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【過去10年で最悪水準】シンガポールの失業率が上昇。1〜4月期。

新型コロナウイルスがシンガポール経済に深刻な影響を与えていることが、データで裏付けられました。
シンガポールでは2020年第一四半期(1月〜3月)までの3カ月間で、メイドをのぞいて約2万5,600人が職を失い、これは過去最悪の水準となっています。

失業率は2.4%で過去10年で最悪

また、第一四半期のシンガポールの失業率は2.4%となりました。前四半期(2019年10月〜12月)と比べて0.1ポイント上昇し、この数字は過去10年で最悪な水準です。
SARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した2003年9月に記録した失業率=4.8%と比べれば低く見えますが、シンガポール経済が厳しい状況であることに違いありません。

シンガポール国民の失業率3.5%

シンガポール政府は、失業率についてシンガポール人かそれ以外の内訳の数字も発表しています。その数字は、シンガポール国民の失業率は3.3%から3.5%で、国民以外のシンガポール居住者では、3.3%となりました。

労働大臣「第二四半期を正確に見通せない」

シンガポール労働省(MOM)のジョセフテオ大臣は「第二四半期の経済状況を正確に見通すことは難しい」と述べています。
その上で、シンガポール政府として失業者のために最善を尽くすと表明しています。

経済成長率もマイナスの見通し

シンガポール貿易産業省(MTI)は、新型コロナウイルスの影響によって、2020年の国内総生産(GDP)成長率が、マイナスになるとの見通しを示しています。
その数字は、マイナス7.0からマイナス4.0%程度。厳しい状況が数字によって裏付けられています。

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