創業27年の歴史とこだわりの肉に舌鼓。シンガポールの老舗洋食レストラン「The Tavern」

27年前からの変わらぬ味

シンガポールで名店が多いリバーバレー。そこにある老舗洋食レストランと聞くと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、The Tavern (ザ・タバーン)はリピーター率90%以上という「また来たくなる洋食レストラン」。

シンガポール人のオーナー・ポーさんが1994年に立ち上げ、27年の間、脈々とシンガポールの地元民や日本人の胃袋を満たしてきた洋食レストランです。シンガポールで守られ続けてきた温かいサービスと確かな味は一度訪れると忘れられないものとなります。大切な人と女子会、またはご家族でのお食事は是非The Tavernの洋食で。

絶品フォアグラをシンガポールで

タバーンの自信作は、フランスからシンガポールに直輸入しているフォアグラ。1キロにもの大きなフォアグラを50gにカットしてソテーし、ラズベリーソースを添えたフォアグラはシェフの自信作です。

付け合わせはフォアグラに合うものを試行錯誤し考案した自家製ブリオッシュブレッドと梨のコンポート。オーナーに言われるままに全部一緒に口に入れることでフォアグラの旨味がさらに引き立ち、ワインも進みます。メインが来るまでのアペタイザーとしてワインと共に楽しめます。

アラカルトで注文がおすすめ

タバーンでは、コースではなくアラカルトで注文するのはおすすめ。数が豊富なメインディッシュを、それぞれオーダーして、みんなでシェアするのが正解です。

まず、紹介したいのがタバーンの看板メニューである鹿児島和牛リブアイのステーキ。オーナー自ら厳選した霜降り和牛は柔らかさと脂の乗り具合が最高です。付け合わせのグラタンもバターとジャガイモの味わいが後を引きます。ぜひご賞味いただきたいです。

ラムもまた外すことができない一品。背中の柔らかい部分をキャラメライズした玉ねぎとポルチーニ茸と共に58℃で1時間煮込み、人参とオレンジソースを添えたもの。しっとりとした柔らかいラムは臭みもなく、さっぱりと頂けます。

洋食の定番、ポークチョップはスペイン産のイベリコ豚を使い、カリッと仕上げて、ジューシーな豚の旨味を閉じ込めています。

これらのお肉に合わせるなら、やはり赤ワイン。老舗の洋食レストランらしく、高級ワインから手頃なテーブルワインまでがメニューに並びます。 お祝いの席ならば、オーナーのポーさんに相談すれば、きっとぴったりの一本をセレクトしてくれるはず。

居心地のいい店内

スイスのアルプス山脈にある山小屋レストランをイメージし、木製の家具や壁そして傘付きの照明、ワイン樽や瓶が置いてある店内は、一見無造作に見えてオーナーによって計算し尽くされたもの。

タバーンに入り、すぐに目に入るのが大きな金属製の5匹の豚。このレストランを作る時にお世話になった方々の干支が豚(日本だと猪)だったことから豚を飾ることにしたそうです。そんな歴史を大切にしているオーナーの思いが伝わってくることからこそ、料理とワインを楽しみながらつい長居してしまいます。リバーバレーロード沿いに並ぶテラス席が数席、室内に30席ほどがあり、奥には8名収容可能な個室があります。

美味しいお肉とワインのペアリングを楽しみたくなったら、ポーさんがこだわりを持ってシンガポールで26年間守り抜いてきた老舗洋食レストランThe Tavernへ。ご家族での週末のランチやディナーにもオススメです。


<お店情報>
The Tavern Restaurant
住所:227 River Valley Rd, S238287
電話:6737 6995
営業時間:11:30-14:30/18:00-22:30
定休日:月、祝日
WEB:http://tavern.com.sg/

この記事を書いた人

SingaLife編集部

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