歩くだけでポイントが貯まるアプリ、Healthy 365について解説!シンガポールPR保持者なら無料でスマートウォッチがもらえる?




運動するのは難しい?

常夏の国シンガポール。暑い中で運動するのはなかなかハード。そんな時に重い腰を上げてくれるのは、運動することで何か得するお得感でしょうか。

ともかく運動嫌いで持久力なしの筆者ですが、現在までチャレンジは継続できています。といっても始めたばかりですが。Keep it up!などと励ましてくれるので、「そうよね、もう少し頑張ろう」と思えてきます。運動してお得に健康、そんなすばらしいおすすめアプリ、Healthy 365をご案内します。


Healthy 365とは?

Healthy 365は、シンガポールの健康増進委員会(HPB)が立ち上げたアプリで、政府が国民に健康的なライフスタイルを促すために開発されたものです。運動したり、健康的な食事をしたらポイントを獲得でき、スーパーなどのお店で使えるバウチャーに交換できる優れものです。


登録方法

早速、Healthy 365アプリの登録方法についてご紹介します。 

1.まずはアプリをダウンロード

こちらのQRコードをスキャンするか、モバイルアプリをApp StoreかGoogle Playからダウンロードしてください。

2023年2月7日以降、Healthy 365アプリの使用には、Singpassログインをする必要があります。現在Singpassアカウントは、年齢15歳以上で、シンガポール市民、永住権保持者、外国人識別番号(FIN)保持者でないと作成できません。

Singpassのアカウントをお持ちでない方は、こちらからアカウントを作成してください。


2.プロフィールをアップデート

1.まずはアカウントにサインイン
2.「Profiles」をタップ
3.Primary InformationのView moreをタップ
4.下の方にある「Update with Singpass」を選択
5.「Retrieve Myinfo with Singpass」を選択
6.Singpassアカウントへログイン
7.「I Agree」を押し、個人情報へのアクセスを許可
8.SingpassからHealthy 365へ自動的に移動したら、Nextで次に進む
9.SMS OTPを押し、携帯にワンタイムパスワードが送られてきたら、「Submit」で完了

 

3.活動量を計測する機器を選択

シンガポール人または永住権保持者で、HPBフィットネストラッカーをお持ちの方は”HPB trackers”を選択し、お持ちでない方は“Other fitness apps”を選択してください。これで登録は完了です。


ポイントの貯め方

ポイントの貯め方は、ウォーキングの歩数、MVPA(MVPAとは、中等度から強度の身体活動のことです。身体活動は健康的なライフスタイルの中核をなす要素であり、場所への移動のための歩行などの付随的な動きから、スポーツや運動などの余暇の身体活動まで、中程度の強度から激しい強度までの範囲をカバーします)、ヘルシアチョイスマーク付き商品を買う、などがあります。


実際にSingaLifeスタッフがアプリを使ってみたら

アプリでは、Event、Challenge、Partnerの3つのカテゴリーでポイントゲットにつながる情報が掲載されていますので、興味があるものにチャレンジしてみましょう。

運動系のイベントも開催されており、内容はピラテス、ヨガ、ズンバなどさまざま。自宅近くや職場近くのイベントなら参加しやすいかもしれませんね。

筆者は、”National Steps Challenge”と”Eat, Drink, Shop Healthy Challenge 2023”に参加しました。

”National  Steps Challenge”

うれしいのは、参加時にウェルカムポイントを80ポイントもらえます。

さらに、1日5000歩以上歩くと10ポイント獲得できます。

“Sync Now”をタップすると携帯からの情報をアップデートします。数字が増えていくのが楽しく、一日に何度かやっています。


”Eat, Drink, Shop Healthy Challenge 2023”

フェアプライスやコールドストレージでもらうレシートについている、QRコードをスキャンしてポイントをゲット。



ヘルシア チョイスマーク付き商品を購入すると、支払い時にレシートと別に、このQRコードつきの紙がもらえます。

こちらのマーク(赤マル)が付いている商品です

Healthy 365 のQRコードリーダーでスキャンすると、この日は一枚のレシートで40ポイントもらえました。

また、こちらのマーク付きのお店で飲食すると、ポイントをゲットできます。該当のお店で飲食した際はQRコードをもらってください。地道なポイ活でバウチャーなどがもらえます。参加店はこちらです。


シンガポールPRの方にはうれしいプレゼント

シンガポール人または永住権保持者は無料でデバイス(HPBフィットネストラッカー)がもらえる、ということで永住権保持者である筆者が申請してやってみました。

これが驚くくらい簡単で、Healthy 365アプリにある、Book&Manage an appointmentのBook&Manageをタップし、Collect a HPB fitness trackerをタップするだけ。Congratulations!と表示され、後は受け取り場所と日時を選択します。

即日受け取りも可能ですが、筆者は翌日に、指定した時間に郵便局へ行き、順番を待つのかと思いきや、すぐに受け取りができました!簡単な説明を受け、サインをしたら終了です。なお、保証期間は1年でその間に問題があれば、交換可能です。

実は筆者は、最初に携帯電話の「ヘルスケア」(iPhone)でHealthy 365を使用し始めました。もちろん歩数情報はきちんとアプリにリンクされましたが、MVPAは計測されておらず、ずっと0のままでした。

ですが、HPBフィットネストラッカーに変更すると、特別な運動をしなくても、速足やちょっとした小走りも運動と感知してくれるようで、気がつくと貯まっています。これはうれしい誤算で、スポーツしなくてもトラッカーがMVPA相当と認識してくれれば貯まるようです。

ここだけはトラッカーの方がいいようですが、もしその他のデバイスで同じようなことができたと言う方がいらっしゃれば、どうぞSingaLifeまでご一報ください!


ポイントの使い道

ポイントは写真のようにいくつかの中から選べます。 地域組合や病院への寄付にしたり、スーパーやバブルティーなどのお店で使えるバウチャーにすることもできます。

ポイントを交換できるバウチャーは複数ありますが、私のお目当ては、よく利用するフェアプライスのS$5バウチャー。750ポイントで交換できます。

そしてアプリ使用開始から1カ月半、先日ついに750ポイントが貯まりました。

バウチャーへのポイント交換は非常に簡単で、レジで待っている間に操作できました。カタログの中から、欲しいバウチャーを選んで、タップするだけです。このうれしさは想像以上。

なお、バウチャーなどは期限がありますので、無駄にしないようにお気をつけて。さらに、”Rewards”をタップすると、Transaction Historyでは、過去にどんなバウチャーなどに交換したかを確認することができ、お得感を味わえてちょっとうれしい。

また、筆者はポイントの使い道として、自動換金をTransitLinkにセットしています。リンクは簡単で、Ez linkカードの裏側にある番号を入れるだけ。150ヘルスポイントでS$1です。


Healthy 365でお得に健康生活!

上記以外にも、ポイントをゲットできるプログラムがアプリ内にたくさんあります。ただ、運動しましょう、と言ってもなかなか効果は上がりませんが、シンガポールはそれをお得なポイントに結びつけているのが、いいですね。

先日、ずっと腕を振っている人がいて(座ったまま)、何をしているのか聞いたら腕のトラッカーを指し、歩いているふりをしている、とのこと。笑っちゃいましたが、その要領の良さに脱帽です!ですが、それだけ多くの人に浸透しているアプリである証拠かも。

これからも健康維持のモチベーションの一つとして、Healthy 365を上手に活用していきましょう!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

林じゅん子

長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ

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