シンガポールのジュロン・バード・パークが開園50周年 期間限定で入園料を2.50Sドルに値下げ

たくさんのフラミンゴ

鳥類を展示するシンガポールのテーマパーク、ジュロン・バード・パークの運営元、ワイルドライフ・リザーブス・シンガポール(WRS)は2020年12月28日、ジュロン・バード・パークの開園50周年を記念して、2021年1月3日~31日の間、シンガポール居住者(エンプロイメント・パス、ディペンデント・パス保有者などを含む)の同園入園料を1971年の開園当時の2.50Sドルに値下げすると発表しました。

同園の通常の入園料は現在、大人32Sドル、子ども(3~12歳)21Sドル、シニア(60歳以上)15Sドル。今回の割引料金の適用条件は、WRSのウェブサイトで予め予約すること。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、混雑緩和と安全な距離確保のため、ということです。

このほか同園では、開園50周年記念行事の一環として、開園当初から園内で飼育されている大型オウムの一種、キバタンの“ビッグ・ジョン”が登場するスペシャル版“ハイ・フライヤーズ・ショー(High Flyers Show)”を1月に開催

野生のキバタンの平均寿命20~40歳に対し、すでに50歳を超える高齢のビッグ・ジョンは、ショーに出演する他の鳥たちのように観客の頭上を旋回する演技は披露しませんが、ショーの司会者が、ビッグ・ジョンにまつわるエピソードなどを紹介する予定です。

WRSはさらに、ジュロン・バード・パーク開園50周年に際し、1口50Sドルで園内のフラミンゴの里親を募り、集まった資金を運営する各動物テーマパークの動物の飼育費や研究・教育費、シンガポール国内・域内の絶滅危惧種の保護活動支援に充てるほか、ジュロン・バード・パークの歩みを振り返る写真展も開かれるとのことです。

ジュロン・バード・パークにまだ行ったことがない方も、すでにいらした方も、ぜひこの機会に、同園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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SingaLife編集部

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