シンガポール男女の賃金格差が過去5年間で14.3%に縮小:MOMデータ
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人材開発省(MOM)の最新データにて、2023年は当地女性就業者の収入中央値が男性の値を14.3%下回ったものの、男女の賃金格差は2018年の16.3%から縮小したことが示された。
MOMは25~54歳のシンガポール人/永住者かつフルタイム従業員の収入を分析。調査したさまざまな要因のうち、2023年も男女賃金格差の主因は依然として、男女間の職業の違いだった。男性のほうが賃金の高い役職につくことが多いことも影響している。
しかしながら、MOMが3月に公式サイト上で公開した分析画像内の説明によると、2018~23年に渡り、女性の職歴・経歴が男性以上に向上したため、男女の賃金格差が縮まったことが分かる。23年は合計で75%の女性が専門職・管理職・経営・技術職(PMET)を務めており、2018年比で8.8ポイント増加したのに対し、男性はPMETの割合が同6.3ポイント増の79.4%だった。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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