歯の健康のために大切な、トリック3箇条
Aesthete Smilestudioの歯科医Dr.Yumikoが教えます

 

一生自分の歯を大切にしたい方へ

トラブル知らずの健康な歯をキープするためには?その秘訣を、Raffles Placeの日本人歯科医がいる歯科医院Aesthete SmilestudioのDr.Yumikoがお教えします。

その①:虫歯はなんとしてでも阻止するべし!!

歯は、1回虫歯になって削られると、その瞬間から弱くなってしまいます。なぜなら、削って詰めたところから、また数年後には虫歯になって再治療が必要になったりすることが多いからです。つまり、歯にとっては負の連鎖にしかなりません。

だから、虫歯にさせないことが、歯にとっては重要なのですね。虫歯にならなければ、治療は必要はありません。

しかし、ほとんどの人が虫歯になって、歯医者で治療をするはめになっているのが現状です。そもそも、なぜ虫歯になってしまうのですか??

それは、多くの方がまだ、虫歯予防方法を知らないからです!!

ここではDr.Yumikoが、虫歯予防方法について伝授しましょう。

虫歯予防のための9箇条

①プラークを完璧に除去する←重要!!

プラークを溜めなければ、そもそも虫歯にはなりません。
…ですが、これがなかなか難しいのです。

まだ 歯ブラシしか使っていないという方、これでは足りません!
フロスや歯間ブラシは必要ですよ!!

そして、自己流で、やったつもりになっていませんか?

時には、プラークを染め出して、それを見ながら磨き方を見直すことも必要です。

3段階に染まる歯垢染め出しによるチェック

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②フィッシャーシーラントをする

虫歯の好発部位である「小窩裂孔(Fissure)」をプラスチック(レジン)で詰めて、虫歯にならないようにします。シーラントは、奥歯(大臼歯)の咬合面虫歯の予防に役立ちます。

小窩裂孔には、深い場合と浅い場合がありますが、特に深い場合は、いくら頑張って磨いても歯ブラシの毛先が届かずにプラーク(歯垢)が残ってしまいやすいです。

奥歯の裂溝にシーラントが入りました


③定期的に専門家にチェックしてもらう

やっぱり、歯医者に見てもらわなければダメです。虫歯の早期発見は歯医者にしかできません。

そしてまた、虫歯を発見するだけではありません。虫歯になりそうな部位や、なりかけの初期虫歯までをもチェックします。

これって非常に大切なのですね。なぜなら、虫歯治療を未然に回避することに繋がるからです。

すみずみまで細かくチェック


④子どもの歯の管理は保護者が責任を持って!

仕上げ磨きはマストです!理想は毎晩ですが、もし難しければ最低2日に1回は仕上げ磨きをしてあげてください。



⑤「フッ素」を活用する

フッ素には、時期に応じて2つの作用があります。

1.歯が顎の中で形成されている段階の幼児の頃

2.歯が生えた以降

赤ちゃん〜10歳頃までは、顎の骨の中で歯が形成されています。その時期にフッ素添加水道水を飲むと、形成される歯にフッ素イオンが取り込まれ、虫歯に強い歯が生えてきます。シンガポールでは水道水に微量のフッ素が入っていますね。

しかし、容量に注意してください。摂取し過ぎると、歯の透明感が乏しくなったり見た目がよくなくなります。特に体重の軽い幼児期の頃の取り過ぎには注意が必要です。

歯が生えた以降は、フッ素塗布や歯磨き粉中のフッ素が歯のエナメル表面から微量に吸収するのみにとどまりますが、持続的に使用すると長い年月を経て効果は明らかになります。

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⑥リカルデントで、初期虫歯を再石灰化

リカルデントRicardent(CPPーACP)は、カルシウムイオンを豊富に含む牛乳由来の物質です。

初期の虫歯にリカルデントを塗ると、カルシウムイオンが再度浸透してくれるので、虫歯の進行をストップし、虫歯予防に繋がります。

自宅で使えるリカルデントペーストは、夜間就寝時の使用がおすすめ。


⑦虫歯にさせない食物と食事方法

1、糖分を多く含有する食べ物(特にお菓子)は食べない。
食べる場合は、頻度やそのタイミングを明確に決める。食べた後は特にプラークが一気に増殖するので、その分徹底して歯を磨く

2、ダラダラと食べない。つまみ食いしない。
だらだらと口につまんでいると、細菌に常時餌を与え続けているようなものです。食べる時間と食べない時間の区別をしっかりつけることが大切です。

3、咀嚼回数を促すような食物(しっかり噛まないと飲み込めないもの)を好んで食べる。
よく噛んで咀嚼を頻回にすると、プラークの自浄に繋がります。また、豊富に唾液が分泌され自浄作用の向上に繋がります。

