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事前の隔離なしでビジネス短期滞在が可能に シンガポールに専用施設、世界初か

新型コロナウイルスの感染拡大で入国制限もとられる中、2021年1月中旬、ビジネス目的でシンガポールを訪れる人の専用施設がオープンし、ビジネスの滞在者はこの施設で事前の隔離期間なしで仕事をしたり、ミーティングをしたりすることができるようになります。

利用者は「セグレゲイテッド・トラベルレーン(segregated travel lane)」と呼ばれる隔離レーンを通過し、空港から直接専用施設に移動します。この施設にはセルフサービス形式の飲食サービスやジムなどの設備の他、天井から足元までをカバーするガラスパネルが設置された会議室があり、シンガポール国内のビジネスマンと海外からのビジネス滞在者が安全な距離を保ってミーティングをすることができます。このような取り組みは、世界で初めてとみられます。

「専用施設はシンガポール人と世界中の人がビジネスミーティングを行うことを可能にするものです」と、貿易産業省の幹部は自信を示します。

利用者は自国出発前とシンガポール到着時の検査に加え、施設滞在中にも定期的に新型コロナ検査を受けます。また、グループの人数は最大5人までで、事前申告が必要です。

すでに実施されている「相互グリーンレーン」では日本を含む限られた国からの旅行者のみを対象としていましたが、今回運用が始まるセグレゲイテッド・トラベルレーンは世界の全ての国が対象となります。

コロナ以前のチャンギ空港利用者の15%はビジネス関係であり、そのうち約9割はシンガポール滞在期間が5日以下だったという調査があります。入国時に必要とされてきた隔離期間はビジネストラベルに深刻な影響を与えています。2021年は、例年スイス・ダボスで開催されている「世界経済フォーラム」のシンガポール開催も控えています。今回の新しい試みがビジネスでの滞在者をシンガポールに呼び戻すきっかけになることが期待されています。


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