとはそんな存在でした。そんな訳のわからない者を応援してくれるはずがありません。

だからこそ、私たちから歩み寄ってコミュニティーの中に溶け込めるよう努めました。選手がコミュニティーイベントに参加したり、無料のサッカー教室を開催したり、さらには地元のスポーツセンターに寄付をして、一緒にサッカーアカデミーを作って活動したりと、地元の人達を巻き込み、一緒に汗をかきながら少しずつ心を通わせていきました

今では、多くのシンガポーリアンのファンがスタジアムに応援に来てくださっています。


シンガポールで一番ワクワクするスタジアムへ

 

私たちのホームゲームでは、アルビS側スタンドは毎試合ほぼ満席で、空いている座席を見つけるのが難しいくらいの状態です。

スタンドはいつも熱気がありながらも、家族連れが多くアットホームな雰囲気です。ここでは「アルビSが好き」「サッカーが好き」「チアが好き」といった共通項で多くの人が集まり、言葉を交わし活発な交流が生まれています。

みんなが一緒になって必死でボールを追いかける選手たちを応援し、国籍・年齢問わずそこにいるみんなが一致団結しています。本当に楽しい空間ですので是非皆さんにもお越しいただけるとうれしく思います。

 Albirex Singapore Pte Ltd CEO / 難波修二郎

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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