 

⑧食間の飲み物は、無糖オンリー

案外、落とし穴となりやすいのが、食事中以外の飲料です。砂糖入りの飲料を食間に飲んではダメです。糖分の入っていない飲料もしくは水にするだけで、予防効果がアップします。運動中の水分補給にも糖分が入っていないものを選びましょう。

⑨歯医者と二人三脚で取り組む

やっぱり、歯の専門医である歯医者に頼ることが必要です。

虫歯のなりやすさは、個人個人によって異なります。

だから、虫歯予防を効果的に達成実現するには、歯医者に、あなたの歯の状態に応じたカスタマイズされた予防プログラムを提案してもらいましょう!

【子供の虫歯予防キーポイント】

子供が特に虫歯になりやすい好発部位は以下の3か所です。この3か所にフォーカスする事が大切ですね。

1.臼歯の小窩裂孔 →  歯医者でシーラントで塞いでもらう

2.上側切歯の盲孔 → 歯医者でシーラントで塞いでもらう

3.歯と歯の間 →  フロス必須&歯医者で定期的にレントゲン撮影しチェックしてもらう

バイトウィング(咬翼法)レントゲン写真は1年に一度は撮影が望ましい。

歯と歯の間の虫歯は、見ただけでは分からず、レントゲンでしか発見できません。


その②:歯並び・噛み合わせを「正しく整える」

歯並びや噛み合わせは、見た目のためだけではありません!虫歯・歯周病のリスクや長期的な口腔内の健康な環境維持に関与します!!

歯並びを整えるメリットは、自浄性を向上し、歯磨きの清掃性がよくなることです。つまり、適切なプラーク除去を目指せます。

また噛み合わせには、理想的な咬合状態というものがありまして、それに整えておくと、バランスといった面で、お口の健康の恒常性が自然と長く保てるようになります。

噛み合わせが悪いと、姿勢を悪くしたり、頭痛を引き起こしたり、顎関節症になったり…、年齢が上がるにつれて色々な不定愁訴の原因となりかねません。

12歳あたりまでには少なくとも一度専門家の診断を受けておきましょう。

その③:強い噛む力(咬合力)をコントロールする

咀嚼(咬むという運動)は、顎と顔周りの筋肉によって行われます。

普通は、咀嚼の為に筋肉が力むのですが、昨今はストレス社会により筋肉が異常に力み過ぎてしまっていることが多いです。筋肉が力みすぎると、色々な悪影響が生じます。

1、歯への悪影響
▪摩耗(すり減り)
▪根本が楔状にえぐれる
▪歯に亀裂(ヒビ)がはいる(歯が折れる)

2、歯の周囲組織への悪影響
▪歯茎が痩せる
▪歯槽骨(歯を支える骨)が溶ける
▪歯槽のうろうリスクが上がる

3、筋肉群、腱、靭帯などへの悪影響
▪顎関節症
▪原因不明の痛み、不定愁訴
▪筋肉痛
▪頭痛・肩こり

対症療法としては、夜間就寝中のマウスピースを装着します。筋肉が根本的に力みすぎないようにするには、ボトックスを打つこともあります。

シンガポール在住の方へメッセージ

歯にとって大切なことは、「虫歯になって歯医者に治療されないこと!!」歯医者自身の私が言うのもとても滑稽ですが、事実なので仕方ありません(笑)。

だから、ご自身で自らの歯を守っていく習慣『虫歯を予防する!!』ことがとても大切なのです。

ただその為には歯医者に通っておくことも有用です。虫歯だから歯医者へ行く!ではなく、虫歯予防の為に通いましょう。

Aesthete Smilestudio(エステート スマイルスタジオ)
🏡住所:Singapore Land Tower #03-01A 50 Raffles Place S048623
📞電話番号:6438 3811
💬WhatsApp:8128 8128(日本語)
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Aesthete Smilestudio&杉崎由美子歯科医師について

日本人歯科医師杉崎由美子が在籍するRaffles Placeにある歯科医院Aesthete Smilestudioは、名前に『Aesthete=美的センスを持つ人』とある通り、審美歯科治療も提供する歯科医院。2005年に当地に開院し、2023年には現在のSingapore Land Towerに新規移転しました。

【歯科医師 杉崎由美子】
国立岡山大学卒業、東京科学大学(旧東京医科歯科大学)歯周病科研修、都内のクリニックでの勤務を経て、約18年前に来星。

虫歯など一般歯科治療はもちろん、審美、インプラント、矯正治療、予防歯科、歯科治療を提供しています。

 

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

 

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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